喉風邪におすすめの市販薬27選｜喉からくる風邪・喉の痛みに

病院を受診する時間がない方や症状の軽い方は、そのまま放置してしまう場合が多いですが、市販薬を服用して様子を見るのも1つの方法です。しかし市販薬にはたくさんの種類があるので、使い分けや選び方がポイントとなります。

「喉に効くなら何を選んでもいいのでは？」「とりあえず総合風邪薬を飲めば大丈夫」「風邪薬はどれも一緒」などと考える方もいますが、症状を素早く軽減したいのであれば配合成分や服用回数などにも注目するのが大切です。

そこで今回は、喉風邪の初期症状に効果的な市販薬をご紹介します。選び方や注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

何もしなくても喉が痛い場合や飲み物・食べ物を食べた時にイガイガするなどの場合は、内服薬が向いています。内服薬の場合、服用してから効果を発揮するまでに時間はかかりますが、内側から働きかけることで喉の炎症にアプローチして、痛みを軽減してくれます。

風邪をひいた時に処方されるトラネキサム酸や痛みを軽減するイブプロフェンなどが配合されている内服薬がおすすめです。

喉がすっきりしなかったり違和感を感じたりする場合は、風邪の初期症状の可能性もあるため、殺菌成分が配合されているうがい薬の使用をおすすめします。風邪の原因となるウイルスや細菌は、喉や鼻の粘膜から体内に侵入するため、うがいを徹底することが症状を悪化させないためのポイントです。

喉に直接プッシュして炎症を抑えるスプレータイプの市販薬もあるので、職場や出先でうがい薬が使えない場合は携帯しておくと便利です。

乾燥や声の出し過ぎによる痛みや違和感にはのど飴やトローチがおすすめです。のど飴やトローチを舐めることで唾液が分泌されるので、傷ついた喉の粘膜を潤すことで喉の痛みの軽減が期待できます。

アズレンスルホン酸ナトリウム・グリチルリチン酸二カリウムは、炎症を抑える働きがあるので、これらの成分が配合されているトローチを選びましょう。

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喉の痛みや腫れ・赤みやイガイガなど、ウイルスや細菌によって炎症を起こしている場合は、痛みを抑制する「アセトアミノフェン」や炎症をサポートする「トラネキサム酸」などが配合されている内服薬がおすすめです。

これらの成分は、医療機関でも喉の痛みに効く薬として処方されているので、喉の炎症を抑えて痛みや腫れなどの症状を軽減してくれることが期待できます。

喉風邪による熱が出ている場合は、解熱成分である「イブプロフェン」「ロキソプロフェン」が配合されているタイプを選びましょう。解熱作用だけでなく、鎮痛作用もあるのでおすすめです。

これらの薬は副作用として消火器症状があるため、服用する際は空腹時を避ける必要があります。また、妊娠中の方は服用する前に医師・薬剤師に相談してください。

咳が続いてつらいときや、抑えたい場合は咳を鎮める「コデインリン酸塩」や、「ジヒドロコデインリン酸塩」が配合されているタイプが向いています。 ただし、子どもや直後に運転する予定のある方は服用を避けてください。

また、コデインリン酸塩・ジヒドロコデインリン酸塩は気管支炎喘息発作中には禁忌であり、依存性のリスクもあるとされているので、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談したうえで購入してください。

風邪薬には、1日3回服用するタイプと2回服用するタイプのものがあります。この違いは薬の効果が持続する時間の長さです。仕事や外出予定があって1日3回の服用が難しい場合などは朝と夜の2回の服用で症状をサポートするタイプがおすすめです。

飲み忘れを防ぐこともできるため、1日2回のタイプは日中に忙しい方に向いています。

仕事がある日や運転を控えている場合は、眠くなる成分が含まれていないタイプのものを選びましょう。風邪薬に配合されていることが多い眠くなりやすくなる成分として、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」「クレマスチンフマル酸塩」「クロルフェニラミンマレイン酸塩」が挙げられます。成分表をよく確認してから購入しましょう。

ドラッグストアで販売されている市販薬には、使用可能年齢があるので、子供が服用する場合は必ず年齢と服用量・服用回数をしっかりと確認した上で購入・服用するようにしましょう。また、授乳中の場合や持病のある場合は飲めるかなど忘れずにチェックするのが大切です。

市販薬は誰でも購入できますが、すべての人が服用できるわけではないのでパッケージに記載されている注意書きをしっかり読んで選びましょう。

市販の風邪薬といっても、喉の痛み・鼻水・頭痛など対象の症状が異なります。自分の辛い症状にあったものを選ぶのは大切なポイントですが、複数の症状がある場合には「総合風邪薬」を使用する選択肢もあります。常備薬として自宅に置いておくと重宝するのでおすすめです。

総合風邪薬にはさまざまな成分が含まれているため、高齢者の方や妊娠中の方が服用したい場合には医師・薬剤師に相談するようにしてください。

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市販薬を飲んでも症状が改善しない場合は、選んだ薬が間違っている場合や他の病気が潜んでいる可能性が考えられます。仕事や育児などで病院を受診する時間がなかなか取れない方も多くいますが、悪化しないためにも市販薬を過信せず、速やかに病院を受診して適切な処置をしてもらいましょう。

この記事では、喉風邪におすすめの市販薬や選び方などをご紹介しました。症状に合わせた市販薬を選ぶことで早期改善が見込めます。ぜひ記事を参考にして、喉風邪の初期症状には市販薬を活用してみましょう。

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