三菱色鉛筆のおすすめ10選｜24色・36色セットや油性・水彩の違いを紹介！

子どもから中学生・高校生、大人まで扱いやすい三菱の色鉛筆は、滑らかな描き心地のものから本格的なプロ仕様まで、幅広いラインナップが用意されています。学校の指定文房具やプライベートの趣味用など、さまざまなシーンで一度は手にしたブランドではないでしょうか。

三菱色鉛筆はトンボ鉛筆などと並ぶ知名度で、海外メーカーのファーバーカステルやヴァンゴッホなどと同様に人気のあるブランドです。また「ユニシリーズ」や「880」など、数々のヒットシリーズの色鉛筆を生産してきました。

種類が豊富にあるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこでこの記事は、三菱色鉛筆の選び方や製品の特徴、またおすすめの商品などをご紹介します。

三菱鉛筆は1887年（明治20年）に創業し、高級鉛筆・色鉛筆である「ユニシリーズ」や、技術を駆使した「三菱シャープナー」などを開発してきました。歴史のある国内メーカーのため、色鉛筆の品質は確かなもので、今や世界中でシェアされる商品です。

三菱鉛筆は、1977年アメリカに「米国三菱鉛筆」を、1984年にはイギリスに「英国三菱鉛筆」を設立し、創業から135年経った今もクオリティーの高い商品が人々に愛されています。

三菱色鉛筆は、使用用途や年齢に合わせてさまざまな色鉛筆が生産されているため、多くの種類から選択できるのが特徴です。色鉛筆の発色がよく、芯が折れにくいので長持ちし、幅広い世代に愛用されています。

また、一本から単色のカラーをバラ売りしているので、色が揃えやすいのも魅力です。よく使うカラーをまとめて購入したり、使い切ってしまっても補充ができるのは嬉しいポイント。取扱店が多いので、すぐに買い揃えられますね。

ここでは、三菱色鉛筆を選ぶ際のポイントや用途に沿った選び方を解説します。色鉛筆を購入するときには、芯の硬さや描きたいタッチなどをチェックします。どれを選べばいいのかわからない方は、ぜひ参考にしてください。

色鉛筆には芯の硬さを表す「硬度」と呼ばれるものがあり、主に三種類に分けられています。硬度を選ぶ際には、描きたい絵のタッチや使う方の筆圧に合わせてチョイスしてみましょう。ここで、それぞれの硬度の特徴を解説します。

硬質の色鉛筆は文字どおり硬めの芯で作られており、硬い描き味のためより細かく表現したいときにおすすめです。芯の減りが少なく、紙にあたる面積が少ないので細い線を描いたり小さい範囲を塗るのに適しています。

硬質は、ほかの硬度に比べて発色が薄くなるので、広い範囲をベタ塗りしたいときには不向きな色鉛筆です。

中硬質の色鉛筆はバランのいい芯の硬さで、塗り絵や細かいデッサンなどにも向いています。発色は硬質より鮮明で、文字や線を描いてもはっきりとラインが見える濃さです。また、筆圧が低い方にも使いやすい硬さになっています。

水彩色鉛筆の場合は水でぼかしやすく、くっきりとしたライン取りもできるタッチになっています。

軟質の色鉛筆は芯が非常に柔らかく、顔料が多く含まれるので伸びのいい柔らかい描き心地になります。筆圧の弱い子どもでも色が乗りやすく、塗り絵などの広い範囲を彩るには向いている硬度です。

軟質は、発色がいいので薄く色を塗りたい場合やライン取りしたいときには不向きな芯の硬さになっており、芯の減りも早くなります。

色鉛筆を選ぶ際には、セットされているカラーの本数も重視してチョイスしてみましょう。三菱の色鉛筆は12色〜100色までのセットが販売されているので、自分の使い方に合ったセット本数を確認してください。

これから色鉛筆を使ってデッサンや塗り絵などに挑戦してみようと思われる方や、子どもにも使いやすいセットが12〜24色です。標準的な色がちょうどよく入っているので、塗り絵の際に迷うことなく使用できます。

また価格が安いので入手しやすく、三菱の色鉛筆は一本から買い足しもできるため、必要な色だけが揃いますよ。

36色のカラーは、趣味で大人の塗り絵を実践している方や風景画などにも向いているセット内容です。標準的な色に加えて、よりグラデーションが付けられる細かいカラーが用意されているので、繊細なタッチで表現できます。

三菱の色鉛筆は重ね塗りをしても発色がいいので、キャンバスの上で細かく色を混ぜても美しく描けます。

より本格的に使いたい方やプロの方には、100色のカラーセットがおすすめです。色の濃さに合わせて色鉛筆が収められており、眺めているだけで創作意欲が湧いてきますよね。

