冷凍包丁のおすすめ16選｜パン切り包丁との違いは？正広など人気メーカーも紹介

食材を解凍する時間と手間を省きたいなら冷凍包丁がおすすめです。半解凍の状態でざっくりお肉がカットできるのだから便利ですよね。冷凍したお肉や魚をよく調理するなら一本もっていると重宝します。

大きな食材用なら両側に持ち手がついているタイプ、小さな食材なら片手タイプ、また手入れのしやすさも選ぶときのポイントです。冷凍包丁はさまざまな食材に対応する両刃タイプから一般的な片刃タイプまで種類が多くあるので選ぶのに迷ってしまいます。

そこで今回は冷凍包丁のおすすめ商品を両刃タイプと片刃タイプに分けて紹介します。パン切り包丁でも代用できないかなど、冷凍包丁の特徴も紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

冷凍包丁はのこぎりやパン切り包丁のように、刃が波型でギザギザしています。凍らせたまだ固い冷凍肉や大きな塊の半解凍肉をざっくり切りわけられる冷凍食材専用の包丁です。

一般の包丁を使って固い冷凍肉を切ると刃がかけてしまう場合がありますが、冷凍包丁ならのこぎりのようにギコギコ切っても大丈夫です。カチカチの冷凍食材も切れる強度のあるタイプ・両手で握って切るタイプ・パン切り包丁と兼用できるタイプなど、さまざまな種類があります。

冷凍包丁もパン切り包丁も同じ波型ですが、違いはあるのでしょうか。パン切り包丁で冷凍肉が切れたら便利ですよね。実は同じ波型にみえる包丁ですが冷凍用とパン切り用は違います。

パン切り包丁は切り口の断面をつぶさないよう刃幅が薄く、一方向の波型です。対して冷凍包丁はのこぎりの刃のように食材に食い込みやすいようにギザギザになっています。固い冷凍肉をパン切り包丁で切ろうとすると滑ってしまうので気をつけてください。

幾通りにも使えるのが両刃の冷凍包丁です。両刃タイプは片方が粗目の刃、もう片方が細かい刃になっているため、切る食材によって使い分けられます。粗目の刃で冷凍パンを切り、細かめの刃で繊維質の多い肉類を切るなど、食材に合わせて使いましょう。

両刃タイプは片刃と異なりどちらも刃のため、力を入れて切りたくても上から押すわけには行きません。片手でスッと切れる食材がメインで、固い食材や厚みのあるものは切りにくいと感じる場合もあります。

厚みのある食材を切るなら片刃の冷凍包丁がおすすめです。固めの食材・半解凍の塊の肉・厚めの食材を切るなら、包丁の上から手で押して力が加えられる片刃の冷凍包丁が使いやすいです。固い冷凍野菜などを切るにも上から手を添えられると安定して切りやすいでしょう。

ただし両刃タイプとは異なり刃の粗さが1種類で使い分けができません。よく切る食材に合わせて刃の粗さを選ぶ必要があります。

切れ味を重視して選ぶなら本格派の鋼がおすすめです。鋼は切れ味がよく、また研ぎながら丁寧に扱えばその切れ味が長く続きます。刃にしなやかさがあるので、解凍前のまだ固い塊の肉やかぼちゃなどを切るのに適しています。半解凍の食材ならスムーズに切れて重宝します。

日常的に使う冷凍包丁は、扱いやすさ抜群のステンレスが向いています。ステンレスは錆びに強いので、水分がついたままにしても刃が錆びたり傷んだりしないので扱いが楽です。硬い金属のため刃こぼれしにくいのも扱いやすさの理由です。

ただ鋼に比べると切れ味は少し落ちる傾向があります。硬い金属のため研ぎにくさも気になるところ。ただし鋼よりリーズナブルに購入できます。一生物の鋼とは性質が異なる包丁と言えます。

片手タイプは一般的な包丁と同じ形状で使い慣れている方も多いでしょう。シンプルでコンパクトなので、小さな食材・大きめの食材などオールマイティに使いこなせます。

大きなブロック肉や高さのある食材を切るには少し心もとなく感じます。大きなサイズの肉や魚を調理する機会が多いなら力が必要になるので気をつけて扱ってください。

大きな肉や魚を切るのに向いているのは両手タイプです。両手で包丁を持ち体重をのせて食材を切るので、力をかけずに大きな塊肉もカットできます。大きいサイズの食材を調理するなら両手タイプは使いやすいでしょう。

刃の両側に持ち手があるためサイズも重さも大きくなり、片手で切れる細かな食材を切るのには適しません。

冷凍包丁の刃渡りや刃幅は商品によってさまざまです。主に切る食材に合わせたサイズを選ぶと使い勝手がいいでしょう。刃渡り20〜24cmほどある長めの包丁は大きい食材が切りやすいです。日常細かな食材を切る機会が多いなら18〜20cmほどの短い包丁が扱いやすいです。

厚みのある食材や大きい食材を切る場合には刃渡り以外にも刃の幅・厚みが大きいタイプを選ぶのがポイントです。刃渡りと刃幅は食材に合わせて選んでください。

抜群の切れ味を誇る正広の包丁は昔ながらの手法で丁寧に作られています。包丁にこだわりを持つ方に特におすすめしたいメーカーです。

正広のステンレス製の冷凍包丁は家庭用高級ステンレスを採用したもので、パン切りと冷凍食材どちらにも使用できます。大きな食材が切りやすい刃渡りの長いタイプ、小さな食材用の短いタイプなど種類が豊富です。

包丁やカミソリなど刃物のアイテムが数多く揃う貝印。ハイクオリティーな包丁は日本のみならず海外でも大変人気があります。

冷凍包丁の種類が多く刃渡り・刃幅・両刃など好みで選べます。中でも錆びに強いハイカーボンステンレス刃物鋼を採用した食洗機対応のものは、管理が楽で大変人気があります。

鍋や調理器具・キッチン小物を取り扱うパール金属はキッチン・リビング用品のブランドです。日常使いしやすい冷凍包丁が揃っています。

特にギザ刃を採用した冷凍包丁は、解凍されていない食材をカットできます。大きなギザ刃と小さなギザ刃の両刃のものは、食材の使い分けができるので家庭に一本あると大変便利です。

冷凍包丁は切れにくさを感じたら研いで切れ味を復活させましょう。研ぎ方は通常の包丁と同様です。砥石に当てて研いでいきます。刃を手前にして片面を研ぎ、反対の面も研ぎ仕上げていきましょう。

同時に刃こぼれがあれば耐水ペーパーを小さく切って磨いていきます。240番程度の耐水ペーパーから、徐々に細かな1000番、2000番に変えながら磨いていくといいでしょう。刃をなでるように丁寧に磨くのがコツです。

冷凍包丁が多く揃っている店舗をチェックしましょう。三徳包丁など一般的な包丁はお近くのスーパーでも購入できますが、冷凍包丁はアイテム数の多い大型のホームセンターや量販店で購入できます。

キッチン用品の売り場に冷凍包丁は置いています。コスパがいいと評判のニトリは包丁の種類が多く冷凍包丁も購入できます。アマゾンなどオンラインショップでは切れ味や使い勝手の口コミ評判が確認できるので参考にするのもおすすめです。

「肉や魚を解凍する時間がない」そんなときに役立つのが冷凍包丁です。大きな塊のお肉や凍った野菜が半解凍で切れるので、時短になって重宝します。冷凍包丁を活用して毎日の調理をもっと楽しみましょう。

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