離乳食に使える醤油おすすめ17選｜大人と同じでいい？レシピも紹介

赤ちゃんの健康を考えて栄養のある離乳食を作っても、なかなか食べてくれず悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。赤ちゃんが進んで食べてくれるような味付をしたいですよね。生後9〜11ヶ月頃の離乳食中〜後期なら調味料が使えるので、醤油でうっすら味をつけるのがおすすめです。

しかし大人が使っている醤油は塩分の量が気になります。離乳食に使うなら無添加の体に優しいものを選びたいところです。しかし、市販の醤油にはさまざまな種類があるので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

この記事では、赤ちゃん専用の赤ちゃん醤油やスーパーで市販されている醤油など、離乳食に使える醤油のおすすめ17選を紹介します。離乳食のQ&Aや醤油を使ったおすすめのレシピまで詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

赤ちゃんの離乳食は、赤ちゃんの月齢や離乳食の進行状況によって調理法が異なります。

• 離乳食初期（生後5〜6ヶ月頃）：なめらかにすりつぶす
• 離乳食中期（生後7〜8ヶ月頃）：舌でつぶせる固さ
• 離乳食後期（生後9〜11ヶ月頃）：歯ぐきでつぶせる固さ
• 離乳食完了期（生後12ヶ月〜）：歯ぐきで噛める固さ

離乳食中期以降になると食べられる食材も増えて醤油のような調味料が使えるようになります。しかし、赤ちゃんの腎臓は未熟なので、離乳食後期から使うようにしましょう。また、大人と同じ醤油ではなく、赤ちゃんへの負担を考えた醤油を選ぶのが重要です。

腎臓機能が大人の半分ほどしかない赤ちゃんには過度な塩分は厳禁ですが、醤油には塩分が含まれているので注意が必要です。厚生労働省では以下のように適量が決められています。

• 月齢0〜5ヶ月：0.3g

• 月齢6〜11ヶ月：1.5g

• 1〜2歳：3.0g

1日3食と考えると一食あたりは上記の3分の1の量になるので、醤油の使用はほんの数滴程度にしましょう。

みりんにはアルコールが含まれているので、しっかり加熱してアルコールを飛ばせば離乳食にも使えます。塩も月齢0〜5ヶ月なら1食あたり約0.1g、月齢6〜11ヶ月なら1食あたり約0.5g使えます。しかしあえてみりんや塩を使うよりも、醤油やだしなどで味付けをしてあげるのがおすすめです。

1歳未満の離乳食に絶対に使ってはいけない調味料はハチミツです。ハチミツに含まれることがあるボツリヌス菌が体に入ると大人だと何も起こりませんが、腸内環境が整っていない1歳未満の子どもだと乳児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあります。糖が多く消化の負担にもなるピーナッツバターも控えるようにしましょう。

離乳食に使う醤油を選ぶときは、まずパッケージに記載されている原材料を確認しましょう。添加物がたくさん含まれていると赤ちゃんへの負担にもなってしまうため注意が必要です。

醤油の場合は大豆・小麦・食塩などのシンプルな原材料のものがおすすめです。大人が使っている醤油よりも価格は高くなる傾向がありますが、少ししか使わず長く使えるものなのでこだわって選んであげてください。

市販されている醤油を離乳食に使うなら、無添加や減塩タイプのものを選ぶのがおすすめです。通常の醤油よりも赤ちゃんの体に負担をかけにくい特徴があります。

また大人と同じ味が濃い醤油を使うと、その味に慣れてしまい濃い味付けでないと食べてくれなくなってしまう場合もあります。素材本来の味を楽しんでもらうためにも、無添加や減塩タイプの味が濃すぎないものを選びましょう。

醤油は調味料の中でもアレルギーを起こしにくいとされていますが、子どもによって持っているアレルギーも異なります。原材料にアレルギーを引き起こす食品が含まれていないかは絶対に確認しましょう。

また醤油を食べた後に口周りが赤くなることがありますが、食物アレルギーではない可能性もあります。乾燥肌やアトピー性皮膚炎などのデリケートな赤ちゃんは口の周りに食べ残しが付くだけでも赤くなるので、口周りをこまめに洗い保湿してあげると症状が治まる場合もあります。

赤ちゃんの健康に気を使って、できるだけ栄養のある離乳食を食べさせたいと思う方も多いのではないでしょうか。しかし離乳食作りは手間も時間もかかって大変ですよね。

忙しい方にもおすすめなのが調味料パックです。だしやソースなどの粉末がセットになっており、お湯で溶くだけで使えるので離乳食作りの時短にもつながります。

少し入れるだけで味が決まる醤油は離乳食でも大活躍してくれます。ここでは離乳食中期におすすめの、醤油を使った野菜うどんのレシピをご紹介します。

・材料

• だし醤油：数滴
• 人参やキャベツなどお好みの野菜：適量
• 海苔：適量
• うどん：30g

・作り方

1. うどんを一口サイズに細かく切って茹でる
2. 人参やキャベツなどのお好みの野菜を細かくみじん切りする
3. うどんと野菜に細かく刻んだ海苔を加え弱火で煮込む
4. 野菜が柔らかくなったらだし醤油を数滴入れてさらに煮込む
5. 人肌程度に冷めたら完成

醤油の代わりの味つけとして、かつお節や昆布などの出汁を使用するとおいしく感じられます。うどんやチーズなど、食材に含まれている塩味または旨味を活かすのもおすすめです。赤ちゃんの月齢に合わせて適切に取り入れてみてください。

離乳食に使える醤油のおすすめ17選と、離乳食のQ&Aや醤油を使ったおすすめのレシピまで詳しく紹介しました。適切に醤油を使うと、赤ちゃんも醤油やだしの風味をおいしく楽しめます。ぜひこの記事を参考にして、離乳食に使える醤油を選んでみてください。

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