一人暮らしにおすすめの圧力鍋12選｜初心者も必見！コンパクトな大きさが人気

圧力鍋はハードルが高そうな気がしますが、短時間でご飯を炊けたり、材料を鍋に入れて熱を加えるだけで、本格的な煮込み料理が作れたりするので、初心者にもおすすめのアイテムです。忙しい一人暮らしのご家庭にもひとつあると重宝します。

圧力鍋のサイズはいろいろとあり、一人暮らしに最適なコンパクトタイプや、圧力鍋としても普段使いの鍋としても活用できる2WAYタイプもあります。また、材質も数種類あり、それぞれに特徴があります。

この記事では一人暮らしにもおすすめな圧力鍋の選び方・初心者にも使いやすい圧力鍋12選を紹介します。お手頃な価格でお求めいただける人気の圧力鍋をピックアップしましたので、参考にしてください。

通常の鍋の場合お湯の沸点は100℃ですが、内部に圧力を加える圧力鍋のお湯の沸点は120℃です。鍋内の沸点が高くなるため、通常よりも短い時間での調理が可能です。

また、圧力鍋での調理は食材内部まで熱を加えるだけでなく、蒸気で水分を押し込むため、しっとりとジューシーに仕上げるメリットもあります。

一人暮らしでも、炊き立ての美味しいご飯が食べたい人に圧力鍋はおすすめです。通常、半日の浸水が必要な玄米でも、圧力鍋なら浸水は必要ありません。

白米ならば圧力鍋で約5分で炊きあがりますし、玄米も約15分でふっくらと美味しく炊きあがります。好きな具材と調味料を加えれば炊き込みご飯も時短で作れます。

一人暮らしのキッチンは、調理スペースが狭く収納スペースも少ないのが一般的です。また、一人分を大きな鍋で作るのは困難なので、コンパクトなサイズの圧力鍋を選ぶのがおすすめです。

さらに2WAYタイプの圧力鍋を選べば普段の鍋としても活用できるため、鍋2つ分の収納場所を用意する必要もありません。

一人暮らしで圧力鍋を幅広く活用するためには、3L前後のサイズの圧力鍋がおすすめです。3Lくらいの容量の圧力鍋だと、片手であつかえるものも多いため、重量もあわせてチェックしてください。

おもり式の圧力鍋は蒸気口をおもりで塞いだ形状です。強火で加熱して鍋に圧力がかかった状態になると、おもりが持ち上がり蒸気が吹きだすため、見た目でタイミングがわかります。

火を弱めるタイミングが蒸気の出方と音で確かめられるため、圧力鍋初心者にはおすすめですが、蒸気が吹きだしに合わせて音がするため、音が気になる人には向きません。蓋の構造がシンプルなため、調理後のお手入れがしやすいのも特徴です。

スプリング式は、蒸気口にバネを入れて圧力を調整します。圧力の強さを段階的にダイヤルなどで調節できるため、出る蒸気が少なく音も静かです。その分、火加減を調節するタイミングがわかりづらいデメリットがあります。

圧力鍋調理は圧力がかかったあとの、時間経過が出来上がりの目安になるため、スプリング式は圧力鍋を使い慣れている方におすすめです。おもり式と比べると蓋の構造も複雑なため、洗うのに手間がかかります。

ステンレス製は圧力鍋の中でも、一番ポピュラーな材質です。水筒や魔法瓶にも使用される材質で、保温性が高いのが特徴です。熱伝導率が悪いため、アルミよりも圧力がかかるまでの時間はかかりますが、冷めづらいため保温調理に適しています。

火を消したあとの余熱調理に向いているため、光熱費を減らしたい人にもおすすめです。

アルミ製の圧力鍋は、軽いのが最大の特徴です。熱伝導率が高く加圧までの時間が短いため、忙しい人には特に向いている材質です。その反面、アルカリ性に弱いため、黒ずみなど汚れやすいデメリットがあります。

軽量なため、洗いやすいのもメリットですが、ステンレスよりも錆びやすくへこみやすいデメリットがあります。

多層構造は、熱伝導率の高いアルミ素材を汚れやキズに強く保温効果の高いステンレス素材で挟んだ圧力鍋です。アルミとステンレスのそれぞれいい部分を活かした使いやすい材質です。

多層は高額な製品が主流のため、コスト面でのデメリットがあります。また、金属の層を作るため、アルミ製よりも強い反面、重さがあります。

スプリング式の圧力鍋の場合は、圧力の強さを調節できるタイプがおすすめです。低圧と高圧の二段階で調節できるタイプが主流ですが、圧力鍋によっては中圧を加えた三段階の調節ができるものもあります。

料理の種類によって適した圧力の調節ができるため、幅広く活用できます。また圧力をかけずに、食材を約100℃の蒸気で蒸し上げるスチーム調理機能が備わった圧力鍋もあり、素材の味を楽しむ温野菜に最適です。

コンロにかけるタイプの圧力鍋に、タイマー機能が付いたものはそれほど多くありません。ティファールの上位モデル『クリプソ ミニット パーフェクト』には火加減のタイミングを教えてくれるタイマーがついています。

お知らせタイマー機能付きは、鍋に付きっきりになる必要がありません。失敗も少なく効率よく調理できます。

自宅のコンロがIHの場合は、IHに対応しているかどうかをチェックしてください。最近、販売されている多くの圧力鍋は、直火とIHの両方使えるタイプが主流です。

アルミタイプの圧力鍋にも両方使えるタイプがありますが、圧力鍋は高価な製品のため、無駄な買い物にならないように必ず、直火とIHの両方に使えるものかどうか確認しましょう。

圧力鍋にはレシピ本付きのものが多数あります。レシピ本がある場合は、それを見ながら作るのもおすすめです。

基本的な調理法は、レシピ通りの食材をすべて鍋に入れ、きちんと蓋をしたら加熱スタートします。加圧が始まったら火を弱めて時間通りに加熱し、火を止めてしばらく放置します。圧力が下がったのを確認したら調理完了です。

圧力鍋は基本を押さえれば、初心者でも簡単に使える便利なアイテムです。お米や玄米も時短で炊けるため毎日の炊飯にも使えますし、時間のかかる煮込み料理も気軽に作れます。いろいろな料理にチャレンジして、料理の幅を広げましょう！

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