鳩正宗の日本酒おすすめ8選｜どんな酒蔵？純米大吟醸「華吹雪」「華想い」など

和食や日本食とも相性がよく、すっきりとした味わいで人気の日本酒。中でも鳩正宗の日本酒は切れ味のよさとフレッシュさもあり、初心者の方でも飲みやすいのが特徴です。また、銘柄の種類も豊富なので、好みや食事に合わせて選びやすいのも人気の魅力です。

しかし、鳩正宗の日本酒にも辛口や甘口、吟醸酒・純米酒などさまざまな種類や銘柄があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも。せっかく選ぶなら、料理にも合わせやすく飲みやすい日本酒を選びたいですよね。

そこで今回は、鳩正宗の日本酒の特徴や人気の銘柄を詳しく解説します。記事の後半では鳩正宗の日本酒のおすすめもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

鳩正宗は、青森県十和田市の酒造で作られており、明治34年に創業されている老舗の会社です。もともとは「稲正宗」という銘柄で作られていましたが、ある日一羽の白鳩が神棚に迷い込み棲みついたことから、蔵の守り神として鳩正宗という名前になりました。

鳩正宗は、「地元の水と米、地元出身の杜氏で、正真正銘の地酒を造りたい」という思いから、平成16年に十和田市の蔵人だけで酒造をスタートしました。長年の経験と酒造りの技術に加えて数値化したデータも使用し、繊細な味わいを作り出しています。

鳩正宗の日本酒は、地元の水と米にこだわって作られているのが特徴です。原料米に青森県産酒造好適米「華想い」や「華吹雪」を使用しており、奥入瀬川の伏流水で仕込まれています。そのため、華やかな香りと奥深い味わいで、日本酒本来の旨みが楽しめるのが魅力でもあります。

なめらかな口当たりですっきりとした味わいの銘柄もあるので、初めて日本酒を飲む方でも飲みやすいのも人気のポイントです。

「吟麗 純米大吟醸 山田錦35 中取り」は、酒米の最高峰ともいわれる山田錦を35%まで丁寧に磨きあげ、中取りしているのが特徴です。お米本来の旨味と品のある香りで、まろやかな口当たりになっています。すっきりと飲みやすいので、初めて日本酒を飲む方やギフトにもおすすめです。

「純米大吟醸 山田錦」は、良質の原料米と奥入瀬川の伏流水を使用した山田錦100%の贅沢なボトルです。華やかな吟醸香と上質な味わいで、奥深さを感じられるのが特徴。日本酒本来の旨味を損なわないように作られているので、癖がなく飲みやすいのも魅力です。

「大吟醸 山田錦」は、山田錦を丁寧に磨きあげて作られています。純米大吟醸は米と米麹だけで作られていますが、大吟醸は米と米麹に加えて醸造アルコールが含まれているのが特徴です。大吟醸 山田錦もすっきりとした飲み口で、飲み続けられるほどに仕上がっています。化粧箱に入っているので、ギフトやお歳暮などにもぴったりです。

「純米大吟醸 華想い」は、青森県産酒造好適米「華想い」を100％使用し、奥入瀬川の流水で仕込んだ日本酒です。長期低温発酵させているので、すっきりした味わいながらコクが感じられるのが特徴です。上品な香りとしっかりとした旨味のバランスが絶妙で、料理にも合わせやすいのも魅力です。

「純米大吟醸 花吹雪」は、青森県産酒造好適米「華吹雪」を100%使用しており、奥入瀬川の流水で仕込んだ日本酒です。フレッシュな香りとすっきりとした酸味で、爽やかさとコクが感じられるのが特徴です。長期低温発酵させているので、奥深い味わいが楽しめます。

「純米酒 ひやおろし」は、青森県産酒造好適米『華吹雪』を60％精米で使用しており、ほのかな香りと口当たりのよさが特徴の日本酒です。熟成によるふくよかさの中にフルーティさもあり、日本酒を初めて飲む方でも飲みやすいのも魅力です。常温からぬる燗で飲むと日本酒本来の旨味も楽しめます。

「特別純米酒 夏純」は、青森県産酒造好適米「華吹雪」を60％精米で使用した日本酒です。ジューシーな旨味と酸味が特徴で、甘さもありながら酸味とのバランスがとてもいいのも特徴。すっきりと爽やかな味わいなので、料理とも合わせやすいのも人気のポイントです。飲む際にはしっかりと冷やして飲むのがおすすめです。

鳩正宗で取り扱っている「特別純米酒 自家栽培仕込」は、十和田市出身南部杜氏「佐藤企」で育てた原料米を使用し、奥入瀬渓流の伏流水で仕込まれた日本酒です。熟成されたコクとまろやかさが特徴で、バランスのいい味わいに仕上がっています。しっかりと米の旨味も感じられるので、日本酒本来の旨味を楽しみたい方にもおすすめです。

「八甲田」は、青森県産酒造好適米「華吹雪」を使用し、奥入瀬川の伏流水で仕込んだ日本酒です。まろやかなコクと奥深い味わいながら、米本来の旨味が特徴です。刺身や和食全般とも相性がいいので、料理に合わせて日本酒を楽しみたい方にもおすすめです。

鳩正宗は青森の地酒でもあるので、青森県内では各地の酒屋で取り扱いがされています。青森県以外でも東北から九州まで全国で販売もあり、東京でも一部の酒屋で購入ができます。また、オンラインでも販売されているので、近くに取扱店がない場合は、オンラインショップもチェックしてみましょう。

日本酒は冷やして飲む方法から熱燗までさまざまな飲み方がありますが、日本酒の種類によっておすすめの飲み方は変わります。鳩正宗シリーズの場合、冷や〜常温で飲むのがおすすめです。鳩正宗は米本来の旨味を引き出しているものが多いので、常温に近い方が素材本来の旨味やフレッシュさを味わえるでしょう。

鳩正宗は青森の地酒でもあるので、青森の郷土料理とも相性抜群です。十和田のバラ焼きなど味付けがしっかりした料理でも、日本酒の味を損なうことなく楽しめます。また、刺身や和食などの日本料理やおつまみとも相性がいいので、おすすめです。

鳩正宗は青森の米と地元の水で仕込まれた贅沢な日本酒になります。銘柄によって味わいや飲み口も変わるので、飲み比べをしてみるのもおすすめです。好みの味や料理に合わせて、鳩正宗を楽しみましょう。こちらもあわせてご覧ください。