【2023】ヘッドスピード別ゴルフボールのおすすめ10選｜遅くても飛ぶボールも

ゴルフを始めたものの、なかなかスコアが伸びにくいと悩んでいる方も少なくありません。スコアが伸びない原因はいくつか考えられます。その中でも初心者にも大切なヘッドスピードです。

ヘッドスピードと飛距離には大きな関係があり、自分のヘッドスピードに合わないものを選んでしまうとスコアも伸ばしにくくなるのです。ヘッドスピードは女性であれば30程度の方もいますし、50以上の方もいます。

そこで今回は、ヘッドスピード36・ヘッドスピード50などそれぞれのレベルに合わせた選び方を紹介します。「ヘッドスピードが遅くても飛ぶボール」と人気のメーカーやブランドも紹介します。女性でもヘッドスピード40・45以上出したい方や一番飛ぶゴルフボールに買い替えたい方も必見です。

そもそもヘッドスピードとは、スイングする際にクラブヘッドがゴルフボールに当たる瞬間のスイングスピードを指します。このヘッドスピードが速ければ速いほど飛距離が伸びやすくなり、逆にヘッドスピードが遅いと飛距離が伸びにくくなります。

ですが、ヘッドスピードが遅いからといってなすすべがないわけではなく、ヘッドスピードが遅くても飛距離を伸ばせるような設計になっているゴルフボールも多くあります。ヘッドスピードが遅い方は、相性のいいゴルフボールを選ぶとより飛距離を出しやすくなるので覚えておきましょう。

女性ゴルファーをはじめ、ヘッドスピード30〜32m/s程度であれば、飛距離の平均値として約150ヤード以上が目安になります。あくまでも平均値であり目安ですので、飛距離が伸びにくい方は飛ぶゴルフボールを選ぶとより飛距離が伸びやすくなります。

ヘッドスピードが33〜37m/s程度の方は、約160〜190ヤードの飛距離が出やすくなります。シニア世代の方が出しやすいヘッドスピードと飛距離で、相性のいいボールを使えば人によっては昔ほどの飛距離は出ないものの、気持ちよく振り抜け飛びやすくなります。

ヘッドスピード40前後の38〜42m/s程度の方は、飛距離にして約200〜230ヤードの数値が期待できます。このヘッドスピードがだいたいアベレージで、これ以上のヘッドスピードが出る方はヘッドスピードが速い方です。

ヘッドスピードが遅い方はまずこのアベレージを目指すのがポイントです。それに加えて飛ぶボールを組み合わせると、より飛距離が伸びやすくなります。

ヘッドスピード43〜47m/sの場合には、飛距離が約240〜270ヤード飛ぶようになります。ヘッドスピードとしては速く上級者がこのレベルになります。ヘッドスピードが45以上ある方は飛距離が出やすいので、それに加えて自分のクセなどを見極めより飛ばせるように工夫してみてください。

ヘッドスピードが48m/s以上の場合には、プロレベルの約280ヤード以上の飛距離が期待できます。ヘッドスピード50以上の方もここに属します。飛距離がしっかりと出るため、ゴルフボールやクラブで自分のクセなどを補いながらよりスコアアップを目指してみてください。

ヘッドスピードが32～37m/sと遅めの方には、ディスタンス系のゴルフボールがおすすめです。ディスタンス系のゴルフボールは飛距離を出しやすいように設計されており、飛距離で悩んでいる方にもぴったりのタイプです。さまざまなブランドやメーカーから発売されているので、より自分にあったものを選びましょう。

ヘッドスピードが38～42m/sの中級者レベルの方には、コントロール性に長けたスピン系と飛距離が出やすいディスタンス系の両方を兼ね備えたいわゆる第3系のゴルフボールがおすすめです。適材適所で飛距離をとるかコントロールをとるか選択できるので、より自分の理想に近いゴルフが楽しめます。

ヘッドスピードが43m/s以上の上級者の方には、コントロール性重視のスピン系ゴルフボールがおすすめです。スピン系はその名の通り打った際にスピンがかかりやすく、よりコントロールしやすいのが特徴です。とくにアプローチなどピタッと止めるショットを打ちたい方にぴったりです。

ゴルフボールは一見どれも同じ硬さに見えますが、実は異なります。それぞれ解説しますので、ゴルフボールを選ぶ際のポイントの1つとして参考にしてみてください。

そもそもボールの硬さとは負荷のかかったゴルフボールがどれほど変形するかを指したもので、コンプレッションと表記されている場合もあります。このコンプレッションが高いほどボールが硬く、ヘッドスピードが速い方は硬めのボールのほうが相性がいいです。

逆にボールがやわらかいと初速が遅くなってしまうため、ヘッドスピードが速い方にとっては飛距離が出にくくなってしまいます。

ヘッドスピードが遅い方は、やわらかめのゴルフボールがおすすめです。初速は遅くなるもののヘッドスピードもそこまで出ていないため、飛距離のロスはヘッドスピードが速い方よりも必然的に少なくなります。ゴルフ初心者がゴルフの感覚を掴むにもぴったりです。

