ペット用湯たんぽおすすめ24選｜猫用・犬用【充電式や電子レンジタイプも紹介】

犬猫用湯たんぽは、犬や猫などのペットのために作られた防寒グッズ。じんわりとした温かさが続き、ペットが快適に暖をとれます。使用中に電気コードや火を使わないので、比較的安全に使えるのが魅力です。

ペット用の湯たんぽには、定番のお湯を入れるタイプのほか、電子レンジで加熱するタイプ・充電式湯たんぽ・蓄熱式湯たんぽなどさまざまなタイプの商品が販売されています。また、金属製やプラスチック製、シリコン製など素材もいろいろあると迷ってしまいがちです。

そこで、本記事では、犬用から猫用までペット用湯たんぽの選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後には、 100均で販売しているかどうかや安全に使うポイントについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

お湯タイプの湯たんぽは、栓を開けてお湯を注ぐ昔ながらのタイプ。金属やプラスチック製の硬いものと、ゴム製のやわらかいものがあります。硬い丈夫な素材でできたものを選ぶと、噛み癖があるペットでも比較的使いやすいです。

80～100℃程度のお湯を入れて使うので、しっかりとカバーを付けてやけどを防ぎましょう。湯たんぽカバーは付属している場合もありますが、100均でも手に入ります。

毎回お湯を沸かす手間がかかるのがデメリットですが、夏冬兼用のものなら、夏は氷水を入れて保冷剤としても使えます。

電子レンジタイプの湯たんぽは、電子レンジで加熱すればすぐに使えるのがメリットです。お湯を沸かす手間がなく、熱湯がこぼれてやけどをする心配もありません。

ただし、加熱しすぎると触れないほど熱くなったり、中の保温剤が出てきてしまう可能性があります。商品によって電子レンジのワット数や加熱時間が異なるので、使い方をよく確認して使用しましょう。

電子レンジタイプには、硬いものと押せば変形するやわらかいものがあります。動物の形など、かわいいデザインの商品が多いもの特徴です。

充電式の湯たんぽは、一度充電すれば約8～12時間もの長い時間、一定の温度を保ってくれます。使用中にコードが必要ないので、コードをかじってしまうペットにも使いやすく、持ち歩きにも向いています。外の冷気に触れても冷めにくいので、冬にケージで移動する際などにもおすすめです。

充電回数が限られているため、長期間使用していると効果が薄れてしまうデメリットもありますが、手軽に長時間使用したい人は試してみてください。

ペットに湯たんぽを使用する際には、ペットが噛んだ時に壊れにくいことが重要です。噛み癖があるペットの場合は特に、金属製や陶器製、プラスチック製の丈夫な商品を選びましょう。各素材にメリット・デメリットがあるので、よく確認して選んでください。

金属製は直火にかけて温められる商品もあり手軽です。サビが出ていないか確認して使いましょう。陶器製は保温性が高いですが重量があり、落とすと割れる危険があります。プラスチック製はコスパがいいのがメリットですが、保温性には劣ります。

仔犬や仔猫、シニア、目が不自由なペットの場合には、つまずくのを防ぐため、高さのあまりないタイプの湯たんぽがおすすめです。

特にゴム製やシリコン製の湯たんぽは柔らかいので、高さがないタイプを選べば転倒防止、ケガ防止に役立ちます。ただし、ゴム製やシリコン製は穴が開きやすいため、噛み癖のあるペットには使用しないようにしましょう。

電子レンジタイプを使用する際には、保温剤の素材やカバーの素材もよく確認しましょう。中の保温剤には、毒性の低いポリエチレングリコールなどが使われていますが、どんな素材が使われているかは一度確認して購入すると安心です。

ジェル状の保温剤が使われている商品には、破れやすいものもあります。本体がプラスチック製のものを選んだり、厚手のアルミシートカバーで保護したりして破損を防ぎましょう。

ペット用の湯たんぽを選ぶときは、ペットの体格はもちろん、湯たんぽを使用する場所にあったサイズを選ぶと快適に使用できます。

たとえば、ハウスやキャリーケース内で使うと空間内の温度が上がりやすく、ペットが暑さを感じる場合があります。そんな時には、涼むスペースが確保できるようサイズの調整が必要です。また、持ち運びをメインに使うなら、コンパクトなサイズがおすすめです。

