ダイエットドッグフードのおすすめ20選｜高タンパク・ヒューマングレード・無添加など

犬の体重管理はとても大事です。体重の増加は、犬の健康に悪影響を及ぼします。さまざまな病気の発症率を上げる原因にもなります。さらに、関節などへの負担が増え、脱臼やヘルニアなどのリスクも高まります。

犬は、食欲を自分ではコントロールできません。ご飯を催促されると、ついついかわいくてあげたくなります。しかし、愛犬のためには、飼い主が食事の管理をしてあげる必要があります。愛犬と健康的に少しでも長く楽しく過ごすには、適切なダイエットが必要です。

今回は、ヒューマングレード・シニア犬用・そのほかのダイエットフードのおすすめ20選をご紹介します。ダイエットにおすすめのドッグフードの選び方や、与え方についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

犬種によって体格差が大きいため、栄養状態を数字を表す方法であるBCS(ボディ・コンディション・スコア）で、現在の体格を5段階で判断できます。具体的には、助骨や腰回りの皮下脂肪の厚さとウエストの形から数値を出します。

理想の体型は、助骨が適度に脂肪に覆われており、助骨に触れられる状態です。ウエストにくびれがあるのが望ましいです。動物病院でも測ってもらえますので、定期検診の時などに尋ねてみましょう。ブルドッグやコーギーなどの太りやすい犬種や、ミニチュアダックスなどの胴長の犬種は特に気をつけてみてあげましょう。

犬のおすすめダイエット方法の基本は、運動とフード管理です。どちらも飼い主の管理が必要になりますので、参考にしてください。

まずは、運動時間が足りているか確認しましょう。足腰・心臓・呼吸器などにトラブルのない犬の望ましい1日の運動量は、20分以上の軽い運動を2回程度です。小型犬は散歩をするだけで十分の場合もありますが、中型犬以上は散歩にボール遊びなどを入れると効果的です。

小型犬でも散歩は必要です。外の刺激を感じるだけでもエネルギーを消費でき、リフレッシュにもなります。

運動だけでは足りない子には、フード管理が必要になります。ダイエットには、低脂肪で高繊維食がおすすめです。脂肪が多いフードは嗜好性が高く、必要以上に食欲をかき立ててしまうため低脂肪を選びましょう。繊維質は、多いと満腹感が得られやすいため適量で満足しやすいです。

フード管理は、単純に食べる量を減らすと愛犬のストレスにもつながります。フード内容の見直しで、ストレスのないダイエットができます。

ドッグフードの与え方も工夫して、愛犬にダイエットのストレスがないようにしましょう。単純にフード量を減らすとストレスを感じます。中には、空腹から吐いてしまう子もいます。そうならないために、与え方にも気を配りましょう。

エネルギー摂取量を減らすためにフードを変えたり減らしながら、ご飯の回数を増やすのがおすすめです。空腹の時間が減り、吐かなくなります。その分、ストレスも感じにくくなります。

ダイエットには、低カロリーで内容にこだわったドッグフード選びが必要です。炭水化物・繊維質の量にこだわったり、油の種類にも気を配ったりする必要があります。さらに、品質のいいドッグフード選びが愛犬の健康にもつながります。

ダイエットのおすすめのドッグフード選びは、まずは、高タンパクで低脂肪のものを選びましょう。主原料に低脂肪の肉や魚を使っているドッグフードを探すと簡単です。

• 鶏ささみ
• とりむね
• ラム
• 鮭
• マグロ赤身

これらを主原料に使っているドッグフードを探してみましょう。エネルギーが脂肪に変わりやすくならないために、タンパク質は摂る必要があります。

血糖値を下げるためには、炭水化物が少なめでさつまいもやひよこ豆などの低GI穀物のドッグフードがおすすめです。肥満の犬は、血糖値が高く糖尿の心配がある犬もいます。

ドッグフードによく使われる、米・ジャガイモ・トウモロコシなどは高GI穀物と呼ばれ、血糖値を上昇させる原因にもなります。糖尿の心配がある場合は、低GI穀物のドッグフードを選びましょう。

