シルクの掛け布団おすすめ9選｜メリット・デメリットは？魅力も紹介

シルクは、別名「真綿(まわた)」とも言われる美しい光沢が特徴の高級素材。ブラウスやスカーフなどの衣類に使われる素材といったイメージがありますが、実は寝具としても優秀なんです。

特にシルクの掛け布団は肌触りも良く見た目もおしゃれで心地いい眠りを叶えてくれる優秀アイテム！こちらの記事ではシルクの掛け布団について、メリットやデメリットをご紹介。寝具と言えばコットンが主流ですが、実はシルクも寝具向きの素材であるのをわかっていただけるはずです。

また、家で洗えるの？季節を問わず使えるの？などの疑問にお答えしつつおすすめの商品と口コミも併せてご紹介。ぜひ掛け布団選びの参考にしてみてください。

シルクは、蚕の繭から作られた天然繊維。数ある天然繊維の中で唯一「フィラメント繊維」と言われる長繊維です。人間の肌と同じくたんぱく質が主成分であるため、肌との相性がいい素材と言えます。

昔からフォーマルなドレスや着物の素材として重宝されたシルクだけに、ラグジュアリーなイメージ。しかし、見た目だけでなく機能性にも優れているので、パジャマや寝具などリラックスタイムに必要なアイテムにもよく使われます。

シルクは吸放湿性が高いのが特徴で、そのスピードはなんと綿の1.5倍！睡眠中は季節を問わず汗をかきますが、吸湿性が高いシルクの掛け布団なら汗を吸ってくれるので肌もサラサラのままです。

また、汗が肌について体が冷えてしまうのを防ぐ効果も。放湿性にも優れているので、布団の中に湿気がこもるのを防ぎ、睡眠時の不快感を軽減してくれます。

シルクの掛け布団は保湿性もあり、お肌の大敵である乾燥対策にも〇。シルクは人間の肌と同じく18種類のアミノ酸から成るたんぱく質でできていますが、これは皮膚細胞の活性化を促してくれる成分。

特に乾燥する冬場やエアコンなどから肌を守ってくれるので、睡眠中も美容効果が期待できます。肌に優しいのはもちろん、高い保湿力で肌を包み込んでくれるので寝心地もいいです。

シルクの掛け布団は、ほこりが出にくいのも大きなメリット。ほこりはハウスダストの原因となり、アレルギーや喘息を引き起こす可能性も。化繊素材の掛け布団と違い、シルクは繊維が壊れにくいのでほこりが出にくいです。

また、表面がツルッとしていて、ほこりや花粉が付着しても排除しやすいのが特徴。湿気が放出されやすく、頻繁に日干ししなくてもジメジメしません。

シルクの肌触りは、ほかの生地に比べてなめらかで肌へのフィット感も抜群です。睡眠時はずっと掛け布団が肌に触れていますが、シルクなら肌への刺激も少ないので、寝ている間のストレスも軽減！

睡眠は1日の疲れをとるための大切な時間ですが、シルクの掛け布団なら十分にその使命を果たしてくれます。おまけに美容効果もあり、女性にとっては大きなメリットです。

シルクは素材自体が高級なため、掛け布団もほかの素材に比べて価格が高いです。その割には弾力性が損なわれるのが早く、商品にもよりますが5年ほどで品質が低下する場合も。

また、クリーニング代などお手入れの面でも綿や化繊の掛け布団に比べてコストがかかります。高価な割に耐久年数が低いので、コスパ面では優秀と言えないのがデメリットです。

自宅で洗濯できるシルクの掛け布団とはいえ、デリケートなので洗濯をする場合は以下の点に気をつける必要があります。

• 洗濯絵表示の詳細を確認する(ネット使用の有無・水温・水流の強さ・柔軟剤の可否・ドライクリーニングの可否・脱水の強さ・干し方)
• 常温かぬるま湯で中性洗剤を使い弱水流で洗う
• 脱水は短時間で済ませる
• 陰干しする

洗えるシルク(ウォッシャブルシルク)とは、家庭での洗濯機でも縮みにくく色落ちしにくい加工が施されたシルク。特に統一基準が設けられているわけではありませんが、家庭で洗濯しても変化しにくいです。

また、日光に当てても黄ばみが出ないよう加工されたものも。洗濯の前後で風合いに変化が出にくいシルクの掛け布団と言えます。

シルクの掛け布団は、温度や湿度を調節する機能があります。夏は布団の中で汗をかくと蒸れますが、シルクの掛け布団なら湿気がこもる心配もありません。

冬はシルク独特のしなやかさのおかげで体にフィットして、肩辺りが開かないので冷えにくいです。乾燥が気になる場合は、シルクの量が多く保温性が高いものを。夏用・冬用それぞれの商品もあるので、使い分けるのもおすすめです。

シルクの掛け布団も、綿布団ほどではありませんがダニが繁殖する可能性があります。シルクは湿度を吸収する性質があるので、こまめに乾燥しないとダニが生息しやすい湿った温かい環境を整えてしまうからです。

ダニが気になる方は、ダニ加工してある商品を選ぶのがおすすめ。ハウスダストなどアレルギー体質がある方でも、シルクは長繊維のためほこりが出にくいので安心です。

シルクの掛け布団は、収納する前にしっかりと湿度を逃がしておく必要があります。日陰干しして、通気性のいい不織布の袋に乾燥剤や防虫剤と一緒に入れて収納します。

収納場所も湿気が少ない方が〇。除湿剤を用いたり、定期的に風を送って湿度から守るのもおすすめ。打ち直しができない商品が多いので、長く使うためにも正しい収納の仕方が必要になります。

シルクの掛け布団についてわかったところで、どこで購入すればいい？の疑問を解決するために人気のブランドを紹介します。

種類が多く選択肢が広いのが、老舗の寝具ブランド「西川」。シルクの中でも高級な近江真綿の掛け布団や洗えるシルクの掛け布団もあります。身近なところでは「無印良品」にもシルク配合の寝装カバーシリーズがあります。

サラッとした肌触りで美容にもいいシルクの掛け布団。美肌キープのために、また大切な睡眠時間をより充実させるためにもぜひ試してみてはいかがですか？ご紹介したシルクの掛け布団のおすすめ商品も参考にしてみてください。

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