レチノールクリームのおすすめ8選｜特徴や選び方を解説！プチプラはある？

レチノールとはビタミンAの一種で、しわ改善が期待できる成分です。配合されているスキンケア商品も多く販売されており、最近人気の韓国コスメでも取り上げられているため、注目されている成分です。

レチノールにも種類があり、その特徴はさまざまです。商品によって配合量や刺激の強さなども変わるため、初めての方は自分の肌の調子も考えて選ぶ必要があります。

そこでこの記事では、レチノールの詳しい特徴・購入方法・使用方法などをご紹介します。自分に合ったスキンケア商品が選べるよう、おすすめ商品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

レチノールはすでにご紹介した通りビタミンAの一種で、ドラッグストアなどで販売している化粧品だけでなく、美容医療の現場でも使用されています。厚生労働省に認められた薬用有効成分で、しわ改善効果が承認されています。

ただしシワ改善の効果があるのは実際に承認を受けた薬用化粧品に限るので、購入する際は注意が必要です。

レチノールは主に5～6種類に分けられ、効果や刺激の強さが異なります。刺激が強い順にご紹介します。

• レチノイン酸：レチノールの中でも効果が高いですがその分刺激が強く、医薬品のみで使用されます。
• レチノール：刺激は強めのため敏感肌の方は注意が必要ですが、効果が高く医薬品・化粧品どちらにも使用されています。
• ビタミンA油：ビタミンAが溶け込んだ油で、皮脂分泌のコントロールを目的として化粧品に配合されていることがあります。
• 酢酸レチノール：レチノールを酢酸で安定させたもので、刺激は少なめです。
• バルミチン酸レチノール：ビタミンA誘導体として医学部外品や化粧品に使用されており、最も刺激が弱い成分です。

レチノールは非常に少ない量でも効果を発揮するため、0.1％以下の商品がほとんどです。高濃度だと刺激が強く肌への負担が大きいため、特に初めて使う方にはおすすめしません。そもそも日本では配合できる濃度が低く設定されていますが、海外製品では濃度が高いものもあるので、輸入製品には注意が必要です。

レチノールクリームは医薬部外品のものだとドラッグストアやAmazonなどの通販サイトなどで気軽に購入できます。プチプラ商品だと100ｇで1,000円程度のクリームも販売されています。オーガニックの商品などが人気のiHerbでもいくつかのブランドのレチノールクリームが販売されており、高濃度かつプチプラをうたう商品もありました。

レチノールの効果を感じるためには継続して使用することが大事なので、使いやすさやテクスチャー・香りなども選ぶときのポイントです。使っていて心地のいいクリームを見つけましょう。

また、濃度が高いものだと「ピリピリした刺激を感じる」「皮が剥ける」といった作用もあるため、レチノール濃度も使用感に影響します。

さらに、レチノールは紫外線や空気などで簡単に劣化してしまうため、使いやすさだけを重視せず、密閉性も考えて使いましょう。

レチノールクリームはドラッグストアやドンキホーテなどのバラエティショップで気軽に購入が可能です。Amazonや韓国コスメが豊富なQoo10などのネット通販サイトでも販売されています。もちろんデパートでも購入できるので、価格的に継続しやすいプチプラにするか、質の高さを求めてデパコスにするか、長期的に使うことを考えて検討してください。

肌の調子やトラブルに合わせて処方してくれるため、皮膚科やクリニックに行くのが安心です。レチノールクリームが肌に合わなかった場合のアフターケアもお願いできるので、特に敏感肌の方はまずクリニックで相談するのがおすすめです。

併せて使用する化粧品の成分等も問題ないか確認できるので、お肌の調子を確実にできるだけ早く整えたい方は皮膚科やクリニックを受診しましょう。

レチノールクリームは肌のターンオーバー機能を促進するため、使っていると皮がむけることがありますが、その皮むけや赤みがひどくない場合は、毎日1回程度使用して問題ありません。初めて使用する方は様子を見ながら使用するのがおすすめです。

レチノールの配合量が多い場合は特に肌への刺激が強くなるため、商品によっても調整が必要です。

市販のレチノールクリームはパッケージに記載されている適量を使用しましょう。初めて使う場合や敏感肌の方は、まずパッチテストをして肌トラブルが発生しないか確認しておくと安心です。その際は顔でなく腕などで試しましょう。

皮膚科などの医療機関で処方された場合は先生の指示に従って使用してください。

レチノールクリームを使うタイミングとしては、夜の洗顔後がおすすめです。レチノールは紫外線や空気で劣化してしまうため、朝に使用して外出してしまうと日光の影響で最大限に効果を発揮できません。

日中に使う場合は日焼け止めなどを合わせて使用して、できるだけ外部からの刺激を受けにくい状態にしましょう。

基本的にスキンケアの順番は油分の少ないものから油分が多いものの順に重ねていきます。そのため使用するレチノールクリームがどれだけ油分の多いアイテムかにもよりますが、概ね下記の順番になります。

• 化粧水
• 美容液
• レチノールクリーム
• 保湿クリーム

ご自身の肌のタイプに合わせて工程を減らしたり、増やしたりの調整をしてください。

レチノールは少量でも効果を発揮する成分のため、濃度が高ければ高いほどいいということはありません。濃度が高いと刺激も強くなり、肌の赤みやひどい皮むけなどの肌トラブルが起こる可能性もあります。

日本では規定の量が少なめに設定されていますが、海外では日本よりも高濃度の商品も販売されています。ネット通販で海外の商品も簡単に購入できますが、購入前に配合量の確認は必須です。

商品によって差はあるものの、レチノールはしわ改善の効果が認められている成分なのでぜひ使ってみてください。おすすめ商品の特徴や口コミ・レビューを参考にして、自分に合ったレチノールクリームを見つけましょう。こちらもあわせてご覧ください。