【2023】白色の浴衣おすすめ20選！男女別おすすめや人気のレトロデザインも

白色の浴衣と言っても真っ白なものはほとんどなく、白地に柄が描かれているので涼しげで暑い夏にピッタリの色です。柄によって印象は変わりますが、白は清楚な印象を与えるため男ウケする色としても人気があります。

また、白色の浴衣は子どもから大人まで年代を選ばないのも魅力です。白は下着や体のラインが透けて見えそうで不安に思われがちですが、浴衣用下着を着用すれば透けるのを防げます。とはいえ、種類が多いと何を基準に選べばいいか迷ってしまいがちです。

そこで、この記事では白色の浴衣の選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の後半には、白色の浴衣を着こなすコツも紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

白い浴衣は死に装束をイメージさせると敬遠されがちですが、白地に模様が描かれていれば涼し気ですし柄によっては、安い浴衣でも高見えするのものあります。さらに、白色の浴衣は女性は色っぽく、男性は爽やかな印象を与えてくれるといったメリットもあります。

また、白は光を反射するので、顔が映えるのもメリットです。さらに、白地は柄を強調させる作用もあり、柄が持つ意味や見せたい印象を効果的に演出できるのも魅力と言えます。ただし、柄によっては年齢が限られる場合があるので、年齢に合った印象の柄を選ぶのがおすすめです。

浴衣は洋服とは異なるため、サイズ選びを間違えると大きすぎて調整が難しかったり、小さいと寸足らずだったりするので注意が必要です。浴衣は採寸の仕方に特徴があり、さらに男性と女性では採寸方法が異なります。

女性は、衿を除いた裾までの総丈「身丈」と、背中の中心から袖端までの「裄丈」を採寸しましす。身丈の目安は身長±10cm程度ですが、おはしょりである程度調整可能です。裄丈は調整ができないので、自分の手の長さに合っているかを確認しましょう。

男性は身丈・裄丈以外に、袖丈・袖巾・前巾・後巾の計6ヶ所を採寸します。以下の詳細を参考に、自分の体に合ったサイズを見極めてください。

• 身丈：衿を除いた裾までの総丈
• 裄丈：背中の中心から袖端まで
• 袖丈：袖上下の長さ
• 袖巾：袖の横幅
• 前巾：腰回りの1/4
• 後巾：前巾+5～7cm

高身長さんは、大き目の柄がおすすめです。白地に淡い色の柄は全体がぼやけた印象で、高身長を強調しがちです。大き目の濃い柄でメリハリを付けましょう。浴衣の柄が映えるのは高身長さんならではです。帯は低めの位置で結ぶと全体のバランスがよくなります。

小柄さんは、細かい柄がおすすめです。大き目の柄を選ぶと柄が詰まってアンバランスに見えるので注意してください。縦の線を強調するデザインを選ぶと、スラリとした印象を与えられます。柄の色は淡い膨張色がおすすめです。帯は高い位置で結びましょう。

白は膨張色なので、ふくよかさんが白色の浴衣を選ぶ際は柄選びに注意が必要です。体型カバーを狙うのであれば、縦ストライプの柄をおすすめします。色はベースの白に映えるよう濃いめを選びましょう。帯も濃い目の引き締めカラーを選ぶとシャープに見えます。

花柄は定番柄として幅広い世代に対応します。10代は白地に向日葵や金魚など、かわいく元気な印象の柄が似合います。20代は少し大人っぽく華やかに見える牡丹や芍薬など、30代・40代はあじさいや朝顔などしっとりとした大人っぽい印象の柄や色使いのものがおすすめです。

50代以上には、しじら織りのようなよろけ柄で大人のおしゃれを楽しみましょう。

人と同じ浴衣ではつまらないと思う方は、SNSを中心に若い世代に人気のレースタイプをおすすめします。レースタイプはガーリーな雰囲気を演出したいときにうってつけです。全身レースに抵抗がある場合は、片袖口や衿にレースを取り入れたデザインで個性を演出できます。

メンズは無地やストライプ柄など、シンプルでシックなデザインが注目されています。無地やストライプは年代を選ばないのもポイントです。ただし、生地によっては透ける場合もありますが、メンズ用の浴衣肌着で対処できます。浴衣肌着は、汗染みを防げるのもメリットです。

浴衣を着てみたいけど、着こなす自身がないと考えている若者には、ポップな柄物をおすすめします。白ベースは柄が映えるので、個性的な柄を選べば浴衣で個性を演出できます。帯や下駄の鼻緒も浴衣に合わせておしゃれにコーディネートしましょう。