犬や猫は体が毛で覆われているので熱さに強そうに見えますが、肌は敏感で、湯たんぽによる低温やけども起こりやすいです。特にシニアや足が不自由なペットは同じ姿勢で過ごす時間が多いため、カバーやタオルでしっかり保護をし、こまめに手で触って温度を確認しましょう。

カバーがあれば、汚れた時にもすぐに洗えて衛生的です。カバーは100均でも販売しているので、何枚か用意しておきましょう。

ペット用湯たんぽの保温時間は、商品によって大きく異なります。湯たんぽは温めた直後からだんだんと温度が下がっていくので、短時間使用したい場合でも、4時間程は保温できるものがおすすめです。長時間の留守番や外出時には、長時間保温できるものを選びましょう。

お湯タイプの場合、一般的にお湯を入れる量が多いほど、保温時間は長くなります。ただし、容量が大きいとサイズも大きくなるため、ペットの体格や使う場所も考慮して使いやすいものを選んでください。

ペットに湯たんぽを使用する際は、安全であるかがとても重要です。そのため、選ぶ際には「JIS規格のマーク」の有無や、ペット専用の商品かを基準に選ぶのもおすすめです。

JIS規格のマークは、日本が定める一定の基準をクリアした製品に付けられるマークです。ペット専用に作られた商品はペットの動きを考慮して作られており、フタやファスナーが丈夫に作られていたり、いたずらしやすいパーツがなかったりと安全性に配慮されています。

ドギーマンは、大阪市に本社を置く、ペット用品の製造販売をおこなう企業です。フードから食器、おもちゃ、ケア用品まで、ペットと暮らすのに必要なあらゆるグッズを扱っています。

ドギーマンは安心・安全にもこだわっており、製造工場は国内外ともに同じ安全基準を採用。厳しい管理のもと製品を作っているのも特徴です。利用者が多く商品の口コミも多いので、迷ったときにはおすすめのメーカーです。

協越化学株式会社は､主にプラスチック製品の製造販売を行っている福井県の企業です。感染性医療廃棄物容器、人工スキーマットなどの企業向け製品から、じょうろ、バケツ、スコップなどの家庭用の製品までさまざまなプラスチック製品を製造・販売しています。

協越化学は、メイドインジャパンの高品質が売り。湯たんぽは数種類取り扱っていて、通常の湯たんぽはもちろん、ペット用湯たんぽも販売しています。

さまざまなアイテムをリーズナブルな価格で販売している100均ですが、実はペット用湯たんぽの取り扱いはないようです。人間用の湯たんぽとペット用とで違いはないため代用品として使えますが、その際に知っておきたいポイントがあります。

ペットは人間と違って、引っかいたり噛んだりします。このため、湯たんぽ本体だけでなく、カバーの素材なども丈夫で壊れたり破れたりしにくい商品を選ぶ必要があります。

ペット用湯たんぽを安全に使うには、以下のポイントを押さえましょう。

• しっかりカバーをして低温やけどを防ぐ
• ペットの性格や癖にあわせた素材を選ぶ
• ペットが涼めるスペースも作る
• ペットがつまずいて転ばないよう気を付ける
• カバーを清潔に保つ

ペットにとっても低温やけどは危険です。湯たんぽを使用する際はカバーを付け、じんわりと温かさが伝わるくらいに調節しましょう。また、涼むスペースの確保も大切です。噛み癖があるペットは丈夫な素材、シニアのペットには柔らかくて高さのないもの、などペットにあわせて選びましょう。

意外と見落としがちなのが「カバー」です。シーズン中は毎日のように使うため、洗わないでいるとダニやノミがわく可能性があります。カバーは定期的に洗濯して清潔なものを使うのがポイントです。

ペット用湯たんぽは、代わりにペットボトルを利用して作れます。コストがかからずエコなのがメリットですが、ペットボトルは耐久性が弱く、熱湯が漏れやけどをするリスクがあります。

もしペットボトルで湯たんぽを作るときは、必ず熱に強いホットドリンク用のボトルを使用しましょう。また、やけどをしないよう、タオルなどでしっかりとカバーすることが大切です。危険なので、噛み癖があるペットには使わないようにしましょう。

ペット用湯たんぽは、じんわり優しく温かさが続くのが特徴です。湯たんぽがあれば、寒い冬もペットが快適に過ごせます。ペットにあったサイズや素材、温め方の湯たんぽで、快適に冬を過ごしましょう。こちらの記事もあわせてご覧ください。