加圧式ボールペンおすすめ8選｜デメリットや多色タイプはある？

ボールペンは寒いところではインクが固まり書けなかったり、濡れた紙には書けなかったりした経験はありませんか？そんなボールペンのデメリットを解決するのが、空気の力でインクを押し出して書く加圧式ボールペンです。

加圧式ボールペンは逆さにした状態でも書けて、寒い場所や濡れた紙でもインクが擦れにくいのが魅力です。また、替え芯を使えばお気に入りのペンを長く大切に愛用できるのもメリット。しかし加圧式ボールペンにもさまざまな種類があり、どれにしたらいいのか迷う方も多いですよね。

そこで今回は、加圧式ボールペンの特徴や選び方とともに、おすすめの商品を紹介します。また、加圧式ボールペンとはどういうものかや多色タイプがあるのかについても解説するので、ぜひ本記事を参考にあなたにあった加圧式ボールペンを見つけてください。

加圧式ボールペンは、空気の力でインクを押し出す仕組みのボールペンです。インクを力強く押し出すのでペン先からの空気や水の侵入を防ぎ、ボールペンを逆さまにしても寒くてもインクが出るのが特徴です。

また、ボールペンで濡れた紙に書こうとすると、インクが滲んだり出なかったりしますよね。でも、加圧式ボールペンなら、濡れた紙にも難なく文字が書けるのがメリットです。どんなところでも使えるボールペンを探している方におすすめです。

加圧式ボールペンのデメリットは、コスパの悪さや握りにくさなどがあげられます。しかしリフィルが安い商品を選べば、コスパをよく使用できます。また、握りやすさは文房具などの実店舗で試し書きするのがおすすめです。

ノック式は、ペンの頭をノックノックして芯を出し入れするタイプです。片手でも素早く書き始められるため、電話中のメモや取材時などすぐに使いたい場面におすすめです。さらに、クリップがついているものが多く、スケジュール帳や書類・ポケットなどにペンを挟んで固定できます。

キャップ式はペン先にキャップがついているタイプです。使用時にはキャップを外して使います。保管の際はペン先をしっかりと保護してくれるので、インクの乾燥が少なく擦れを防げるのがメリットです。ただし、ノック式よりも書くまでにやや時間と手間がかかるところがデメリットです。

ツイスト式はボールペンの軸を回転させると芯が出るタイプです。ノック音などがしないので静かに使えるのが特徴で、商談などのシーンに適しています。また、重量感がある商品が多く、安定感があり書きやすいのも魅力です。価格は他のタイプより高めですが、高級感を求める方におすすめします。

油性インクは色素や定着剤を有機溶剤に溶かし、樹脂などを混ぜて作られています。耐久性・速乾性に優れており、滲みにくく落ちにくいのが特徴です。筆圧が強い方や領収書などの複写用紙への記入・履歴書などのノンカーボン紙に使用するのに向いています。書き味が重いのでペン先にインクが溜まったり書き出しが擦れたりしやすいのが難点です。

水性インクは色素・添加物・水からできています。水性インクのボールペンは、サラサラと軽く書けるため長時間使っても疲れにくいのが特徴です。ペン先にインクが溜まりにくく、黒以外にもカラー展開が豊富なのも嬉しいポイント。ただ、油性インクよりも耐水性がなく水に弱いため、水滴や手汗が染みるだけで文字が滲むのがデメリットです。

ペン先の太さは0.28～1mmまで幅広いサイズがあります。細めであれば0.3〜0.4mm・通常は0.5～0.6mm・太書きは0.7mm～が一般的なサイズです。ペン先のサイズは好みだけでなく、文字の大きさによっても使いやすいサイズが異なるので、じっくりチェックしましょう。

ボールペンの軸の太さや重さは、書きやすさを左右する重要なポイントです。筆圧が強く自然と力が入る方はやや太めの軸を選ぶのがおすすめで、反対に筆圧が弱い方なら軸が細くやや重いボールペンを選びましょう。

また、ボールペンは重ければ重いほど安定感のある書き味を感じられます。ただし、その分疲れやすいので長時間の使用には不向きな場合も。実際に試し書きをして、書きやすいと感じる太さや重さのものを選んでみてください。

uni（三菱鉛筆）は、ボールペンの代名詞とも言える人気商品「ジェットストリーム」を販売するメーカーです。加圧式ボールペンは定番の『パワータンク』から高級ラインまで多くの高性能なボールペンを展開しています。押し書きしやすい左利き専用モデルをお探しの方にもおすすめです。

PILOT（パイロット）の加圧式ボールペンといえば油性の『ダウンフォース』が代表格。ノックするとペン内部の空気圧が高まる仕様になっています。また、手が触れるところには無機系抗菌剤を配合しており、衛生面にもこだわっているのが特徴です。

トンボ鉛筆の加圧式ボールペンは、従来のボールペンにはあまりないハードなデザインで力強いイメージのフォルムが特徴です。他の商品よりもボディが短いので、コンパクトに扱えるのも魅力のひとつです。やや価格は高めですが、人と被らない独自性の高い製品を求める方におすすめします。

「お気に入りのボールペンはインクが切れても捨てたくない！」とお考えの方には替え芯がおすすめです。近年は加圧式ボールペンの替え芯が販売されるようになり、商品数も増えてきました。uni（三菱鉛筆）の替え芯が主流ですが、形状が合えば他メーカーでも互換が効く商品があります。文具店などでチェックしてみてください。

現在主要メーカーから加圧式ボールペンの多色タイプは発売されていません。ただし、カラーつきのタイプが販売されているので、色つきがいい方はぜひチェックしてください。トンボがいいなら「エアプレス」、uniがいいなら「パワータンク」がおすすめです。

加圧式ボールペンは、水に濡れたり寒くなったりしてもインクが出にくくなるデメリットを解決してくれます。仕事でもプライベートでもどんな場面でも便利で快適に書ける加圧式ボールペン。この記事を参考にぜひ使ってみてください。

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