細かいタッチやグラデーション、陰影や奥行きを表現したいときにも足りないカラーがなく、100色あればどんな対象物でも思いどおりに描けます。

色鉛筆には、ワックス成分が多く含まれる「油性」と、水で溶ける「水性」の二種類があります。油性色鉛筆はいわゆる一般的に学校などでも使用されるので、ほとんどの方になじみのあるものです。

水性色鉛筆は、色を塗った後に水を含んだ筆でぼかす作業を施すことで水彩画のように表現できるもので、鉛筆なので絵の具より細かく描けます。

三菱の色鉛筆には「ユニシリーズ」や、定番の「880」など、さまざまな種類が用意されています。それぞれに特徴があるので、使う方や用途に合わせて選ぶのがおすすめです。ここでは、三菱色鉛筆の種類をご紹介します。

ユニカラーは三菱色鉛筆の中で最も有名なシリーズであり、多くの方に親しまれているものです。プロが使用しているものから水彩色鉛筆まで、さまざまな種類があるので用途にあった色鉛筆を見つけてみてください。

プロも使用しているユニシリーズのユニカラーは、三菱の長年の技術によって開発された高級仕様の色鉛筆です。非常に細かい粒子の顔料を使用し、特殊技術のワックス成分が調合されています。

そのため、なめらかな描き心地と中硬質の硬さが繊細なタッチを表現してくれます。軸木には良質なシダー材を使用し、丈夫な作りになっています。

ユニシリーズのウォーターカラーは色鉛筆と細筆がセットになったパッケージで、初めての方にも使いやすい水彩色鉛筆です。描いたところを水を含ませた筆でなぞれば、簡単にぼかしやグラデーションができ、水彩タッチが楽しめます。

水に溶けやすいワックスと顔料を使用しており、色鉛筆の細いタッチと水彩画の淡い描写が表現できます。

ユニシリーズのアーテレーズカラーは、黒鉛筆のように消しゴムで消せる特殊な加工の色鉛筆です。はみ出した線を消したり、塗り間違えた部分を簡単に訂正できるので、子どものスケッチやお絵かきにも最適です。

描き心地はしっかりしていて発色もよく、またグラデーションを付けたり薄く色を塗るときにも紙乗りのいい色鉛筆です。

三菱色鉛筆の定番であるユニシリーズの880は、12色〜36色までの基本のカラーが揃った使いやすいセットです。持ち運び用に作られた880ミニシリーズもあり、学校でも使われています。

ひと目見ただけで色鉛筆が収納されているとわかる三菱オリジナルのパッケージは、誰もが知っている色鉛筆の代表ともいえますね。

ユニシリーズのウォーターカラーは、子どもが使いやすい12色のコンパクトセットが販売されています。小さな手でも握りやすく持ちやすいサイズの軸木になっており、ケースには専用の水筆と鉛筆削りが収められています。

また持ち運びにも便利なサイズなので、子どもだけでなく、大人の塗り絵や写生にも幅広く使えます。

子どものお絵かきにぴったりなユニシリーズのポンキーペンシルは、色鉛筆とクレヨンの中間のような描き心地が魅力です。折れにくく丈夫で使いやすいので、筆圧をコントロールするのが難しい子どものお絵かきには最適です。

軟質の柔らかい描き心地で発色もよく、思いどおりにペンが動かせるのでお絵描きが楽しくなります。

ユニシリーズのダーマトグラフは、ガラス製品や金属、プラスチックに直接描ける特殊な色鉛筆です。油性と水性の両方がラインナップされており、水性のダーマトグラフは水で落とせる仕様になっています。

また軸は紙でできているため、鉛筆削りは不要で紙をめくるだけで簡単に芯が出せます。水性タイプは子どものおもちゃにもぴったりですね。

三菱の水性色鉛筆であるウォーターカラーは、細筆がセットになっているのですぐに水彩タッチの絵が楽しめる商品です。使い方は簡単で、普通の色鉛筆のように描いたあとで、ぼかしたい場所に水を含ませた筆をあてます。

また、芯に水を含ませた筆をあてて直接色を取る方法もあり、水彩絵の具と同じように使用できます。

色鉛筆を購入する際は、セットで専用の鉛筆削りも購入しておくのがおすすめです。色鉛筆は黒鉛筆と違い、特殊な顔料やワックス成分が芯の中に含まれています。そのため、刃がシャープなものや削り過ぎを防止するストップ機能などがついているものが便利です。

便利な機能が付いた鉛筆削りも、ぜひチェックしてくださいね。

今回は、国内有数の文房具メーカーである三菱の色鉛筆の種類や選び方、またおすすめの商品などをご紹介しました。趣味のデッサンや子どもの知育道具にも、ぜひクオリティーの高い三菱色鉛筆を選んでくださいね。

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