両面テープのおすすめ13選｜浴室でも使える防水タイプや超強力タイプも紹介！

壁紙やポスターを貼ったり、お風呂にフックを取り付けたり、アルバムを作成したりする時には、接着力の強力な両面テープが最適です。しかし、両面テープといっても、さまざまな種類や特徴があり、素材ごとに得意・不得意があります。

せっかく両面テープを購入しても、特性が合ったものでないとうまく接着できず、満足のいく仕上がりを得られません。貼りたいものの特性を理解し、適した耐荷重のものを選ぶのが肝要です。使用用途をはっきりさせた上で、最適な商品を選びましょう。

そこで今回は、両面テープの選び方やおすすめ商品を口コミとあわせてご紹介します。また、100均で買える商品や、屋外・浴室用の防水タイプなど貼る場所別に適した両面テープについてもまとめています。ぜひ参考にしてください。

両面テープは主に基材・粘着剤・剥離ライナーの3つで構成されています。基材は支持体とも呼ばれ、用途に合わせて、紙や布・プラスチック・金属・発泡体などの多くの種類があります。

この基材を挟んでいるのが粘着剤です。 粘着剤には、アクリル系・ゴム系・シリコーン系・ウレタン系などがあります。

剥離ライナーは、粘着剤を保護し、貼る時に剥がしやすいように加工されたものです。主に、紙やフィルム素材などが使用されています。

両面テープを選ぶには、以下の大きく5つの視点が必要です。まずは、貼りたいものの特性を把握し、貼る場所に適したものを選ぶことが重要です。テープの素材や耐久性もチェックするのも必要です。

両面テープには、3つのタイプがあります。家庭で文具用品として重宝され軽いものや壁紙に使用される「一般用」と、多少重いものでも貼り付けられる「多用途」と、特殊な用途に特化した「専用タイプ」があります。

文具店やコンビニなどで売られている「一般用」の両面テープは、値段も手ごろで、家庭用に広く普及しています。これら商品は、紙や発泡スチロールなどの軽いものや凹凸の少ない素材を接着する時に適しています。負荷が掛かると剥がれやすいので、重いものや振動する場所などで接着する時には向いていません。

• POINT｜工作や家庭用などちょっとした用途に

「多用途」の両面テープは一般用に比べて厚みがあり、強力な粘着力を持つ商品となっています。ある程度の負荷に耐えられるので、重さのあるものでも貼り付けられます。

「一般用」では剥がれやすかった凹凸のある面や振動する場所にも「強力タイプ」と表示されたものは接着することができ、段ボールのような厚紙の接着や重さのある看板なども接着可能です。しっかりと接着したい時には、「多用途」がおすすめです。

• POINT｜格安品は剥がれやすいかも…信頼できる製造元商品を選ぼう

「専用タイプ」の両面テープは、特殊な用途に特化した商品です。精密機械など細部に使用できる極薄タイプ・湿気や水気の多い場所で使用できる防水タイプ・火の近くなど高温な場所で使用できる耐熱タイプなど、用途に合わせてさまざまな専用の商品があります。屋内用と屋外用があるので、耐久性もチェックし適した商品を選ぶ必要があります。

両面テープには、薄手タイプと厚手タイプの2種類があります。薄手タイプは文具などで使用される商品に多く、厚手タイプは間にスポンジなどが挟み込まれています。まずは、貼る場所に適した厚さの両面テープを選ぶようにしましょう。他にも、防水・透明・耐熱といった種類もあります。

「薄手タイプ」は、室内の壁紙・ポスター・発泡スチロールなどを張り付ける場合に使われます。ガラスなどの凹凸のない場所に張り付ける時もおすすめです。平面の壁に軽いものを張り付ける時に適しています。「薄手タイプ」は、テープ自体に厚みがないため、接着箇所が浮き出ないので、張り付けた時に目立ちにくくなっています。

「厚手タイプ」は、接着部分の間にスポンジなどを挟み込んでいるため、凹凸のある壁への貼り付けに適しています。間のスポンジのおかげでクッション性に優れ、押し込むことで凹凸面にしっかり張り付けることができます。

