高カカオチョコレートおすすめ5選｜デメリット・買ってはいけないといわれる理由も

美容や健康への意識が高い方が食べるおやつの代表格といえば高カカオチョコレートですよね。でも「甘くないから食べづらそう」「買ってはいけないと聞いたから手が出ない」「カドミウムや鉛が心配」などと聞いた経験はありませんか？

高カカオチョコレートは従来の甘いチョコレートよりも糖質が低く、カカオポリフェノールが豊富に含まれているヘルシーフードです。カカオ含有量によっては甘さをしっかり感じられるものも豊富にあります。また、そのまま食べたりスイーツを作ったりとさまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。

この記事では、高カカオチョコレートの選び方とおすすめ商品をご紹介します。スーパーやコンビニなどで手に入りやすい「明治チョコレート」や「森永」などの市販品の中から厳選した商品の紹介。あわせて、高カカオチョコレートの意外なデメリットの解説やおいしいスイーツレシピまで網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

一般的に、カカオ含有率が70％以上のチョコレートを「高カカオチョコレート」と呼びます。規格ではなくあくまでも目安ですが、砂糖を減らしながらカカオの栄養成分であるカカオポリフェノールを多く摂取できるのが最大の魅力です。

従来の甘いチョコレートはカカオの含有量が30〜50％と意外に低いもの。さらに、ミルクや砂糖で調味しており、食べるのに罪悪感があるスイーツとも言われますね。その点高カカオチョコレートは甘さも控えめでカカオの香味を存分に味わえます。

高カカオチョコレートを食べるメリットは、下記のとおりです。

• 食膳に食べると血糖値コントロールができる
• 腸内環境を整える
• カカオに含まれるポリフェノールで抗酸化作用を狙える

ハイカカオチョコレートには、カカオ特有のカカオポリフェノールがたっぷりと含まれています。また砂糖を使っていてもその量がとても少なく糖質が抑えられています。美容と健康にいいハイカカオチョコレートは、ダイエットサポートにも使えます。

高カカオチョコレートにはデメリットもあります。

• 脂質やカフェインが多い
• 決して低カロリー食品ではない
• 一般的なチョコよりも値段が高い

高カカオチョコレートを甘いおやつと置き換えればダイエット効果を期待できます。しかし、今の食事にプラスすればオーバーカロリーになる可能性が。また脂質の量は減らないうえに、カフェイン量が普通のチョコの2～4倍なので食べる量には気を付けましょう。

「高カカオチョコレートを買ってはいけない」と耳にした経験がある方もいます。高カカオチョコレートは豊富なカカオポリフェノールが魅力の一方で、カドミウムやニッケルなどの重金属を多く含んでいる可能性があるのをご存じですか？

どちらも有害な物質で、食べ過ぎれば健康に与える影響も考えられます。しかし、カカオ自体は健康にいい効果があるスーパーフードで、適量を間食として食べればメリットを十分得られる食べ物です。

初めて高カカオチョコレートを食べるなら70％から試すのがおすすめです。高カカオチョコレートはミルクチョコと比べると驚くほど甘くないです。その分カカオの風味が楽しめるのですが、最初は苦みを感じる人もいます。そのため70％くらいから慣れていくと美味しく続けられます。

カカオ含有量が80％を超えてくると、カカオの苦みが強くなってきます。甘さはほとんど感じられないので、甘みのあるドリンクと合わせるのがおすすめで、カフェラテやブランデーなどと相性がいいです。チョコレートのイメージからは少し離れた味わいなので、高カカオチョコレートに慣れた人に向いています。

カカオ90％以上になると、高カカオが好きな人の中でも評価が分かれます。そのまま食べるのは苦いと感じても、お菓子作りに使うと風味豊かなスイーツが作れます。大人のビターな味わいのスイーツが作りたい人はカカオ90％以上の物を使ってみましょう。

カカオは赤道付近にしか栽培できない植物で、主な生産地はアフリカが約7割以上を占めています。カカオは、産地によって香りや味わいが異なるのでチョコレートを産地で選ぶのも選択肢としておすすめです。

日本では、南アフリカのガーナがチョコレートの産地として知られています。ガーナのカカオは、スパイシーでナッツの風味が特徴です。他にもリンゴやベリーのようなフルーティーなものや酸味渋みが特徴のカカオの産地もあるので産地ごとで食べ比べてみるのをおすすめです。

