レチノール化粧品のおすすめ12選｜高濃度と低濃度どっちがいい？ドンキにある？

表皮ヒアルロン酸合成促進により、シワ※のケアに効果があるとされるレチノール。毛穴が気になる、通常のスキンケアでは解決できない肌悩みを抱える方にとってレチノールは魅力的なアイテムです。

レチノールはクリーム・美容液など多くの種類が販売されています。韓国製品をはじめとした海外製品もたくさんあります。もちろん日本製も販売しており、初心者はその中から自分に合うものを選ぶのは難しいですよね。

そこで今回は、レチノールの選び方やおすすめ商品を紹介します。また市販品や薬局・ドラッグストアで買える、プチプラでレチノールが含まれている化粧品も紹介しますので、購入の参考にしてください。ドンキホーテで購入できるかも必見です。

※化粧品においては乾燥による小ジワを目立たなくします。

効果の高いレチノールですが、使用上の注意点についても、詳しく解説します。

レチノールで、シワ※が必ず薄くなるわけではありません。たとえば、おでこにできた深い表情シワのように、重症度が高い場合は、完全にシワが消えるわけではないです。肌の現状をしっかりと見極めたうえで使い始めるようにしましょう。

※化粧品においては乾燥による小ジワを目立たなくします。

レチノール製品には、レチノイド反応（通称Ａ反応）といわれる反応が出る可能性があるといわれています。 この反応は、急激に新陳代謝が促進すると発生する可能性があり、毛穴の状態が悪化したり、肌の乾燥や赤み、かゆみが発生します。

もしも、肌に異常が現れたときは製品を使用するのをやめ、すぐに医師に相談するようにしましょう。

レチノール選びで確認しておきたいのは、レチノール濃度と付随する美容成分です。ここでは、使用する方の肌質やレチノールの使用経験があるかどうかが、選択を分ける重要なポイントとなります。レチノールの美容成分は以下の種類です。

• レチノイン酸（トレチノイン）：ビタミンA誘導体でシワ・ニキビの治療医薬品。高価は高いが院内製剤のみとなります。
• レチノール（ビタミンA）：ビタミンAの一種であり、シワの改善が期待できます。刺激となる可能性があるので注意してください。
• パルミチン酸レチノール（レチノール誘導体）：代謝を促進し、コラーゲン生成を促します。医薬部外品・化粧品によく使われています。
• 酢酸レチノール：ビタミンAの天然形態の1つで、肌への刺激は少な目です。化粧品に用いられることが多いです。

レチノールクリームには、レチノール成分が主体のシンプルなものもありますが、プラスでエイジングケア成分※を含んでいるものもあります。お肌の代謝を高める紫紺エキス、お肌にツヤを与えて炎症を防いでくれるパンテノール(プロビタミンB5)が代表的成分です。

さらには、マカダミアナッツオイルに含まれるパルミトレイン酸(赤ちゃんの肌に多く存在する一価不飽和脂肪酸)にも注目してみるといいです。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること 

レチノールの濃度は製品によって違うため、敏感肌の方はレチノール誘導体がおすすめです。高濃度レチノールはかゆみや赤みが起こるリスクがあるため、レチノールを初めて使う方は、低濃度のものから選んでください。低濃度では劇的なお肌の変化は見込めませんが「手軽に使える」のがメリットです。

また、肌が弱い方・乾燥肌の方も低濃度のレチノール使用からスタートしていくのが無難です。”高濃度”と記載されていると、低濃度より効果的に見えますが、それだけお肌にとってはハイリスクハイリターンとなります。

レチノールは、長期的な継続を前提に、まずは濃度が1%以下の低濃度のレチノールから試してください。自体がご自身のお肌に合うのか確かめてから、濃度のステップアップをはかりましょう。

自分に適したレチノールの濃度が決まったら、次はテクスチャーのタイプで選んでいきましょう。レチノールのタイプには、ざっくりと分けてクリームと美容液(液体)タイプの2種類があります。