古くから愛される古典柄は、年齢性別を問わずおすすめです。最近はレトロ柄を取り入れたレトロモダンなデザインも人気があります。市松模様に幾何学模様を組み合わせた斬新なデザインで、今風に古典柄を取り入れるのもおすすめです。

浴衣は素材で肌触りや着心地が変わります。綿は、通気性・吸水性が高く柔らかい肌触りです。洗濯機でも洗えますが、シワになるのでアイロンがけが必要になります。麻は、綿よりも通気性が高くシャリッとした肌触りですが、あらうと縮みやすくシワになります。

ポリエステルは、綿や麻よりもシワになりにくいので、扱いやすさ重視で選びたい方におすすめです。また、価格も安く加工し安いのでデザインが豊富に揃います。

浴衣を着るには帯が必要ですし、足元は下駄を合わせるのが定番です。初めて浴衣を買う場合は、最低限必要なものがセットになった商品をおすすめします。個別に買い揃える手間がかかりませんし、浴衣とコーディネートしているので組み合わせを考える必要もありません。

帯をうまく結べるか不安な方は、簡単に着られるワンタッチ帯を使いましょう。

長時間浴衣を着て出かける場合、着崩れする可能性があるので注意してください。着崩れが心配な場合は、上衣と下衣が分かれたセパレートタイプをおすすめします。セパレートタイプの浴衣は、通常の浴衣よりも着崩れしにくいのが魅力です。

ただし、セパレートタイプはマジックテープで止めるので、通常の浴衣に比べるとチープ感が出やすい傾向があります。高見えする浴衣を選びたい方には不向きです。

市販の浴衣ではいまいち体に合うものがない場合は、呉服屋や通販で反物からお仕立てするのもありです。価格は高めですが、自分の体に合わせて作るのでジャストサイズの浴衣を手に入れられます。フィット感にこだわりたい方は、反物からお仕立てをご検討ください。

白色の浴衣は、生地によっては透ける場合もあるので注意しましょう。下着や体のラインが透けるのを防ぎたいときは、浴衣用インナーをおすすめします。着用機会が限られるのでわざわざ買うのに抵抗がある場合が、キャミソールやスリップで代用可能です。

細身な方ほど帯や腰紐がずれ、着崩れを起こしやすい傾向があります。着崩れを防ぎたい場合は、浴衣スリップや浴衣用肌着を着用しましょう。それでもずれてしまう場合は、タオルでボリュームを出すと、着崩れしにくくなります。

腰紐にタオルを縫い付ければよりずれにくくなるのでお試しください。浴衣用スリップや浴衣用肌着は、汗をかいたとき浴衣が肌に張り付くのを防いだり、汗染みを防いだりする効果も期待できます。

浴衣の着丈が長いときは、おはしょりで調節できますが、下の線がまっすぐの方がきれいに見えます。女性は衣紋抜き（えもんぬき）といって、後ろ衿をこぶし1つ分下げるのが粋とされますが、男性は衣紋抜きはせず、首に添わせるのが粋です。

男性の帯は腰骨に合わせるとバランスがよくなります。衿はあけすぎず適度に整えましょう。女性は衿芯を入れる場合、白い浴衣だと透けやすいので外側ではなく内側に入れましょう。また、重ねレース衿でさりげないおしゃれを取り入れるのもおすすめです。

浴衣のおしゃれで人と差を付けたいときは、帯の結び方や小物で個性を演出しましょう。男性は角帯を使った「貝の口」や「浪人流し」が定番ですが、簡単に結びたい場合は兵児帯もおすすめです。

女性は「文庫結び」や「蝶結び」「貝の口結び」などの定番のほかにも、「花結び」「マリーゴールド結び」など華やかな結び方もあります。さらに小物や髪飾りでも個性を演出できるので、デザインなどにこだわるのもおすすめです。

浴衣は着崩れが心配だったり、着慣れていないので落ち着かないと不安な男性には、作務衣や甚平をおすすめします。ただし、作務衣や甚平は浴衣よりラフなので、男同士で地元のお祭に行くような場合に限られます。彼女とのデートには浴衣がおすすめです。以下の記事もあわせてご覧ください。

白い浴衣は透けやすいですが、浴衣スリップや浴衣肌着でカバーできます。白地の浴衣は柄とのコントラストが美しく、夜に映えるので夏祭りや花火大会にもうってつけです。迷ったときはこの生地で紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、とっておきの白色浴衣を見つけましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。