観葉植物ホヤのおすすめ10選｜種類は？育て方や増やし方を紹介！

テレワークが増えたので、家を快適にしたいと考えている方。一人暮らしの殺風景な部屋を癒される空間にしたい方。そんなときは、観葉植物を部屋に置いてみてください。生花のようにすぐに枯れず、長く楽しめます。

ペットを飼うよりはるかにお世話が楽で、購入のハードルが低いです。しかし、観葉植物といってもさまざまな種類があるので、選ぶには悩んでしまいます。

そこで、初めて観葉植物を飾るなら、育てやすいホヤがおすすめです。葉の特徴や花について詳しく書いてあるこの記事を読んだら、きっとすぐにホヤを買いに行きたくなるはずです。

ホヤは（キョウチクトウ科）に分類され、別名（サクララン）と呼ばれる観葉植物です。小さい花が集まって咲くところが魅力になります。

一度花芽がつくと、1年に何度も咲いて楽しませてくれます。葉の形も品種によってさまざまです。葉の色合いや模様も種類が豊富なので、きっと気に入るものが見つかるはずです。

蔓性なので始めの小さいうちは鉢で育てて、伸びてきたらカッコよくハンキングにできます。小ぶりのものからあるので、部屋が狭くて購入を躊躇している方にも向いています。

葉は小ぶりで、緑色にシルバーグレーの迷彩模様が映えるのがホヤ・カーティシーです。スペードのような葉の形がカッコよく、人気のある希少品種です。

濃いめのピンク色で、個性的なかわいい花が咲きます。葉が密集して成長するので、蔓がのびてくるとボリュームが出てエレガントな雰囲気になります。

ホヤ・チェルシーは、丸いぷっくりとした模様のない肉厚の葉が特徴になります。きれいな緑色は見るたびに心を癒してくれるでしょう。

成長が遅めなのでしばらくは鉢植えで楽しみ、のびてきたらハンキングにするとまた違ったイメージでインテリアに変化を加えられます。

細い針のような葉が印象的なレツーサは、シャープな雰囲気が好みの方におすすめです。真ん中が濃いピンクの白い小さな花を咲かせます。

葉の成長の仕方は、一本茎が長くのびて、そこに丸く細い葉が飛びだしていき、まるで線香花火のようです。ハンキングすると独特なおしゃれさを演出できます。

ホヤ・カルノーサは園芸店などで、一番よく目にするホヤの種類です。厚みがあり細長い黄緑色の葉が美しく、環境に強く育てやすい品種です。

薄いピンク色の、手まりのような丸いかわらしい花が咲きます。市場によく出回っているので購入しやすくなっています。

ホヤのなかでは大きめのハート型の葉が特徴の品種は、ホヤ・ケリーです。女性に人気で、ハートの形を生かして葉の部分だけを鉢に挿して売られているのをよく見かけます。

葉が大きいので、蔓がのびてくると迫力のあるハンキングができます。中心が濃いピンク色で周りが白い小さな花が、丸く集まったように咲きます。

ホヤ・リップカラーは緑色の葉のふちに白い斑が入り、数枚がピンクに色づく不思議な品種です。インテリアのワンポイントになります。

見た目のかわいらしさから人気の種類で、鉢植えでもハンキングでも華やかさを楽しめます。花も薄い桜色のピンク系の花が咲き、とてもきれいです。

ホヤ・サンライズは、大きめの葉にはっきりとした葉脈が魅力的です。日に当たるとサンストレスにより、葉が紅葉したように赤く色づきます。

小さくて真ん中がオレンジ色、まわりが白っぽい黄色の丸い花が楽しめます。華やかで力強い葉脈がカッコよく、男性にも人気で希少品種です。

ホヤは、室内でも太陽の光でも、十分に育ちやすい品種です。屋外で育てる場合は葉焼けを防止するために、真夏の猛暑日には日陰に移動してください。

秋にかけて肌寒くなったら室内に入れ、真冬はエアコンやファンヒーターのついた温かい部屋で育ててください。

ホヤは季節や気温によって、水やりの量やタイミングを変えるのが、長く育てるポイントです。成長期の春と秋は、土の表面が乾いていたら水をあげるようにしてください。

夏は注意しながら、水を多めにあげる必要があります。ホヤは気温が低くなってくると成長がゆっくりになるので水やりの回数を減らし、土が完全に乾燥してからあげるくらいがちょうどいいです。

ホヤは水はけのいい土を好みます。肥料は春から夏に元気がないときや成長を促したいときに、2ヶ月に1回ほど少し与えるだけで十分です。

冬の成長が止まっているときに肥料をあげると、肥料やけをおこすので注意してください。春から夏の成長期には、追加で土をたっぷり入れておいてあげる必要があります。

ホヤは害虫が付きにくい植物ですが、注意しなければいけないのはカイガラムシです。栄養を吸うので成長に支障がでたり、排泄物が原因でスス病になったりします。

発生を抑えるために、風通しのいいところで育ててください。葉水を定期的にあげるのも効果的です。購入したらすぐに水でアブラムシなどの害虫を流しておくのもポイントです。

ホヤは根詰まりをおこさないよう、2年に1度くらいの間隔で、ひとまわり大きい鉢に植え替えをしてください。時期は、成長期の春から秋がおすすめです。

ホヤは挿し木で簡単に増やせます。ツルの先端から2～3cmのところを剪定し、赤玉土やバーミキュライトなどに挿しておくだけです。はやりの苔玉に挿すのもおしゃれになります。やはり、5月～9月の成長期が増やしやすいです。

この記事では、ホヤのおすすめ10選や育て方などをご紹介しました。鉢植えで育ててもハンキングにしても様になるホヤですが、観葉植物の中では比較的育てやすいので、インテリアを楽しみたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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