優秀なピンチハンガーおすすめ29選｜引っ張るだけで取れる・ステンレスハンガーも

靴下や下着など細かな洗濯物を干すのに便利な洗濯ピンチハンガー（物干しハンガー・洗濯バサミハンガー）ですが、どのようなものを使っていますか？とにかく干せればいいと思って何となくピンチハンガーを選んでしまっている方も多いです。しかし、ピンチハンガーは日々進化しており優秀なものがたくさんあります。

ピンチハンガーは効率良く洗濯物を干すものとして重宝されていましたが、それだけではありません。ピンチハンガーを上手に選べば家事時間を短縮し、今までピンチハンガーを使っていた悩みやモヤモヤも解消できます。

そこで、ピンチハンガーについて見ていきます。ピンチハンガーの種類や素材の特徴を解説していますので、選びやすくなります。また、ニトリなど人気メーカーのピンチハンガーやおすすめ商品を紹介します。話題の引っ張るだけのピンチハンガーや耐久性に優れたステンレスのピンチハンガーもピックアップしていますので参考にしてください。

洗濯物を干す時にピンチハンガーを使用するメリットは大きく2つあります。それぞれ見ていきます。

ひとつのハンガーにたくさんのピンチがついているため、一度に多くの洗濯物が干せます。特に、靴下やマスク、ハンカチなど小さめの洗濯物は洗濯ポールやハンガーに干すよりピンチハンガーの方が便利です。また、マンションの狭いベランダでもスペースを有効活用できるメリットもあります。

ピンチハンガーは小さめの洗濯物を干すだけではありません。たとえば、タオルを複数枚洗濯するとします。通常の洗濯ポールであれば横幅のスペースが多く必要です。しかし、ピンチハンガーであれば縦に干せるため便利です。その日の洗濯物によってピンチハンガーを使用するかどうかなど、洗濯物を干す際の選択肢のひとつになります。

実はピンチハンガーを使用するデメリットもあります。ここではどのようなデメリットがあるのか紹介しますので、参考にしてください。

• ピンチの跡が残ってしまう
• 重い衣類はピンチで吊るすと変形する場合もある
• プラスチック製のピンチは劣化して外れる場合もある

いろいろな種類のピンチハンガーから、目的に合ったピンチハンガーを選ぶ方法をポイントごとに見ていきます。

ピンチハンガーには大きく分けて2つの種類があります。スタンダードな形状は角ハンガーです。ピンチの数が多く、長方形であれば幅の広い洗濯物も楽々干せます。ラウンドタイプの丸ハンガーは、センターに大きくスペースがあるため乾きやすさがメリットです。くるくると風で回れば短時間で乾きます。

作られている素材によって特徴が異なりますので、それぞれの素材について見ていきます。

耐久性に優れたステンレス製は、雨に濡れても錆びにくい。その上、衝撃にも強く割れにくいです。デメリットは重量の重さとコストの高さです。しかし、長く使える点からいえばステンレス製はコストパフォーマンスに優れています。

プラスチック製は女性や高齢の方でも軽くて扱いやすいです。ピンチハンガーにたくさんの洗濯物は干すと、取り込むときに重くなります。プラスチック製は軽いので急な雨でもサッと取り込めます。また、カラフルなデザインが見つかるのがプラスチック製のメリットです。リーズナブルで手に入れやすいですが、直射日光や雨で劣化してしまいます。

ステンレス製より重量が軽く、プラスチック製より丈夫なのがアルミ製です。中にはピンチハンガーの本体がアルミ製でピンチがプラスチックの商品もあります。もちろん、すべてアルミ製のピンチハンガーも売られています。さらに、ピンチ部分がポリカーボネイト製のピンチハンガーもあり、どの素材の組み合わせにするかを自由に選べるのがピンチハンガーの良さです。

ピンチの数、つまりピンチハンガーのサイズはライフスタイルによって選びます。何人家族か、洗濯物が多いか少ないかなどです。目安としては一人暮らしなら小さめのピンチハンガーで、ピンチの数は20～30個くらいが一般的なサイズです。　

4人家族であれば、ピンチの数が40～50個あれば足ります。ピンチの配置は間隔があいているほど乾きやすくなります。ピンチがスライドして位置が変えられるものは洗濯物によって臨機応変に対応できます。

洗濯物が多く、一度にたくさん干したい方は、大きめサイズがおすすめです。大型のピンチハンガーであれば、ピンチの数は60個以上付属しています。これだけあれば、たくさん干してもハンガーごと一気に洗濯物が取り込めます。

ピンチハンガーのサイズが大きくても、ピンチの数が少ないものもあります。このメリットは乾きやすさです。洗濯物を早く乾かすには、風の通りを良くするのがポイントです。ピンチ同士の距離が離れていると、それだけ洗濯物の間隔も広くなります。すなわち、洗濯物が乾きやすいのです。

ピンチハンガーを使用して屋外に干す場合、物干し竿に引っ掛けます。その引っ掛ける部分は大きく分けて2タイプです。ひとつは挟み込むキャッチタイプです。挟み込むため、物干し竿をしっかりキャッチして風が吹いても動きづらく取れにくい。もう一方はフックタイプです。ハンガーのように掛けて使用します。また、両方の引っ掛け方法が選択できるピンチハンガーも販売されています。