ハイカカオチョコレートは使っているカカオの種類によって風味がかなり違います。特に差が出てくるのは酸味と香りです。カカオの苦みを感じたい人にとっては、この酸味が苦手に感じてしまう可能性があります。またコーヒーなどのフレーバー付きのもあるので、口コミなどを参考にしてお好みの商品を選びましょう。

健康を意識して高カカオチョコレートを食べるなら、添加物が入っているかどうかをチェックしてください。高カカオチョコレートに入っている代表的な添加物は植物性油脂や砂糖・乳化剤などです。カカオ100％の物でも乳化剤が含まれているものがあるので、気になる場合は成分表をチェックしましょう。

高カカオチョコレートには、個包装や板チョコ・チャック付きのものがあります。チャック付きの商品は1kgの大容量の物が多く、大家族やお菓子作りにも使う人に向いています。あまり量を食べないのであれば個包装がおすすめです。風味を損なわずに食べ切れる量のパッケージを選んでください。

高カカオのチョコレートは、糖分控えめでビターなため、一般的なチョコレートを食べなれている方にとって少し抵抗があるかもしれません。それでもヘルシーで美容と健康にいい高カカオチョコレートを習慣に取り入れたいという方におすすめなのがナッツやフルーツ入りのチョコレートです。

高カカオチョコレートに含まれている「カカオポリフェノール」や「テオブロミン」などは、健康やダイエットに効果があると言われています。実際に、高カカオチョコレートを食べていたら痩せる結果になったという人の口コミも見かけます。

しかし、体にいいとはいえ、高カカオチョコレートは脂肪分が多く、カロリーは高いです。そのため、食べ過ぎるとその分太ってしまうので注意しましょう。

水溶性のカカオポリフェノールは、食後2時間程度しか体内にとどまれません。そのため、1日数回に分けてこまめに食べるのがおすすめです。また、高カカオチョコレートは低GI値食品なので、食前に食べると血糖値の上昇を防いでくれます。しかし、カロリーが低いわけではないので食べすぎには要注意です。

高カカオチョコレートは、業務用スーパーで購入するのもおすすめです。通常のチョコレートより価格が高めな高カカオチョコレートですが、業務スーパーなら普通のチョコレートと同じくらいの値段で安く買うのも可能です。

ただし、常に在庫がある商品ではない場合もあるので、店員さんに尋ねたり、見かけた時にまとめ買いしたりしておきましょう。

甘さを引き締めるビター感がお好みなら、カカオ95％の物がおすすめです。

1. チョコレートとインスタントコーヒーを湯煎で溶かす
2. ビスケットを1に入れてから容器に詰めていく
3. 別の容器でマスカルポーネと卵黄を混ぜる
4. 余った卵白はグラニュー糖を60g程度入れてしっかりと角が立つメレンゲ状する
5. 3のマスカルポーネとメレンゲを合わせたらビスケットの上に流しいれる
6. 表面をならしたら2時間程度冷蔵庫で冷やす
7. 表面に粉砂糖と粉末にした高カカオチョコレートをかけたら完成

控えめな甘さにするならグラニュー糖を少なめの40g程度にすると大人の味わいに。またコーヒーの苦さもお好みで調整しましょう。

カカオの苦さが効いたチョコレートケーキが食べたいなら、ガトーショコラがおすすめです。

1. ハチミツを適量加えた卵黄を白くなるまで混ぜる
2. 卵白にも同量のハチミツを入れてメレンゲにする
3. 1の卵黄に薄力粉40gを練らないように混ぜる
4. 湯煎で溶かした高カカオチョコを3にと混ぜる
5. 4にココアパウダー10gとメレンゲを混ぜ合わせる
6. クッキングシートを敷いた型に流して空気を抜く
7. 180℃のオーブンで10分焼いたら160℃で35分焼く
8. 竹ぐしに何もつかなければ完成
9. 最後に粉砂糖を振りかける

ケーキは少し難易度が高いですが、練らずに混ぜてメレンゲを丁寧に作るよう心がければ失敗なくできます。

腸活が気になる方には、高カカオチョコを使ったココアがぴったりです。朝のドリンクとしてホットで飲めば、冷え性の方も身体が温まります。従来のココアと比べると、商品によってはポリフェノールや食物繊維が3倍程度多く入っています。高カカオチョコレートを使ったココアのおすすめアイテムをご紹介します。

健康や美容にいいおやつとして人気の高カカオチョコレートをご紹介しました。チョコレートの風味は好きだけれど、甘いものが苦手な人にもおすすめです。含有量や風味に注目して、お好みの味わいの高カカオチョコレートを楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。