スリクソンのゴルフボールといえば、松山英樹プロが愛用しているボールとしてもおなじみですが、そうしたプロが扱いやすいものだけでなく初心者やレディース用のゴルフボールを取り扱っているのも特徴です。とくにレディース用のものはカラーバリエーションもあり、ロストしにくいのも嬉しいポイントです。

シニアの方が扱いやすいゴルフボールを探している場合には、ブリヂストンがおすすめです。ブリヂストンのゴルフボールの中でもPHYZはボールがつかまりやすく飛距離も伸びやすいので、飛距離やスコアが落ちてきたと感じる方におすすめの商品です。またカラーバリエーションも豊富です。

またレディース用のLADYや上級者・プロが使用しても満足できるシリーズがあるのも魅力です。

アベレージの方が扱いやすいゴルフボールとしては、ゼクシオやキャロウェイが挙げられます。ゼクシオはスリクソンとならぶダンロップが誇るブランドの1つで、幅広いゴルファーに向けて設計されたモデルなどがあります。飛距離が出しやすいだけでなくスピンなどさまざまな機能性が盛り込まれているのが特徴です。

キャロウェイも高機能なのはもちろん、ゴルフボールの種類によってカラーやデザインもさまざまあるのも魅力です。

ゴルファーの中でも上級者の方やプロ仕様のものが欲しい方には、タイトリストやテーラーメイドのゴルフボールがおすすめです。タイトリストであればプロV1シリーズがおすすめで、かたよりのない高機能性と自分の理想に合わせた弾道で選べます。

テーラーメイドのゴルフボールはTP5シリーズが挙げられ、5層構造になっており、ディンプルの形状もより飛距離が出せるように設計されているのが特徴です。

なかなかヘッドスピードが上がらずに悩んでいる方には、キャスコのゴルフボールがおすすめです。キャスコの中でもKIRA STAR Vはヘッドスピードが25～45m/sとヘッドスピードが遅くても飛ぶボールとして知られており、高弾道のボールが打てるのが特徴です。

ヘッドスピード38で一番飛ぶボールは、ヘッドスピードが速くなくても十分に潰れる柔らかいコアを選びましょう。弾性のあるカバーで包んだタイプであれば、しっかりボールを飛ばせます。購入時にチェックしてみてください。

ヘッドスピードの上げる方法はあるものの、ゴルファーによってはその練習方法ではあまり結果が出ない場合もあります。そこで頼りになるのが個人に合わせたドリルです。ドリルは一般的な方法ではなく、そのゴルファーにあった練習方法で上達させていくのが特徴です。

インターネット上でも動画や2022年度版の記事などさまざまなドリルがありますので、ヘッドスピードをどの程度上げたいのかなど自分の目的に応じてそれを参考にしながら試してみてください。

ヘッドスピードを上げるには、スイング時に腕だけの回転ではなく体全体の回転を使うのがポイントです。その際にテークバックでも体をしっかりと使うのがコツで、腕の力ではなく体全体の力を使って前にゴルフボールを押し出すようにします。

そうするとインパクト時にも大きな力を発揮し、飛距離などにもつながりやすくなります。

ヘッドスピードを含め、何をするにも基礎練習は欠かしてはいけません。ヘッドスピードを上げるための基礎練習としては、素振りが挙げられます。ただ素振りをするだけでなく、重いクラブと軽いクラブをそれぞれ用意し、重いクラブはしっかり振り抜くように素振りをし、軽いクラブは手の位置を把握しながら振ります。

その2つを地道に練習していくと、ヘッドスピードが上がりやすくなり正しい基本姿勢もより身につきやすくなります。そうして体に覚えさせていくと、のちのちゴルフをする際にプラスに働きやすいです。

冬の時期は、ボールを上手く飛ばすのが困難です。他のシーズンよりも気温が低くて大気の密度が高いため、空気抵抗によりボールの飛距離がどうしても落ちてしまいます。そのため、冬のゴルフは思うように調子が出ない方も多いです。

冬のゴルフで気をつける点としては、コアが柔らかいボールを選びましょう。コアが硬いとボールを打っても反発力が落ちてしまいます。また、周囲の環境によっては打ったボールを見失ってしまう点も気をつけましょう。シーズンに合わせてボールのカラーを変えるのも大事です。

ヘッドスピードを計測するには、試打ができるゴルフ専門ショップや練習場などでも計測ができます。市販のものを購入して計測もできますが、ゴルフ初心者などいまいち計測の仕方がわからない方は、店舗や練習場で計測するのがおすすめです。

ヘッドスピード別で扱いやすいゴルフボールは異なります。自分のヘッドスピードに合わせたゴルフボールを適切に選び、それをスコアやスキルにつなげるのがポイントです。そこに基礎練習なども組み合わせ、さらにスコアを伸ばしてみてください。

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