【一人暮らしや初心者にも】電気圧力鍋の人気おすすめ14選｜気になる電気代は？

一人暮らしだと自炊がめんどくさいと感じて、外食ばかりになっていませんか？そんな方におすすめなのが今回紹介する電気圧力鍋です。一人暮らしならいらないのでは？と思う方も多いですが、実は電気圧力鍋はとても便利な家電なのです。

手間がかかる豚の角煮も、材料を投入しスイッチを押せばあとはほったらかして待つだけでOKです。他にもタイマー機能や無水調理・スロー調理などの搭載機能を活用すれば、簡単な操作で本格的な料理を味わえます。

時短で料理ができて、帰宅時間に合わせて出来立ての料理が食べられる電気圧力鍋。本記事では一人暮らしに使いやすいおすすめの電気圧力鍋10選と、失敗しない選び方のポイントも詳しく解説します。

一人暮らしにおすすめの電気圧力鍋の魅力は具体的にどこにあるのでしょうか。実際に作れるメニューについても下記で紹介します。

電気圧力鍋を使用する最大のメリットとしてあげられるものに、普通ならば大変な時間や労力を要する料理でも、簡単に作れる点があります。簡単に作れると作り置きも可能になってくるのでおすすめです。

電気圧力鍋で簡単に作れる料理は数え切れないほどあります。SNSやレシピサイトでも多く紹介されている代表的なものといえば豚の角煮です。その他、スープや大根の煮込みや牛すじを使ったビーフシチューなども、電気圧力鍋で作れる人気メニューです。

白いご飯にぴったりな、骨ごと食べられるサバの味噌煮や、野菜やブロック肉をゴロゴロと入れたカレーも、スイッチ一つで簡単にできます。電気圧力鍋ではプリンやぜんざいなどのスイーツも気軽に作れますよ。また冷凍肉をそのまま使用することもできるので手間暇がかかりません。

調理に時間がかかる点が、電気圧力鍋のデメリットです。カレーやシチューなどの料理が出来上がるまでに「予熱」「加圧調理」「蒸らし」の3つのステップを合わせた時間が必要で、実際の平均的な総調理時間は60分ほどかかります。

材料の中までしっかり火を通せるので、味が染み込みやすくなりますが、その分時間がかかってしまうのです。

ですが、これらのステップを自動で行う間、家事を平行して進められるので、一気に用事を片付けたい方にはいいかもしれません。

電気圧力鍋は炊飯も得意です。日本人になくてはならない白いご飯はもちろん、具材をたっぷり入れた炊き込みご飯も簡単に作れます。現在販売されている商品には「炊飯コース」が搭載されている商品も多く、炊飯器としても使えます。

また、雑穀米や玄米においては、電気圧力鍋を使ったほうがスピーディーに炊き上がり、食感も柔らかくなります。

美味しい料理が作れるとはいえ、やはり電気圧力鍋を使用する際の電気代が気になりますよね。メーカーや消費電力によって差がありますが、ここでは平均的な消費電力800Wの電気圧力鍋を例として計算してみます。

• 電気代の計算式

消費電力（W）÷1000×使用時間（h）×電気料金単価（円/kWh）

上記の式で1時間調理をした場合の電気代を算出すると、21.6円となります。加熱しなくてもいい蒸らし時間を除いた平均的な予熱と加圧にかかる時間は20分程度。ですから、1回の調理にかかる電気代の目安は7.2円になります。

電気圧力鍋の加熱方式は大きく分けると「マイコン式」と「IH式」の2パターンがあります。両者それぞれの構造やメリット・デメリットについて解説します。

電熱ヒーターで内釜の底面を加熱する仕組みのマイコン型は、コスパの良さが魅力です。一人暮らしを始めたばかりで資金が少ない方も安心ですね。

また、消費電力が少ない商品が多く、電気代を抑えたい方にもおすすめです。しかし、ヒーターが設置されているのは鍋の下部のみなので、加熱ムラがでやすいのがデメリットといえます。

底部や側面に巻いた加熱コイルで、内釜全体を包むように加熱するのがIH型です。電磁力により全体を同時に加熱できるため、マイコン型よりもムラなく食材を加熱できるのがメリットです。細かな温度調節ができる商品が多く、炊飯にも適しています。

