風邪薬おすすめ20選｜市販薬でよく効くのはどれ？鼻水・咳・のどには？

「寝ているときに身体が冷えてしまって鼻水が出ている」「気圧の変化で咳が出る」など、病院を受診をするべきか悩む体調不良に見舞われると困りますよね。そのようなときは市販薬の風邪薬を正しく利用して、自宅でのんびり体調の経過を見るのも選択肢の一つです。

不要な病院受診で時間や体力を浪費せずに済むだけでなく、手軽に症状にあわせたお薬を内服できるのも嬉しいポイント。ただ持病の有無や体調不良の原因によっては、病院受診が必須なケースもあるので、その点は理解しておきましょう。

今回は市販の風邪薬の基本情報と、おすすめの風邪薬についてまとめました。総合的な風邪症状を和らげるものから、辛いのどの痛みやせき込みの緩和などに効果的なかぜ薬もご紹介しています。ぜひ今後の参考にしてみてください。

市販の風邪薬は「耐えられないほどの体調不良」ではなく、「いつもに比べ本調子ではない」ケースに内服するのが一般的です。「熱はないけれどわずかな鼻水が出る」や「軽い咳が出るけれどその他の不調はない」など、比較的軽い体調不良の際に重宝します。

「咳だけだけど、頻繁に勢いよく咳込む」や「鼻水だけだけど、症状が重くて呼吸がしにくい」など、一つの症状だとしても日常生活に影響が出る場合は病院受診をするようにしましょう。

市販薬の風邪薬と言っても、アプローチする効果はそれぞれ異なります。また、風邪薬を飲む場面や使用する人物の年齢にあわせて風邪薬を選ぶのも大切なポイントです。ではさっそく、風邪薬の選び方について詳しくみていきましょう。

常備薬を置いておけば急に体調が悪くなった時も手に取りやすいです。おすすめはバランスよく成分が配合された総合タイプの風邪薬。

風邪の症状といわれる発熱・咳・鼻水などの一般的な症状を緩和してくれる成分が配合されているので、引き始めや急な症状の対応に便利です。外箱に「総合かぜ薬」や「総合感冒薬」と記載のあるものを選びましょう。

鼻水やくしゃみ・咳・のどの痛み・発熱・頭痛など、どの不快感を軽減したいか考えて風邪薬を選ぶ方法があります。ただ抗生物質の内服薬は市販されていないため、抗生物質が必要な体調不良の場合は病院受診をするようにしましょう。

「いつもに比べて身体がだるい」や「症状はないけれど不快感がある」など、風邪の引き始めには漢方薬や栄養剤がおすすめ。不調を軽減するアプローチではなく、身体のコンディションを向上させ、体調の悪化を防ぐのが目的です。

誰でも服薬できるアイテムが多いですが、使用方法はしっかりと確認するようにしましょう。

熱や痛みが辛いときは、解熱・鎮痛剤がおすすめです。風邪症状の発熱に限らず、頭痛や歯痛・生理痛など、さまざまな痛みに効果を発揮します。

解熱成分は、アセトアミノフェン・イブプロフェンなどなので、この成分がどれくらい配合されているのか事前の確認が必要です。また水なしで飲めるタイプや胃にやさしいタイプなどメーカーによって特徴もさまざまなので、自分にあったアイテムを選ぶようにしましょう。

感染症によるものか、アレルギーによるものかによって選択肢がかわるケースもありますが、クロルフェニラミンやジフェンヒドラミンなどの成分が入っているものか確認をするようにしましょう。

ただこの成分は、眠くなってしまうケースがあります。集中力が必要な場面や運転をする際は、服薬を控えるようにしましょう。また前立腺肥大や緑内障など、持病がある方は主治医にふさわしい処方をしてもらうようにしてください。

咳がつらいときには、コデインリン酸塩やジヒドロコデインリン酸塩などの成分が入ったお薬がおすすめです。ただ眠くなってしまうケースがあるため、服薬のタイミングを考えてお薬を飲むようにしましょう。

また咳と言っても、咳の種類はさまざまです。「ゼェゼェが伴う呼吸音」が聞こえる場合や「ケーンケーン・コンコンなどの喘息の咳」が見られる場合は、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