お肌が乾燥している方や目元のシワをケアしたい方は、油分が多くて塗った部位以外の皮膚に広がりにくいクリームタイプがおすすめです。たとえば、資生堂エリクシールが手掛けるレチノパワーリンクルクリームは純粋レチノールにより、ヒアルロン酸を生み出し水分量を増やします。そのため、真皮のコラーゲン密度が高まる効果が期待できます。

レチノールを使うとレチノイド反応による乾燥が日常茶飯事なので、入念に保湿するようにしてください。少しでも油分の多いタイプを選ぶのがポイントです。また、クリームタイプはカプセル化技術などによる肌の角質層への浸透が高いのも魅力です。

べたつきが苦手な方は、塗った後がサッパリしている美容液(液体)タイプです。レチノールをお手持ちのオイルやクリームにプラスして使いたい方は、油溶性の原液タイプがいいです。

また、保湿力が低いためオイリー肌の方にも適しています。乾燥肌の方が使うとカサつきを感じたり、別のアイテムでしっかりと保湿したりする必要があるため注意してください。冬場はクリームタイプ、夏場は美容液タイプと使い分けましょう。

レチノールの効果を感じるためには使い続けるのが大切です。そのため好みに合ったテクスチャや香りの商品を選ぶのがポイントです。容器の使いやすさも重視してください。またより密閉性がある容器を選ぶと劣化を防げるのでおすすめです。

美容成分がたっぷりと含まれてるレチノールは、価格が高くなりがちです。予算が足りなかったり、コストパフォーマンスを重視し、プチプラ価格のレチノールを検討してみましょう。

ただし、プチプラタイプのレチノールは、保湿やエイジング対策につながる美容成分が少なめ、白人向けに作られた海外製が多いです。お肌の強さに自信がある方や、レチノール使用に慣れた上級者の方に向いています。

また、プチプラタイプには顔だけでなくボディまで使える大容量のものもあります。首回りにかけて、もしくはボディ全体など、広範囲の塗布を考えている方にもおすすめです。

レチノールが含まれている化粧品は、どこで購入できるのか紹介します。レチノールが含まれている製品を手軽に購入するのであればドンキホーテなどで購入したいですが、残念ながらドンキホーテでは購入ができません。

イニスフリー・キールズなどのレチノールが有名ですがドンキホーテでは購入できないので、購入するなら公式サイト・Amazon・楽天などのECサイト購入になります。手軽に購入できるとは、いかないようです。

こちらではクリームタイプのレチノール化粧品と医薬部外品をご紹介しています。

シワを目立ちにくくして、肌を引き締めてくれるレチノールですが、使用には注意点があります。

• 必ず日中に日焼け止めを使う
• 入念な保湿を怠らない

レチノールを使用している間は必ず日中に日焼け止めの使用が大切。レチノール使用中は、お肌がデリケートかつ乾燥気味になってしまいます。紫外線の影響を強く受けてしまうため、日焼け止めを塗っていないと逆にシワやシミができやすくなってしまう場合もあるので注意が必要です。

また、レチノール使用中は入念な保湿を怠らないようにしましょう。レチノールを使っているとどうしても肌が乾燥するため、保湿をほったらかしにしていると、かえって毛穴の開きを助長してしまう恐れがあります。

「レチノールを使うと毛穴が悪化する」と噂があります。実際にレチノールを使うと、一時的に毛穴が目立ってしまいます。「肌に合わないのでは」と心配になりますが、だんだんとレチノールに肌が慣れてくると症状もおさまるので、肌の状態を見ながら続けましょう。しかし、肌荒れの症状が長引くようなら使用を中止し、病院へ相談してください。

レチノールA反応は、使い始めの頃に続く場合が多いです。使い始めてから数日~2週間程度反応が起きるので、即座に中止をせずに様子をみましょう。通常は2~3日で症状が落ち着くので、それ以上反応が続く時は使用を中止し、医師に相談してください。

今回は、レチノールの選び方やアイテムをご紹介しました。自分に適したレチノールを時間をかけて使えば、さまざまな肌トラブル対策に一役かいます。レチノール愛用者は、10歳ほど若く見える方が多いです。お肌のケアのために、ぜひ使ってみてくださいね。