IH型は強力な加熱方式なので消費電力がかかる商品が多く、電気代が高くなりがちな点がデメリットです。ですが、鍋のどの部分にある食材にも均等に火が通るので、仕上がりの良さを優先するならIH型がおすすめです。

電気圧力鍋には、圧力調理以外にもさまざまな調理モードを搭載した商品があります。たとえば、沸騰直前の温度で長時間食材を煮込む「スロー調理」や、食材に含まれた水分のみで調理する「無水調理」などが調理モードにあたります。

炊飯・蒸し料理・炒め物・発酵など、多数のモードが搭載された電気圧力鍋が1台あれば、豊富な種類の料理が作れるだけでなく、キッチンの省スペース化にも役立ちます。フライパンをはじめ、蒸し器など必須と思われていた調理器具が必要なくなるのもメリットです。

自動メニューとは、食材と調味料をセットしたらボタン1つで料理が出来上がる便利な機能です。電気圧力鍋のほとんどの商品に搭載されている機能で、圧力や加熱時間を自分で設定せず、ご飯を炊くような感覚で多彩な料理を作れるのが魅力です。

200種類を超える自動メニューを搭載した商品もあるので、その分料理のレパートリーを広げられます。しかし、少ないからといって使い勝手が悪いわけではありません。手軽さを求めるなら登録数が6〜8種類程度に厳選されている商品がおすすめです。

食べてみたい・作ってみたいと思えるメニューが搭載された電気圧力鍋を購入するのもいい方法です。

電気圧力鍋にあると便利なのが温め直しや保温機能です。調理してから食事まで時間がある場合に、自動で保温してくれると熱々の料理がいつでも食べられます。温め直し機能がついていれば、電子レンジで加熱する時間と手間を省略できますよ。

保温機能・温め直し機能の他に、あると便利な機能がタイマー機能です。朝出かける前にセットし、帰宅時間に合わせて調理が完了するように設定するだけ。帰宅が予定より遅くなっても保温や温め直しができれば、一人暮らしの食生活がより充実しますよ。

電気圧力鍋の蓋には、プッシュ式とスライド式があります。プッシュ式は片手でもボタン1つで開けられる点、スライド式は構造がシンプルなため洗いやすい点がそれぞれメリットとして挙げられます。購入する際は、実際に使用するシーンをイメージしながら選ぶといいです。

電気圧力鍋を選ぶ際には、お手入れのしやすさも重視しましょう。パーツの数はお手入れのしやすさを左右します。パーツの数が多すぎないか、洗いやすいかも注意してみてみましょう。

電気圧力鍋は圧力をかけて調理を行うため、パッキンや重りといった部品を取り外して洗う必要があります。圧力をかけるためパッキンや重りなど、意外と外して洗う部品が多いのが電気圧力鍋。お手入れに手間をかけたくない人は、パーツの数が少ない商品を選びましょう。

シロカは2000年に創業された日本の家電メーカーです。シンプルで機能性が高い調理家電を数多くラインナップしており、お手頃価格で提供しています。シロカの電気圧力鍋はボタンが少なく操作が簡単なのが特徴。初めて電気圧力鍋を購入する方におすすめです。

日本が世界に誇る家電メーカーのパナソニック。毎日の暮らしに欠かせない家電製品から住宅設備まで、すべてにおいて使いやすく高性能なのが魅力です。パナソニックの電気圧力鍋はコンパクトでお手入れがしやすいのがメリット。本格的な料理に挑戦したい人におすすめです。

フランスの小型家電メーカーのティファールは、置いたままでもインテリアの雰囲気を損なわないおしゃれな商品ラインナップが特徴です。ティファールの電気圧力鍋は200以上のオートメニューを搭載しているので、一人暮らしをスタートしたばかりの料理初心者におすすめです。

アイリスオーヤマは、安価でありつつも、さまざまなライフスタイルに合わせた商品で幅広く知られています。特に電気圧力鍋に関しては、少人数世帯向けのコンパクトなモデル・大家族向けの大きめのモデル・108の自動メニューに対応したモデルまで品揃えが充実しています。

一人暮らしだからこそおすすめしたい電気圧力鍋を紹介しました。スイッチを押すだけで勝手に料理を作ってくれる電気圧力鍋は、調理だけでなく時間の使い方まで変えてくれそうですね。電気圧力鍋をキッチンに1台加えて、毎日美味しい料理を気軽に作ってくださいね。