のどの痛みが辛い場合は、アセトアミノフェン・トラネキサム酸の成分が配合されたお薬を選ぶようにしましょう。アセトアミノフェンやトラネキサム酸は炎症を抑え症状を和らげる効果がありますが、今すぐに痛みを取りたい場合は、粘膜を潤わせる牛乳やはちみつもおすすめです。

また場合によっては鎮痛剤の併用も可能な場合がありますが、個人での判断はとても危険です。併用を考えている方は、お店の薬剤師さんに相談してから服薬するようにしましょう。

すべての成分をバランスよく配合している風邪薬と言えば、総合市販薬です。どの症状にもまんべんなく効果を発揮するため、常備薬としてはもっとも重宝されているアイテムといえます。

ひとつの症状だけが際立って不快な場合を除けば、総合市販薬をおすすめします。総合感冒薬や総合かぜ薬など、メーカーによって表記の仕方が異なる場合もあるため、自己判断が難しい方はお店の薬剤師さんに相談してから購入するようにしましょう。

お昼にお薬を飲む時間が作れない方には、1日2回の服用で効果を発揮する商品がおすすめです。他にもさまざまな服薬回数のお薬が販売されているので、自分のライフスタイルにあった商品を選ぶようにしましょう。

服薬回数が少ない場合飲み忘れる回数も減るため、飲み忘れをしてしまう方にもおすすめです。

症状が軽減するのはいいですが、眠くなっては困ると考える方も多いのでは。学業や仕事・運転・子育てなど、眠くなってはいけない場面でがんばる方には、眠くなりにくい配合のお薬がおすすめです。

また朝は眠くなりにくいお薬を飲んで、夜はしっかり眠るためにも眠くなるタイプのお薬を飲む方も増えています。しかしその場合はそのような飲み方をしても問題がない成分の商品か、事前にお店の薬剤師さんに相談をするようにしましょう。

お薬を服用する人の年齢にあったお薬を選ぶのもポイントです。お子様に大人用のお薬を飲ませる場合、3分の1量を飲ませる指示などがあります。そうなると、服薬のつど計量して飲ませる必要があるため、手間になるのは必須です。

その点子ども用の市販薬の場合、飲ませ方がとてもお手軽です。またお子様も飲みやすい味わいになっている商品が多いため、ストレスなく服用できると好評を博しています。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

用法や容量・使用する場面を正しく守れば、とても手に取りやすい市販薬の風邪薬。しかしお薬である以上、注意点やルールはしっかりと守るようにしましょう。とくに大切な注意点は下記の2つです。使用する際はしっかりと頭に入れておくようにしましょう。

処方薬によりもマイルドな作用であるケースが多い市販薬。しかし薬である以上、いい効果も悪い効果も出現する可能性がある点を忘れないようにしましょう。とくに用法や容量・使用する条件が間違っている場合は、重大な副作用はもちろん、日常生活に支障をきたす恐れもあるため注意が必要です。

使用方法が記載されている用紙やパッケージはしっかりと目を通すようにしましょう。また持病がある方は、事前に主治医や担当医に相談をしてください。

しっかり休んで栄養もとり、市販薬を飲んでいるにもかかわらずなかなか体調が回復しない場合は病院を受診するようにしましょう。軽症であっても長引く症状にはなんらかの原因が潜んでいる可能性もあります。

自分のためにも、感染を広げないためにも、一定期間が経過した場合は受診をおすすめします。また症状が急激に悪化した場合も、迷わず病院受診をするようにしましょう。日頃からかかりつけ医をみつけておくのもおすすめです。

不快感を軽減する目的で、お薬以外のケアグッズの使用も人気です。体温計や氷枕・熱さまシートなど、療養時間をより快適に過ごすためのアイテムが近年高い支持を得ています。

いざというときに「買っておけばよかった…」と後悔しないためにも、安いときにまとめ買いをしておくといいです。

市販薬や風邪薬は、用法や容量を守って正しく使えばとても頼りになるアイテムです。悪化を防ぐことで、生活の質も維持できると考えられます。気軽に病院受診ができなくなった今こそ市販薬や風邪薬を正しく使って、より快適に過ごすようにしましょう！　こちらもあわせてご覧ください。