白だしのおすすめ20選｜代用品・人気の商品は？選び方もご紹介

料理にかかせない調味料はさまざまな種類のものがあり、旨味や香りを引き出してくれます。そのなかで白だしがありますが、イマイチ使い方が分からないと思っていませんか？

実は白出しは料理にアクセントをつけやすく、旨味や香りをよりアップさせます。薄い色味なので、素材の色を活かしながら味つけができ、きれいに仕上がるのが魅力です。うどん・茶碗蒸し・煮物などを作る際は、ぜひ使用してみてください。

この記事では、白だしの選び方やおすすめ商品を紹介します。ほかに、白だしの代用品・おすすめメーカー・注意点なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

白だしとは、出汁（昆布やかつお節）に醤油（薄口or白醤油）・砂糖・みりんなどを加えて作られた調味料です。色が薄いのが特徴で、素材の色を活かしたい料理をするときに活躍します。おすすめレシピは茶碗蒸し・うどん・だし巻き卵・煮物などです。

素材の色を活かし簡単に味が決まる白だしですが、塩分が高いデメリットも。見た目の薄さから薄味と思いきや、塩分の高い薄口醤油や白醤油などが使われているので、入れすぎには気をつけましょう。

白だしの代用品として使いやすいのが、めんつゆです。めんつゆの材料は白だしとほぼ同じで、希釈方法も似ています。めんつゆの方が色は濃い目ですが、色が濃くなってもいい料理であれば使用しても問題ありません。

また、めんつゆ以外で代用したいときは、薄口醤油・顆粒だし・みりんを合わせて使うのもおすすめです。作る際は、容器に薄口醤油（25g）・顆粒だし（4g）・みりん（2g）を入れて混ぜ合わせましょう。作る料理によって入れる量を変えると塩分調整が上手くでき、おいしく仕上がります。

白だしの選び方はさまざまあり、出汁の種類・醤油の種類・液体か粉末タイプ・メーカー・成分表などがあります。選び方を知って、自分にぴったりの白だしを見つけましょう。

白だしを選ぶ際は、出汁の種類に注目しましょう。白だしの出汁は、昆布・かつお節・椎茸などが主流です。ほかにも、トビウオ（あご）・地鶏・牡蠣・ふぐなどを使用した商品もあります。

市販で売られている白だしは、昆布・かつお節・椎茸などのタイプが多いですが、ネット通販なら珍しい出汁を使ったタイプもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

白だしに使用される醤油は大きく分けて、薄口醤油と白醤油があります。それぞれ味わいが変わってくるので、好みのタイプを選びましょう。

薄口醤油は京都や大阪など、関西地方でよく使用される醤油です。関西地方では濃口と薄口醤油を常備している家庭が多く、料理によって使い分けています。

見た目は薄いですが濃口醤油よりも塩分が高いので、入れすぎないように気をつけましょう。素材の味を活かす料理はもちろん、かけ醤油として使うのもおすすめです。

白醤油は、薄口醤油よりもさらに淡い色味が特徴です。旨味は控えめですが小麦を主原料にしているため、独特な香りや甘めのテイストを楽しめます。

プロの料理人が使用することも多く、見た目も美しく上品な味わいに仕上がります。白醤油専門メーカーは少ないですが、最近の白だしブームに伴い認知度が上がってきているので、ぜひ使用してみてください。

白だしは大きく分けて、液体と粉末タイプがあります。液体タイプは、味の調整がしやすく使い勝手がいいのが魅力です。希釈して使うのはもちろん、直接料理にかけて食べられるメリットもあります。

粉末タイプは認知度が低いですが、保存しやすいのが魅力です。液体タイプは一度開封すると劣化が早いですが、粉末タイプは味の変化が少なく、長く愛用できるメリットがあります。

白だしは、市販やネット通販などでさまざまな種類のものが売られています。ここでは、おすすめメーカーの『キッコーマン』・『創味食品』・『ミツカン』・『ヤマキ』・『ヒガシマル醤油』を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

キッコーマンは、醤油を主とする調味料や加工食品などを手がける老舗の食品メーカーです。

キッコーマンの『旨みひろがる香り白だし』は、かつお節の旨味と豊かな香りが特徴で、まろやかな塩味を味わえます。量の調整がしやすい『くびれプッシュボトル』は使い勝手がよく、使い終わったら捨てやすいのも嬉しいポイントです。

創味食品は、主に外食産業用（レストラン・社員食堂など）の調味料やスープを販売しているメーカーです。商品を開発する際は、プロの料理人が納得する味になるように心がけています。

創味食品の『創味の白だし』は、こだわりのかつお節と一番だしの煮干しに本醸造白醤油を加え、香り豊かな味わいに仕上がっています。500mlタイプのため、白だしを多く使う方におすすめです。

ミツカンは酢やポン酢をはじめ、さまざまな調味料を手がける大手食品メーカーです。家庭用や業務用があり、使い勝手がいいのが嬉しいポイントです。

ミツカンの『プロが使う味 白だし』は、かつお節と昆布のあわせだしに鶏ガラのコクと旨味が入っています。簡単にプロの料理人が作ったかのような味わいに仕上がるので、ぜひ使用してみてください。

ヤマキは、削り節やかつお節を中心とする調味料を製造するメーカーです。

ヤマキの『割烹白だし』は数ある白だしのなかでも、人気の高い商品です。かつお節屋ならではの良質なかつお節を使用しているので、上品な旨味や香りを楽しめます。ほかにも、焼あごだし仕立てや減塩タイプも販売されているので、チェックしてみてください。

ヒガシマル醤油は、兵庫県に本社を置く調味料メーカーです。薄口醤油が有名ですが、白だしも販売されています。

ヒガシマル醬油の『割烹関西　白だしつゆ』は、品質の高い丸大豆薄口醤油・かつお節・混合節・北海道産昆布を合わせて作られており、濃厚な味わいに仕上がっています。1.8L・10Lの業務用タイプのため、飲食店や白だしを多く使う方におすすめです。

白だしを選ぶ際は、成分表もチェックしましょう。白だしの多くは、アミノ酸や甘味料などの添加物を使用しています。添加物が気になる方は、無添加タイプの白だしを選ぶのがおすすめです。しかし、賞味期限は短いので早く使い切るように心がけましょう。

また、白だしは減塩タイプも販売されています。減塩といってもだしの旨味はしっかりきいているので、おいしく仕上がるのが嬉しいポイントです。塩分が気になる方は、ぜひ使ってみてください。

ここでは、白だしを使うときの注意点を紹介します。

白だしを使う際は、入れすぎに気をつけましょう。白だしは色味が薄いので、ついつい入れすぎてしまう場合があります。塩分が高いので、味か濃く仕上がる場合も。使用する際はパッケージの希釈量を確認したり、控えめに入れて塩味の調整をしたりするのがおすすめです。

白だしの代用品として、めんつゆもおすすめです。めんつゆは白だしよりも甘みが強く、さまざまな料理で使いやすい魅力があります。料理によって使い分けるのもおすすめです。ぜひめんつゆを使って、おいしい料理を作ってみてください。

白だしは、素材の色味を活かす調味料です。うどん・茶碗蒸し・だし巻き・煮物などと相性がよく、より旨味や香りをアップさせます。白だしを使って気軽に味をキメ、絶品料理を作ってみてください。こちらもあわせてご覧ください。