食べるのが大好きで、ご飯を催促が激しい子や、空腹に耐えられず吐いてしまう子には、繊維質多めのドッグフードがおすすめです。繊維質は水溶性と不溶性があります。水溶性の食物繊維は、胃の中で膨張するため満腹感が得られます。

海藻類・ごぼう・果物類から得られる馴染みのある食物繊維です。繊維質多めのドッグフードで、ダイエットでのストレスを与えないように工夫しましょう。

ドッグフードに使われる油でも、体脂肪になりにくい油があります。オメガ3脂肪酸を奥含む魚油や亜麻仁油は血液中の中性脂肪の増加を抑えやすと言われています。牛脂・豚脂・鶏脂などの動物性油脂を使用しているものよりも、魚の油や亜麻仁油が使われているドッグフードを選ぶようにしましょう。

最近では、パッケージに『オメガ3』の文字が入っているドッグフードがよく見られますので、チェックしてみてください。

ドッグフード選びは、ダイエット目的だけでなく愛犬の健康も考えた、品質が高くこだわり抜かれたドッグフードもおすすめです。高品質のドッグフードに多い、ヒューマングレード・グレインフリー・無添加について詳しくみていきます。

「ヒューマングレード」のドッグフードは、人間の食品と同等レベルで管理された品質の高い原材料で作られています。しかし、表記する決まりや表示基準などがあるわけではないため、メーカーの判断です。

表記するメーカーが増えた理由は、食に適さないものを混ぜて作っているドッグフードが実在している点が背景にあります。これらと差別化するために、増えてきたと考えられます。

品質のいいドッグフードを選ぶには、ヒューマングレードを選択基準にする一つですが、原材料がしっかり明記されているものを選びましょう。

「グレインフリー」のドッグフードは、小麦・トウモロコシ・米などの穀物を使わずに作られています。穀物の栄養素は糖質のため、摂りすぎてエネルギーとして使われなければ脂質になるため太る原因になります。

穀物は、ダイエットのためだけでなく健康面でも控えたい原料です。穀物は犬にとっては消化しにくいため、腸に負担をかける場合があります。健康面から見ても、グレインフリーのドッグフードはおすすめです。

「無添加」のドッグフードは、人工添加物・香料・保存料・着色料を使用せずに作れらています。特に着色料や香料は、見た目や食いつきを良くするために使われており、本来必要ありません。品質のいいドッグフード選びのポイントにしましょう。

しかし、無添加で気をつける点は、どれか一つでも不使用の場合は『無添加』と表記できる点です。ドッグフードの中には、「香料・着色料不使用」と具体的に何が不使用なのかを明記しているものもあります。細かく明記された信用のあるドッグフードを選びましょう。

ダイエットドッグフード選びは、品質だけでなくコスパも重要です。いくら品質のいいドッグフードを選んでも、コスパの低い予算オーバーのものだと続けられません。ダイエットドッグフードは、品質とコスパのバランスの取れたものがおすすめです。

市販のドッグフードでも安価で品質のいいものもあります。継続できる価格のドッグフードかも考えて選びましょう。

与えるドッグフードの適正量は、ステージ（年齢）や体重によって異なります。ドッグフードによっても異なりますので、説明書きなどをしっかり確認しましょう。さらに、手作りフードを与える場合は、与える量や栄養バランスなどを気を付ける必要があります。

手作りフードのカロリー量の確認は必須です。スマホで診断できる、「PETOKOTOFOODSのフード診断機能」がありますので、確認してから与えましょう。

シニア犬は運動を積極的にできない子もいるため、痩せにくい場合はドライフードとウエットフードの併用がおすすめです。ウエットフードは、ドライフードよりも水分量が多くカロリーが低いため摂取カロリーを抑えられます。

さらに、ドライフードをふやかす方法もあります。かさ増しになり満腹感が得られやすいです。ふやかす方法は、体内への吸収が緩やかになり、血糖値の上昇も抑えられます。痩せにくいシニア犬には、水分量を増やしたご飯のあげ方がおすすめです。

愛犬のダイエットは、飼い主の運動や食べる量などの管理が必要です。ダイエットドッグフードを上手に利用して、ストレスを与えない健康的なダイエットに取り組みましょう。

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