【2024】女性用浴衣のおすすめ33選｜古典柄や今どきレースタイプも【口コミあり】

夏のイベントに華を添えてくれるのが浴衣です。浴衣は大人っぽいデザインからかわいいデザインまで幅広くあり、年代を気にせずに着られるアイテムです。使う小物や帯の結び方を変えるだけで、同じ浴衣でもまた違った表情を見せられます。

浴衣バリエーションが豊富なだけあり、どんな浴衣を選べばいいのかわからないとの声もあります。そこで今回は女性の浴衣を徹底解説していきます。浴衣の選び方やおすすめアイテムはもちろん、おしゃれに着こなすコツまで幅広くご紹介いたします。

夏のイベントで浴衣が着崩れしてしまわないように、最後までしっかりとお付き合いください。そして自分にピッタリ合った素敵な浴衣を見つけましょう。

浴衣と着物の違いはたくさんありますが、最も大きな違いはフォーマル使いができるかどうかです。浴衣は夏の間だけ着るカジュアルなもの。そのため結婚式のような場所には着ていけません。また着方もかなり簡素になっているため、小物類もグッと少なく済みます。

着物は長襦袢や帯揚げなどのきちんとした小物が必ず必要です。夏のカジュアル着が浴衣で、それ以外が着物だと覚えておきましょう。

浴衣の色選びの基本は、色白さんか小麦色肌さんかで選びましょう。

• 色白…柔らかい色からオーソドックスな藍色まで幅広く似合う
• 小麦色肌…明るいトーンのものや印象的な柄の物

色白さんは比較的どんな色でも似合うので、好きなデザインを選びましょう。小麦色肌の人は、暗い色やぼんやりした色の浴衣を避けて、印象的なものを選ぶと個性を演出できます。

より自分の肌に合う浴衣を選ぶなら、パーソナルカラーを参考にしましょう。

• イエベ（春）…オレンジやグリーンなどの黄みがある明るい色
• イエベ（秋）…カーキやブラウンなどの深みのある色
• ブルべ（夏）…青みがあるピンクや淡いブルーなどの黄みがない色
• ブルべ（冬）…レッドやブラックなどの濃淡がはっきりした色

このように4つのタイプで似合う色が違うので、自分のパーソナルカラーに合うものを選びましょう。

背が高い人は、比較的どんな浴衣でも映えます。せっかくの恵まれた体格を生かすなら、大柄のデザインが特におすすめ。

無地に近いようなものでも似合うのですが、背の高さが目立つ可能性があります。体格とのバランスをよく見せるなら、大柄のデザインがおすすめです。

背が低い人は細かな柄がおすすめです。浴衣を着る時に作るおはしょりが、背が低いと長めになってしまいがちです。そのおはしょりの中に柄が入ってしまうときれいに見えません。

そして、帯と浴衣の配色もあまり濃淡が出ないものがおすすめです。濃淡が出すぎてしまうと、背の低さが強調される可能性があります。

ぽっちゃりさんは、濃い目の色で全体を引き締められる柄がおすすめです。横のラインよりも縦のラインを強調できるものを選び、淡い色は避けましょう。シックなイメージ柄で全体的に引き締まって見えるものを選べば、体形をカバーできます。大き目の柄も体が引き締まって見えるのでおすすめです。

体のラインが華奢な人は、ふんわりした温かみのあるカラーがおすすめです。柄が大きくなりすぎると脇の方に柄が回り込んでしまう可能性も。体の細さが強調されるとあまりきれいに見えなくなってしまいますので、大き目の柄を選ぶなら、ぼかしが入っているものがおすすめです。

浴衣の定番といえば花柄です。さまざまな花をモチーフにしたデザインしたものがあり、選ぶお花の柄によってイメージが異なります。

• 朝顔…デート向き
• 椿…春を思わせる縁起のいい花
• アジサイ…仲の良さをイメージ
• 牡丹…可憐なデザインとして人気

自分のイメージに合う柄を選び浴衣を着こなしましょう。

古典柄の浴衣は古くから多くの人に愛されています。古典柄の代表格は、市松模様や幾何学模様などがあり、はんなりとした女性らしさをイメージしたい人に人気です。古典柄は和柄の小物との相性がとてもよく、周りの人と被りにくいのも特徴です。自分らしさを出したい人に人気です。

若い人に人気なのが、レースを使った洋風のデザインです。洋風のデザインは甘めの女性をイメージさせるデザインで、女性受けだけでなく男性受けもばっちりのデザインです。比較的若い世代に人気で、写真映えができるためSNSで人気となっています。