必要な機能がついているピンチハンガーを選べば、さらに選択する際に便利になります。

ワンタッチタイプとは、干した洗濯物を下から引っ張るだけで取り込めます。それも、ひとつひとつを引っ張るのではなく、洗濯物をすべて一括で引っ張って外せます。これはピンチ部分がローラーになっていて、力が加わるとローラーが回転する仕組みです。そのため、衣類が傷つかずに簡単に取れます。

ピンチハンガーを使用していてイライラするのは、折り畳んで広げる時にピンチが絡まってしまうケースです。そんな問題を解消してくれるピンチハンガーもあります。仕組みはピンチを吊り下げている鎖を輪っかのような形状にし、絡まないようにしています。毎日の洗濯のイライラから解放されたい方は、絡まりにくい機能がおすすめです。

洗濯する日は晴ればかりではありません。部屋干しする際に困るのは干す場所です。ピンチハンガーの引っ掛け部分にドアフックがついていれば、室内にある扉に引っ掛けられます。もちろん、ドアフック以外に外で干す際のキャッチャーもついています。

女性の一人暮らしは洗濯物でわかると言われています。そんな不安を解消してくれるピンチハンガーがあります。それは、ピンチハンガーの外側にタオルが掛けられるようになっているタイプです。

通常のピンチハンガーは、すべてがピンチですが、このピンチハンガーは周囲四方がタオル掛け用のバーがついていて、タオルを干せば中心の洗濯物が隠せる仕組みになっています。隠す必要のない方もタオルが干しやすいピンチハンガーです。

ピンチハンガーは広げるとサイズが大きくて邪魔です。折り畳みができるものなら、使用しない日にコンパクトに収納できます。折り畳み式以外に伸縮タイプなど収納しやすいピンチハンガーを選んでください。

部屋干しするなら、見た目にもこだわりたいです。ピンチハンガーにはかわいいデザインや華やかなカラーもあります。好きなデザインを選べばそれだけで洗濯するのが楽しいです。また、初めて一人暮らしする友人にかわいいピンチハンガーをプレゼントすると喜ばれます。

ピンチハンガーの中でも特に人気のメーカーを紹介していきます。

ニトリのピンチハンガーでおすすめなのは、下から持ち上げやすいピンチハンガーです。日当たりや洗濯スペースで少し高い所に干したい方もいます。しかし、フックを持つとなかなか上の方には干しにくい。ニトリのピンチハンガーなら下から持ち上げる箇所があるため高い所でも簡単に干せます。

カインズのピンチハンガーは、幅が変えられます。つまり、洗濯物の量によってピンチハンガーの幅を調節できるのです。これならマンションのベランダを無駄に占領しないで広々使えます。

シンプルなデザインが好きな方におすすめなのは無印良品のピンチハンガーです。ピンチがクリアでデザインの主張が控えめで、ピンチ部分はポリカーボネイトで丈夫で壊れにくい。シンプルなのにおしゃれで耐久性の高さがポイントです。

雑誌で紹介され人気となったニシダのピンチハンガーです。ポイントは洗濯物の取り込みスピードが2倍になる点です。洗濯物を傷めず、下から引っ張るだけで外せます。洗濯物にピンチの跡がつきにくいのも人気の理由です。

100均にもピンチハンガーは多数販売されています。ダイソーでは多種多様なピンチハンガーが揃っています。スタンダードな角型の折りたたみクリップハンガーは、20ピンチついて100円です。52ピンチ付属の大型のピンチハンガーは500円商品となります。

ステンレス製のピンチハンガーは8ピンチで200円です。その他、かわいいミッキーマウスのピンチハンガーやパラソルハンガー、抗菌タイプのピンチハンガーなど種類が豊富です。100円のピンチハンガーはコンパクトサイズなので、トラベル用や一人暮らしにおすすめします。

洗濯物を早く乾かすコツは、洗濯物同士をなるべく離すことです。また、洗濯物をしっかり広げて空気が当たるようにします。さらに、タオルを周囲に干し、短い洗濯物をセンターに干すと空気の流れが出来やすくなります。パンツなど筒状のものは、広げて干せばOKです。

不要になったピンチハンガーの捨て方を見ていきます。ピンチハンガーは商品によって素材やサイズが異なります。金属製のピンチハンガーは折り畳んでも大きい場合は資源ごみです。指定のゴミ袋に入るプラスチック製のピンチハンガーは可燃ごみとして分類します。

大型のピンチハンガーは粗大ごみとして回収するケースもあります。分別が面倒な場合は不用品回収業者に依頼する方法もアリです。ゴミの回収は各自治体によって異なりますので、お住まいの地域で確認が必要です。

洗濯する際に便利なのが洗濯ネットです。洋服や下着を一緒に洗濯機に入れてしまうと、洗濯機から取り出す際、絡まってしまいます。洗濯ネットを使用すれば洗濯機からサッと取り出せ、干す時も小物と仕分けされているため楽ちんです。洗濯作業をスムーズにしてくれる洗濯ネットがおすすめです。

ピンチハンガーは生活スタイルに合わせて使うと利便性が向上します。さらに、ピンチハンガーはどんどん進化しており、ただ挟んで干すだけではありません。パッと取り込めたり、室内干しに便利だったりと家事をサポートしてくれます。ピンチハンガーを長い間買い替えていない方は、一度見直してみるのがおすすめです。

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