振動する場所でも、弾力のある厚手の両面テープならしっかり貼り付けます。テープの素材自体が柔らかいアクリル製や弾力のあるゴム製でできていることも特徴です。

「防水タイプ」の両面テープは、水分が付着しても簡単に剥がれないよう作られているため、屋外や浴室で使用する場合に最適です。他にも、キッチンなどの水回りにも適しています。

中でも外壁面用は、コンクリート・ブロック・ベニヤなどのさまざまな素材に接着でき、濡れても剥がれにくいように作られた丈夫な商品になっています。水に触れる可能性がある場所で、しっかり固定したい場合に最適です。

「耐熱タイプ」の両面テープは、屋外や車内などの暑い場所で使用されます。耐熱タイプの商品でも、金属用・ゴム用・プラスチック用など、対応する温度が異なるので、使用の際には目的に応じた確認が必要となります。

両面テープに使用されている素材は、紙・不織布・ゴム・アクリル・布などがあります。使用用途に応じて、適した素材を選択する必要があります。重いものを貼るのに対応していたり、後から剥がせるタイプも登場しており、用途の幅が広がります。

「紙・不織布」の両面テープは、薄手のため取扱いが簡単で、手やはさみで切って使用できます。安価なものが多く、気軽に使えますが、写真や紙の貼り付けなど一般的な用途としては十分な粘着力を持つ商品もあります。後から剥がせる粘着性の低い商品もあり、ポスターなど張り替えが必要な場合にも活用しやすくなっています。

「ゴム・アクリル」の両面テープは、雨や気温差にも耐えられる高耐久で水濡れにも優れています。弾力と厚みがあるため、屋外でも使用可能です。クッション性と厚みがあることから、ドアの補修・網戸の隙間埋め・車の外装品の貼り付け・玄関の表札の貼り付けなど、しっかり固定したい場所に使用されることが多いです。

「布」の両面テープは、テープ自体に厚みがあるタイプで、柔らかく凹凸のある壁でもしっかりと接着できます。手で切ることが難しいため、扱いにくくはなりますが、その分頑丈で千切れにくくなっています。軽いものだけではなく、木材や金属の接着も可能です。耐久性もあり、室内用の家具の補修や、おもちゃの修理にも使用できます。

両面テープには耐荷重が記載されている商品があります。重いものを接着する時には、この耐荷重を確認する必要があります。耐荷重5kgなら5kgまでの重さなら可能なので、器具を含めた重さを確認して設置するようにしましょう。この両面テープなら、傷を付けられない賃貸物件などでも、重いものを固定することができます。

しっかり貼れるだけでなく、後から剥がせる両面テープも登場しています。賃貸物件など、壁や物を汚したり傷付けたくない時に重宝します。フローリングの床などにカーペットやマットを固定する時にも、剥がせるタイプは使い勝手がいい商品です。

このタイプは、変色しにくいというメリットもあり、紙よりガラス面やプラスチック面の方が向いています。

• POINT｜強力すぎると痕が残るかも…レビューを要チェック！

100均のダイソーでも両面テープを取り扱っており、その種類やサイズは豊富です。紙製・しっかり貼れてはがせる・しっかり貼れてきれいにはがせる・手でまっすぐにきれる多用途強力・強力スポンジ・強力布用・超強力アクリルフォーム・木材工作用と、一般的なものから高機能なものまで揃っています。幅もそれぞれにつき2〜3サイズあります。

壁を傷付けないソフト粘着剤に、粘着ゴムがあります。壁紙やポスターを簡単に貼れたり、メモの仮止めや小物を固定して撮影などにも使えます。滑り止めや転倒防止にも利用でき、穴を塞ぐパテにも代用できます。

壁を傷付けることなく、繰り返し貼ってはがせる粘着剤で、幅広い用途に使用できます。しかし、使用できない面もあるので、製品の説明をよく確認してから使用してください。

両面テープを上手く活用するには、貼りたいものの特性と貼る場所に適した商品を選ぶ必要があります。その瞬間はきれいに貼れたとしても、すぐにはがれてしまうと余計に手間が掛かるので、使用用途に合った商品を選びましょう。