浴衣の素材によって着心地が変わります。

• 綿…通気性や吸水性に優れていて、やわらかい手触り
• 麻…通気性がよくナチュラルな印象
• ポリエステル…洗濯機で洗えて管理が楽

扱いやすさと天然の優しい着心地を両立できるのは綿です。麻はとても涼しく夏にピッタリですが、シワになりやすく縮みやすいので、管理が大変。ポリエステルはとても扱いやすい反面、敏感肌の人にとっては刺激になる可能性があります。

セパレート浴衣は上下で分かれている浴衣です。メリットとデメリットをご紹介します。

初めての浴衣を着る時にはセパレートは便利ですが、やはり一般的な浴衣と並ぶと見劣りしてしまいます。帯はマジックテープで留めることになるので、テープが見えてしまったとの声もあります。

初心者には浴衣・帯・下駄などがセットになっている商品がおすすめです。浴衣のセット商品は浴衣と帯のトータルコーディネートがすでに完了しています。

そのため、浴衣と帯が合わないとの心配をなくせます。浴衣のコーディネートに自信がない初心者には、浴衣のセット商品がおすすめです。

本格的な浴衣を購入するなら、呉服屋さんや通販で反物を手に入れるのもおすすめです。反物から自分の体に合わせた浴衣を作るとジャストサイズに仕上がります。

買った浴衣のサイズがしっくりこなかった経験がある人もいるので、ぴったりの浴衣を手に入れたいならお仕立てがおすすめです。反物から選ぶと価格は高くなりますが、何年も楽しめる浴衣が手に入ります。

大阪にショップを持っているのがうたたね(utatane)です。浴衣だけでなく、七五三の着物や袴などの本格的な和服も手掛けています。着物の通販だけでなく、実店舗での販売やレンタルも行っています。浴衣は古典柄や花柄などさまざまなデザインを幅広く扱っています。

京都きもの町は、幅広い着物を扱っている京都のきもの屋さんです。浴衣はもちろん、普段着として着られる着物や成人式の着物など、各種イベントに合わせたアイテムを揃えています。本格的な着物メーカーなだけあって、女性向けの浴衣だけでなく男性向けの浴衣も豊富に取り揃えられています。

和服をもっと身近に楽しめるようにさまざまなアイテムを販売しているのが、ソウソウ(SOU・SOU)です。浴衣はもちろん、下駄や和服と合わせられる靴などさまざまなアイテムがあります。髪留めや刺しゅう飾りなども取り揃えられているため、自分だけのアレンジを楽しめます。

浴衣のセット商品を多く販売しているのがディタ(DITA)です。簡単にトータルコーディネートを作れるので、初めての浴衣を購入する際におすすめです。またセットでかなりお得な金額で購入できるのもディタ(DITA)の魅力です。お手頃価格の浴衣が欲しい人におすすめです。

浴衣をきれいに着こなすために、補正アイテムを正しく使いましょう。浴衣は体の出っ張りを極力なくすのが正しい着方です。そのため体の凹んでしまう部分にタオルを入れて補正するのが基本。

補正に使ったタオルは、汗を吸着してくれるので、快適に過ごせる場合もあります。また正しく補正を行えれば、浴衣を着つける時に使う紐を正しい位置で締められるため、着崩れを防げます。

浴衣をきれいに着こなすためには、おはしょりと衿抜きを丁寧に行いましょう。

＜衿抜き＞

• 腰紐を締めた後、左右の掛衿を合わせて左手で持つ
• 右手で背縫いを持つ
• 両手を引っ張り合うイメージで右手を下に引く
• 髪をアップにするなら拳1つ分が目安

＜おはしょり＞

• おはしょりの長さを指3本分くらいに調節する
• おはしょりに厚みが出てしまうときは、下前を折るときれいになる

この2点がきれいにできていると一気にプロ感が出せます。

浴衣は帯の結び方や小物の使い方で印象をがらりと変えられます。最も有名なのは蝶結びですが、文庫結びや変わりお太鼓など、かなりのバリエーションがあります。

年代や浴衣の雰囲気と合わせて結び方を変えると、同じ浴衣でも異なる雰囲気となり飽きません。また帯に付ける飾りや華やかなバッグなど小物でも遊べるため、いろいろ揃える楽しみ方もできます。

夏のイベントに欠かせない浴衣は、さまざまなデザインがあります。どの浴衣を選ぶかで印象がガラッと変わるので、自分がなりたい雰囲気に合わせたものをえらびましょう。そして、素敵な浴衣で夏のイベントを楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。