東野圭吾原作のドラマおすすめ20選！『放課後』から『加賀恭一郎』『ガリレオ』まで

東野圭吾の小説は、数々のドラマや映画の原作となっています。名前は知っているけど本を読んだ経験がない人もいるのでは？本が苦手な方でも、どうして人気なのか知りたいと思いませんか？それなら、東野圭吾の小説を基に作られたドラマなら見やすいです。

東野圭吾は推理小説やミステリーの印象が強いですが、社会派をテーマにした考えさせられる内容のものや情緒的なストーリーなど多彩です。さらに、学園ものもあるため、幅広いジャンルが楽しめます。どのストーリーもテンポが良く、ストーリーが頭に浮かぶような内容です。

この記事では東野圭吾の小説を原作としたドラマについて解説していきます。多くの作品がドラマ化されているため、好みのドラマを選ぶ方法やおすすめのドラマを紹介していまきす。また、小説家として東野圭吾が好きな方は、映像化されたドラマを楽しんでみてください。

東野圭吾とは、有名な人気小説家です。小説家として知らない方でも原作となったドラマのタイトルをあげると、すべて東野圭吾の作品であると驚きます。たとえば、『秘密』『白夜行』や『容疑者Xの献身』は三作品ともドラマ化も映画化もされています。東野圭吾の小説のファンの方は、ドラマに関して、東野圭吾の原作だからみる方も多いです。

1958年生まれで大阪出身の東野圭吾は、幼いころ読書に夢中になっていたわけではありません。推理小説を初めて手にしたのは高校生の時で、その時に江戸川乱歩賞の存在を知り松本清張などさまざまな推理小説を読むようになりました。

大学卒業後は技術者として就職しましたが、会社に勤めながら推理小説を書いていました。その際書いた『人形たちの家』で江戸川乱歩賞に応募し、二次予選を通過し、その後『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し小説家に専念します。作品数は現在、100作ほどあります。

東野圭吾の作品の魅力は読みやすさです。小説を読み始めても難解な言葉ばかりだと、途中でやめてしまう人もいます。しかし、東野圭吾は難しい語彙があまり使用されておらず、スラスラと読めます。そのため、初心者の方も読みやすいです。また、ミステリー色が強いと思われていますが、そのジャンルは多岐に渡ります。東野圭吾の本を選ぶ時には好きなジャンルから選べます。

たくさんの小説がドラマ化されていますので、その中から好みの作品を選ぶ方法を見ていきます。

シリーズものは、1つ読むと次々に読んでしまいたくなる人気作品です。東野圭吾の本を堪能したいならシリーズものがおすすめです。

『卒業』『眠りの森』『どちらかが彼女を殺した』『悪意』などヒット作品がずらりと並びます。そのため、1話ずつでも楽しめます。刑事である加賀恭一郎を主人公にしたミステリー小説で、阿部寛主演のドラマ『新参者』はお馴染みの方も多いです。ドラマだけではなく、映画化もされています。

ガリレオシリーズの中に『容疑者Xの献身』が含まれています。天才物理学者である湯川学の知識を駆使してさまざまなトリックを解明していくストーリーです。テレビドラマや映画化され、どれもヒット作となりました。

主人公の湯川学は福山雅治が演じています。『容疑者Xの献身』は第134回直木三十五賞を受賞し、発行部数1,000万部を超えています。

小学校の教師である竹内しのぶが、生徒と捜査一課の刑事らを巻き込みながら、数々の事件を解決していくストーリーです。ドラマとしてはNHKとTBSとそれぞれ異なる放送局で製作されています。しのぶ先生の推理や女性ならではの観察眼など刑事顔負けの活躍が見ものです。生徒の成長やしのぶ先生の教師生活も見どころとなっています。

小説がドラマ化された年代別に紹介していきます。

週刊文春ミステリーベスト10は日本推理作家協会会員の他、書評家や雑誌記者、書店員からのアンケートで決定される賞です。この投票によりに1985年 に『放課後』が1位に輝いています。『放課後』は名門女子高校の教師である前島が、学校で起きた事件の真相に迫るストーリーです。1986年にフジテレビ系列である『木曜ドラマストリート』でドラマ化されました。

『白夜行』は200万部を突破した人気小説です。綾瀬はるかと山田孝之の主演でドラマ化もされた、心に響くストーリーです。幼いころ、ある事件をきっかけに知り合い、大人になってからは別々の道を歩んでいました。しかし、過去の事件が2人の関係性がわかってきます。綿密に練られたストーリーに引き込まれていきます。

『秘密』は映画とドラマのどちらも作成された小説です。愛する妻を失った日からしばらくして、娘の身体に妻が宿っていると気づきます。それは、誰にも言えない秘密だった。娘であるが妻である一人の女性に対して苦悩する姿が描かれています。200万部を超えるベストセラーです。

ドラマ『新参者』は、刑事である加賀恭一郎が主人公のストーリーです。ドラマだけでなく、映画化もされた人気シリーズです。加賀恭一郎の作品は多くありますが『新参者』は最もポピュラーな作品のひとつです。主人公が魅力的に描かれているため、事件の解決だけではなくいろいろな角度から楽しめます。

『プラチナデータ』は、二宮和也主演で映画化されました。犯罪防止の目的でDNA法案が施行され、高い検挙率を誇っていた世界が舞台です。しかし、その世界の本当の目的は違ったものでした。真相を突き止めた主人公は、逆に追われる立場となってしまう。最後までスリルのあるストーリーに仕上がっています。

『さまよう刃』は東野圭吾の問題作と言われた社会派小説です。殺された娘の復習に燃える父親の物語です。未成年者に殺されたため罪には問えない。そのため、父親は娘の為に復習を実行しようとします。正義とは何かを考えさせられる映画です。

東野圭吾の原作はドラマでも人気のシリーズものがおすすめです。加賀恭一郎シリーズであれば 『予知夢』『容疑者Xの献身』『ガリレオの苦悩」『聖女の救済』『真夏の方程式』です。このように刊行順に読んでいくのをおすすめします。

また、『犯人のいない殺人』には7編の作品が収められています。長編を読むのが苦手な方でも読みやすいです。1994年に刊行されていますが、全く古さを感じさせない物語です。『超・殺人事件 推理作家の苦悩』には8つの作品が収められています。ブラックユーモア満載で切れ味鋭い作品です。

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ドラマはテレビより大きな画面で見ると映画のような迫力です。しかし、映画化されていないドラマもあります。そういう時にはプロジェクターがおすすめです。プロジェクターを使用すれば、好きな部屋がその場でホームシアターに早変わりします。映画のような臨場感で好きなドラマが見られます。

東野圭吾の作品はミステリーだけでなく、恋愛や社会の問題提起など幅広いジャンルに渡っています。そのため、感動したり、ハラハラしたり、考えさせられたりと充実した時間が過ごせます。本が苦手な方は映像から入るときっと原作も読みたくなります。また、東野圭吾については、以下の記事も併せてご覧ください。