腰痛の方向けの布団おすすめ13選｜腰が痛くならない布団はある？【敷布団】

寝る時にいつも使用するマットレス・敷布団・掛け布団などの就寝アイテムは、どのようなものを使用していますか。実はものによっては、腰痛を悪化させる要因になります。布団の硬さ・耐久性などにより、体全体に負荷を多くかけています。

特に腰は悪化しやすいうえに、治りにくい場所です。そのため、腰痛を改善するためにはしっかりと機能性に優れた布団を選ぶ必要があります。毎日使うものなのでお手入れが簡単でへたらないものを選びたいですよね。

そこで今回は、腰が痛くならない、腰にいい布団について解説します。マットレス・敷布団・布団セットなどの寝具ごとのおすすめ商品と、実際に使った方の口コミもあわせて紹介します。「寝る時に腰が痛い…」とお悩みの方も、この記事を参考に選び、腰痛対策していきましょう。

*満足度調査は購入者さま232名のデータです。

腰痛と布団には大きな関係があります。敷布団と身体の相性によっては、体に負荷がかかり腰痛を悪化させる原因になる場合もあります。身体に合わない敷布団を使用し続けることで、腰が悪くなったり睡眠の質が悪くなったりするため、注意が必要です。

腰痛でお悩みの方には、正しい寝姿勢をサポートしてくれる腰が痛くならない布団がおすすめです。ただし、ほかの病気などが考えられる場合は、医師へ相談する必要があるので注意してください。また、長年使用したぺしゃんこのせんべい布団も、腰痛を悪化させる要因になります。ぜひ自分に合った敷布団を見つけてください。

ここからは、敷布団のメリット・デメリットを解説します。まずメリットとして挙げられるのが、保温性や吸湿性の高さです。寒い冬・湿度が高まる夏にも適しており、一年中使い続けるうえで重要なポイントです。また、天日干し・クリーニングができ、最近では自宅の洗濯機やコインランドリーで丸洗いできる敷布団もあります。

しかし、マットレスよりもへたりやすく、いわゆるせんべい布団になりやすい点がデメリットです。また、柔らかすぎるため、腰痛持ちの方には不向きな場合もあります。

マットレスとは、ベッドの上や敷布団の下などに用いるアイテムです。このマットレス次第で、大きく寝心地が変わるといわれています。またマットレスには体を包み込むように支える高反発タイプや、反発力が少なく体を包み込むように支える低反発タイプなど種類があります。

腰痛にいいとされるのが、高反発タイプです。さらに柔らかめ・硬めのものよりもこの両方を持った適度な硬さのものが体を均等に保つため、体に負担がかかりにくいです。そのため、硬さなどにもこだわりながら、自分に合った商品を見つけましょう。

敷布団は体を支える役割を果たし、マットレスを敷かずにそのまま使用も可能な便利なアイテムです。ただ敷布団にはかなりの厚みがあるものから、薄いせんべい布団のようなものなど当たり外れがあります。

自分の体に合ったものでないと、さらに腰を痛める原因になるので気を付けましょう。失敗しないためにも、厚みがしっかりとあるものを選ぶのが大切です。もし不安な場合は、ロコミを参考にしてください。

商品によってセット売り布団があります。一度の購入ですべてが揃うので、買い揃える手間が省けるのが最大のメリットです。また、素材や加工方法が一定なので、あらゆる便利機能がすべてに施されていて使いやすいといった良さも兼ね揃えています。

特に腰に負担をかけられない腰痛持ちの場合は、セット商品で厚みや肌触りが統一されているほうが体に負担がかからないといったケースも多いです。さらに洗える商品が多いので、お手入れにも手間がかからずに使いやすいですよ。

腰が痛い方には適度な硬さのものが合うので、硬め・柔らかめの中間の当たりのものをすすめられる場合が多いです。ただし、症状によっては硬い・柔らかいほうが体に負担をかけにくいと分かっています。たとえば、椎間板ヘルニアや椎間板症の場合、前に体が反ると痛みを伴いやすいので硬めのものが最適です。

一般的には、前かがみになるときに腰の痛みが出る方は、硬めの布団がいいといわれています。やわらかい布団に横になると腰が沈み込み、腰に重心がかかりすぎてしまうからです。一方、脊柱管狭窄症などは腰が後ろに反ると痛みを伴うため、柔らかめのものがおすすめです。症状によって最適な硬さが変わるので合うものを選びましょう。

敷布団や布団セットを購入する場合は、素材にもこだわってみましょう。多く使用されている素材として、しわになりにくくお手入れしやすいポリエステルがあります。汗をかく季節には、吸水性に優れ適度な弾力で体が痛くなりにくい綿がおすすめです。ウールは、肌触りがよくお肌にも優しいです。

キャメルは通気性・保温性ともに高く、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。また、赤外線を発して体を芯から温める効果がある、トルマリンを中綿に練り込んだものもあります。ただし、素材がいいもの程お値段が高い傾向にあるため、予算も考慮しつつ素材を選びましょう。

敷布団は、厚さ7cm以上のものを選ぶのがおすすめです。睡眠中、体の自然なカーブを保持するには厚さは5cm以上、硬いフローリングの上でも底付き感なく使用するには厚さは7cm以上必要です。しかし、使用する人の体重によっては厚さ7cmでも底付き感がある場合もあり、体重が重い方は厚めの敷布団を選びましょう。

