左利き用ボールペンおすすめ14選｜書きやすいボールペンや高級ボールペンも

左利きの方がボールペンで書いていると、インクはまだ残っているはずなのにかすれてしまう場合があります。筆記用具は右手で引くようにして書くと想定して作られているため、左手で押すように書くとペン先のボールが上手く回転しません。ペン先のボールが回転しないと、インクも上手く出ないので文字がかすれてしまいます。

実は、左利きの方でもなめらかに書けるボールペンがあるのはご存知でしょうか。ボールペンを選ぶときにインクの性質や機能に注目すれば、左利きでもなめらかに文字を書けます。また、左利き用の名入れをしてもらえる高級ボールペンもあるので、プレゼントにもおすすめです。

今回の記事では左利き用ボールペンの選び方やかすれるときの対策法を紹介します。また、人気のメーカーや書きやすい多色ボールペンも紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

左利きの方がボールペンで文字を書くと、かすれやすいです。多くの筆記用具は右手で引きながら文字を書くと想定して作られているため、左手で押しながら書こうとするとかすれます。また、左手の場合は書いたばかりの文字を手でこすってしまうため、文字がかすれたり手がインクで汚れたりしやすいです。

左利きの方がかすれないように文字を書くには、ボールペンの先のボールがスムーズに回らなければなりません。対策としては、加圧式のボールペンを使うのがおすすめです。空気の圧力でインクを押すので、どんな方向から書いても文字がかすれません。

左利きの方がボールペンを選ぶときはインクの性質に注目するのがポイントです。なめらかに書けるインクだと文字はかすれにくく、スムーズに書けます。また、油性インクやジェルインクは乾きやすいので、手でこすっても文字がかすれにくいです。書いている途中に手がインクで汚れるのが気になる方は、速乾性に優れたインクを選んでください。

ボールペンは太さ・形状によって書きやすさが変わります。筆圧が弱い方は力を込めやすい細めのボールペン、筆圧が強い方は軽く握れる太めのボールペンがおすすめです。また、ボールペンのグリップ部分に凹凸があると手に馴染みやすいので、書いている途中も手が滑りません。長時間文字を書き続けるシーンがある方は、太さ・形状に注目してください。

ボールペンのペン先の出し方は、ノック式・キャップ式・回転式の3種類に分かれます。ノック式は片手でサッとペン先を出せるので、スピーディーにメモを取りたいときに最適です。キャップ式はフタをしっかり閉められるため、インクが乾きません。

回転式は静かにペン先を出せるので、ビジネスシーンでも使いやすいです。好みや使用シーンに合わせてペン先の出し方を決めてください。

ボールペンにはさまざまなデザインがあり、ポップなモデルから高級感があるモデルまで幅広く展開されています。素材によって印象は大きく変わるため、機能性だけでなく、素材・デザインにも注目してください。また、単色ボールペンと多色ボールペンのどちらを選ぶかも重要です。複数の色を簡単に使い分けたい場合は多色ボールペンを選んでください。

加圧ボールペンはどの角度で書いてもインクがしっかり出るため、左利きの方におすすめです。加圧ボールペンは空気の圧力でインクを押し出す造りになっており、上向きでも文字をスムーズに書けます。通常のボールペンだと文字がかすれて使いにくいと感じる方は、ぜひ加圧式ボールペンを選んでください。左利きの方でもなめらかに書けます。

ZEBRAは1897年に創業して以来、125年にわたってさまざまな筆記用具を扱っています。ボールペンやマーカー・シャープペンなど幅広く展開しているのが特徴です。ZEBRAといえば、ジェルインクを採用したサラサシリーズが特に支持されています。サラッとしたなめらかな書き心地で、左利きの方でも扱いやすいと人気が高いです。

三菱鉛筆は1887年に創業した日本の文房具メーカーです。三菱鉛筆では、さまざまな筆記用具を展開しています。油性ボールペンや水性ボールペン・ゲルインクボールペンなど、インクの種類も豊富なので、使用用途に合わせて選べるのが特徴です。ジェットストリームシリーズは従来の油性ボールペンとは異なり、摩擦係数が最大50％も低減されています。

PILOTは国内で初めて純国産万年筆の製造・販売を開始した、歴史の長い文房具メーカーです。PILOTでは筆記用具やノート・事務用文具などさまざまな商品を展開しています。左利きの方には、加圧の力でインクを押し出すダウンフォースシリーズがおすすめです。どのような角度でも書けるので、左手で書いても文字がかすれません。

パーカーは高級感溢れるデザインのペンが豊富に揃い、プレゼントとしても喜ばれるメーカーです。パーカーのボールペンには独自のクインクインクが採用されており、インクが一定量出るように設計されています。万年筆のようなデザインのボールペンもあるため、デザインや見た目にこだわりたい方にもおすすめのメーカーです。

普段使いではなく、誕生日や記念日などの贈り物としてボールペンを贈りたい方には高級モデルがピッタリです。ボールペンの中には高級感あるデザインのモデルや機能性に優れた高価なモデルがあり、プレゼントとして喜ばれます。左利きの方に贈る場合は左利き用の名入れサービスを行なっているメーカー・商品がおすすめです。

ボールペンのペン先は0.28mm程度の細いものから、1mmほどある太めのものまでさまざまです。左利きの方には、0.7mm以上ある太めのペン先がおすすめ。ペン先が太いと、文字がかすれにくくなり左利きでも書きやすいです。また、インクがペン先に詰まりにくいメリットもあります。

左利きの方は横書きに文字を書くと、書いた文字が手でこすれてしまいがちです。ボールペンのインクは油性と水性がありますが、乾きやすさを重視するなら油性がおすすめ。

書いた文字がすぐに乾けば、手でこすれても文字がにじんだり手が汚れる心配がありません。乾かす時間が必要ないので、短時間で筆記したいときにも最適です。

慣れるまでに少し時間がかかりますが、紙を90度に傾けて書く方法もあります。普通に書くよりも文字がかすれにくくなり、左利きの方もボールペンを使いやすいといわれています。また、90度で書くのが難しい場合は、45度程度でも効果があるようです。気になる方は、ぜひ一度試してみてください。

文字を書くときに手首と小指のみを机につけて、ボールペンを立てて持つと書きやすくなります。文字がかすれにくくなるので、スムーズに筆記ができます。

また、書いた文字が見えるので、手で文字をこすってにじませる心配もありません。ボールペンが書きにくいと感じたときは、立てて書くように意識してみてください。

無印良品にも左利き向けのボールペンがあるか、気になっている方もたくさんいます。残念ながら現在は左利き向けのボールペンは販売されていません。しかし中性ゲルインキ六角ボールペンは左利きの方でも使いやすいと評判です。細字好きの方にもおすすめなので、ぜひ一度試してみてください。

一般的に、ボールペンはペン先のボールが右側に回転してインクが出ます。ところが、左利きの方が使うとボールが左側に回転してしまい、インクが出にくくなってしまう場合があります。

また、筆圧の強い方が使い続けると、ペン先が潰れてしまう可能性も考えられます。左利きの方が使うとボールペンが壊れるのは、こういった理由があるためです。

今回の記事では、左利き用ボールペンの選び方やおすすめメーカー・おすすめの商品を紹介しました。右利きの方とは違い、左利きの方は文字がかすれやすいのでなめらかに書けるボールペンを選ばなければなりません。本記事を参考に、左利き用ボールペンを見つけてください。こちらもあわせてご覧ください。