【口コミあり】三部けいの漫画おすすめ5選｜特徴や代表作までご紹介

アニメ化・映画化もされ話題になった『僕だけがいない街』をはじめ、多くの人気作品を発表している三部けい。現実ではありえない現象を含めたミステリーの構成が秀逸で、読者をスムーズに物語の世界に引き込みます。

パニックホラー作品もあり、ハラハラする展開や登場人物の細かな描写に、映像を見ているような気分にも。どの物語もストーリーの完成度が高く、すっきりと読み終えられます。

ここではそんな三部けいのおすすめ漫画を厳選してご紹介します。代表作のあらすじやレビューなども参考に、気になる作品をみつけてください。『僕だけがいない街』のアニメ・映画情報も必見です。

三部けい（さんべけい）は北海道苫小牧市の出身で現在は首都圏在住です。三部けいのほか、三部敬や瓦敬助の名義でも執筆しています。デビューはゲーム雑誌『電撃アドベンチャー』に発表した作品からです。

荒木飛呂彦のアシスタントをしていたこともあり、『ジョジョの奇妙な冒険』第2部から第5部の頭まで見開きや大ゴマも任されています。代表作は「このマンガがすごいランキング」や「マンガ大賞」などに選出され、大いに話題になりました。

2014年に第1巻が発売され、以降アニメ化・映画化もされ三部けいをさらに有名にした代表作です。主人公の藤沼悟は過去に戻り、これから起こりうる事件や事故を回避する「リバイバル」という特殊能力を持っています。

ある日バイトから帰った悟が見たのは刺殺された母・佐知子の亡骸。容疑を向けられ警察から逃げた悟はリバイバルで、かつて幼少時代を過ごした北海道に戻ります。18年前に戻った悟がすべきこととは...?

『月刊少年エース』に2003年9月号から連載され、2007年には続編『神宿りのナギ』も発表された作品です。正体不明の奇病「カミヤドリ」が蔓延する世界で奮闘する、青年・ジラルドと少女・ヴィヴィの戦いを描いています。

ジラルドの右腕には特殊能力があり、凶暴化する発症者を屠るのが役目。ジラルドはサポートしてくれる幼なじみのアリサの助けも得ながら、カミヤドリにまつわる秘密を探り始めます。

『ヤングガンガン』で2010年9号から2012年17号にかけて不定期に掲載されたサスペンス作品です。舞台は豪華客船オーシャンクレイドル号の船内。修学旅行の帰り道、高校生たちが乗っていた客船が突然沈み始め、彼らは船内に閉じ込められてしまいます。

凶暴な殺人者と化した乗客が徘徊している恐怖の船内で巻き起こるパニックホラーです。

2019年から連載が開始され、注目を集めているヒューマンサスペンスです。明神湊と妹の渚は、長い間帰宅しない母親の帰りを待ちながら日々を過ごしています。

久しぶりに姿を見せた母親に誘われ、幼い兄妹は遊園地へ。そこで兄妹が乗った観覧車に雷が落ち、渚の姿が消えてしまいます。湊の目の前には知らない女性の死体、窓に映るのは自分ではない「誰か」...。湊の周りで一体何が起きたのか？

2017年12月に初版が発行され、2022年6月3日に最新刊の第10巻が発売された話題作です。幼少期に家族を惨殺された中條千里は、その復讐を果たすために生きています。

学校で学ぶのも、日常生活の全ても復讐を成功させるために必要な力とお金を得るため。千里の復讐は成功するのか、復讐劇の先にあるものは何なのかに注目です。

三部けいの代表作『僕だけがいない街』はアニメ化され、2006年1月から3月までフジテレビで放送されました。監督は伊藤智彦で、第11話以降は原作とは少し違うオリジナルストーリーになっています。

2016年3月19日には映画も公開しました。アニメと同様、制作当時まだ原作が完結していなかったこともあり、原作ともアニメとも違った展開に。藤原竜也や有村架純など豪華なキャスト陣が熱演しています。漫画・アニメ・映画それぞれの魅力をお楽しみください。

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ミステリーやホラーなどドキドキ・ハラハラする作品で人気の漫画家・三部けい。考え込まれたストーリー構成や迫力のあるイラストに魅了されながら、三部けい独自の世界観をお楽しみください。こちらもあわせてご覧ください。