また、「体圧分散構造」の敷布団は、全身に均等に体圧が分散されるため、腰への負担を大幅に軽減できます。腰痛持ちの方は、「体圧分散構造」の敷布団を選んでおくと、より快適な睡眠が得られます。

敷布団を選ぶなら「保湿力」も大切なポイントです。保湿力が高い敷布団であれば、寒さによる腰への負担や寝姿勢の崩れを防げ、心地いい睡眠が得られます。保湿力が高い布団は綿・毛などの天然素材が使われていますので、選ぶ際に素材をチェックしてください。

腰痛を防ぎ、敷布団を長く愛用するためには、耐久性も大切なポイントです。耐久性が低い敷布団を選んでしまうと、すぐにへたって腰回りがくぼみ、腰痛の原因や悪化に繋がる場合があります。

耐久性が高い敷布団は価格が高い傾向があるため、購入を迷っている方もいますよね。しかし、体に負担なく長期間使い続けられますので、可能な範囲で耐久性が高い敷布団を選ぶのをおすすめします。

布団といえば西川といった方も多いです。高品質でとにかく寝心地がいいとして、何十年もの歴史を誇る大手のメーカーです。そんな西川から販売されている布団は、素材にこだわった商品が多くあります。

自然のウール素材や羽毛を使ったりと、肌への優しさも考えられていて多くの方に大変人気です。とにかく睡眠の質を高めたい、睡眠アイテムだけはいいものを買い揃えたい場合におすすめです。デザインも高級感があり、お部屋の雰囲気もガラッと変えてくれますよ。

できる限りリーズナブルかつ高クオリティのコスパが高い品が欲しい場合は、ニトリがおすすめです。ニトリは布団以外にもあらゆる商品を取り扱うだけあって、商品にこだわりがあります。布団に関しては、抗菌性や防ダニ機能が施されたものから、速乾性に優れたものまで機能性が非常に充実しています。

さらに、シンプルなデザインに仕上げると、どんなテイストのお部屋にも合わせやすくするなど優しさ溢れる商品が多いです。セット商品でも5,000円ぐらいで購入できるものもあり、経済的にも助かります。頻繁に買い替える方や、お子さんと一緒に使用する方にも最適です。

しまむらにも腰痛持ちの方におすすめの布団があります。高反発タイプで体圧を分散させて腰が沈みすぎないので睡眠中の腰への負担を軽減します。これにより楽に起きられるのがポイントです。

さらに、蒸れにくく吸水速乾加工のためへたりにくいのも魅力的ですね。しまむらでは気軽に安く購入できるので、とりあえず試してみたい方におすすめです。

寝返りを楽にうてるマットレスがほしい方は、エアウィーヴをおすすめします。エアウィーヴは、寝返りがいかに楽にできるかにこだわって設計されたマットレスです。優れた体圧分散性と通気性のよさが特徴です。睡眠の質にこだわる方にうってつけといえます。

布団はお手入れに手間がかかるので、負担がかかると心配な方も多いはずです。手軽にお手入れを済ませるためにも、洗えるのかどうかも重要です。商品によっては、カバーのみしか洗濯ができない商品もあるので、きちんと確認しておきましょう。

丸洗いできるものであれば、汚してしまってもすぐに洗えるので衛生的です。特に汗をかきやすい方やお子さんと一緒に使用する場合は、洗濯ができるものだと家事の手間が省けて負担が軽減されます。

マットレスや布団を購入する際は、必ず事前にどのぐらいのサイズが必要になるのか把握しておく必要があります。現在販売されている布団のほとんどは、シングル・ダブル・セミダブルといった表記の商品が一般的です。

1人で使用する場合は、シングルサイズが最適です。大人2人やお子さんと使用する場合は、セミダブル又はダブルがおすすめです。使う人数に合わせて選ぶとサイズ選びが適切に行えて、小さくて足や手が出るといった事態を防ぎます。

*満足度調査は購入者さま232名のデータです。

実は就寝時にちょっとした工夫を施すと、より腰痛を和らげながら寝られます。たとえば仰向けで寝るのが多いと、腰が反りやすくなり余計に腰痛を悪化させてしまいます。この場合は膝の下にクッションや丸めたタオルを置くだけで、腰にかかる負担を分散できて楽です。

また、血の巡りをよくすると、痛みが和らぐ場合があります。そのため、掛布団や毛布を重ねて寝たり、腹巻をして腰回りを温めるのも効果的です。さらに、腰にタオルなど分厚いものを撒いて寝ると背骨とお布団を平行に保てるので、体に負担をかけず寝返りが打てますよ。

敷布団は、起床したら基本的に毎日あげるようにしましょう。毎日布団をあげるのは手間に感じる方もいますが、人は寝ている間にコップ一杯の汗をかいているといわれています。敷きっぱなしにすると汗や湿気がこもりやすく、カビ・ダニなどが発生しやすくなります。

また、定期的に天日やふとん乾燥機で干しましょう。しっかり乾燥させることで湿気によるダメージが抑えられ、長く愛用できます。干す頻度は、綿・ポリエステルは週に1～2回・羊毛は週に1回・真綿は月に1～2回ほどです。

また、干してもふっくらしない場合、敷布団の素材が綿であれば打ち直し業者に依頼するのも一つの手段です。傷んだ繊維を修復する効果はありませんが、ある程度へたりを防げます。しかし、敷布団の価格によっては、打ち直しにかかる費用の方が高くつく場合もありますので、よく検討してから依頼をしましょう。