ステップワゴン用のスタッドレスタイヤおすすめ11選｜純正サイズまで解説

冬の道路は凍結・積雪といった問題があり、地域によってはノーマルタイヤでの走行が不可能になります。そのため、チェーンやスタッドレスタイヤといった冬タイヤへの履き替えが必要ですよね。

しかしスタッドレスタイヤと一口に言っても、メーカーによって価格はピンキリで、さらにタイヤ自体の性能差も製品によって変わります。特にブレーキの効き具合といった走行性能に影響するため、適当に選んでしまうと後悔することも。

この記事では、主にステップワゴンのスタッドレスタイヤに焦点を絞って、おすすめのタイヤを紹介します。選び方の解説やや性能比較もしますので、タイヤはよくわからない…という人こそ必見ですよ。

スタッドレスタイヤは、通常とは異なる冬道（積雪や凍結など）で安全な走行を目的に作られた冬用タイヤです。

スタッドレスタイヤには、トレッド面に金属病を打ち込んだスパイクタイヤ、ぬかるんだ道や積雪した路面でグリップ力を生むマッド＆スノータイヤ、極寒地で使われる厳冬期対応タイヤなどもあります。

冬道の走行で気になるのが、路上に積もった雪が日中溶けて夜間に凍結をする「アイスバーン」です。アイスバーンで滑ってしまうとブレーキが利かず、車を停車ができなくなります。

アイスバーンでも滑りにくい加工を施しているのがスタッドレスタイヤであり、やわらかい特殊ゴムなどで、路面と密着させる性能です。スタッドレスタイヤは滑らないように加工がされたものがほとんどです。

冬道はアイスバーンになるだけではなく、積雪もタイヤが滑る原因になります。積雪でも滑らない性能を「雪上性能」といいます。

雪深い地域では、タイヤの空回りなどを起こしてしまうことが多く、雪をしっかりつかんで進む駆動力が必要です。寒冷地に強いゴム素材で凹凸のあるブロックで雪をしっかりつかむタイヤが必要になります。

スタッドレスタイヤは、消耗が激しいなどといわれています。理由として路面へのグリップ力が高いやわらかいゴムを使用しているので、ゴムの硬化がノーマルタイヤよりも早いといわれています。

最近のスタッドレスタイヤは、寿命や耐摩耗性能が向上しており、いままでよりも寿命が長くなりました。消耗したタイヤは冬道での性能が落ちるので、寿命の長い経済的なタイヤを選びましょう。

ドライ＆ウェット性能といわれて、ピンと来ないかもしれませんが、降雪地帯でない地域に住んでいる人にとって、年に数回、または数年に1度の雪にそなえてスタッドレスタイヤを購入するのはもったいないと感じるかもしれません。

このような場合には、雪道に必要である氷上・雪上性能ではなく、普通路（ドライ性能）と降雨時の青銅性能（ウエット性能）のバランスを重視したタイヤもあります。

冬用のスタッドレスタイヤに対して、冬以外のタイヤは「ノーマルタイヤ」と呼ばれています。スタッドレスタイヤとノーマルタイヤにはどのような違いがあるのでしょうか。

冬用のスタッドレスタイヤ、冬以外のシーズンのノーマルタイヤの他に「オールシーズンタイヤ」があります。その名の通り「1年中履けるタイヤ」ですが、スタッドレスタイヤとはどのような違いがあるのか説明します。

テレビなどで「雪の予報なので運転には気をつけましょう」などと促してる時がありますが、明日明後日雪が降る予報がある場合、タイミングとしてはすでに遅いといえます。積雪にもよりますが、車には乗らない方がいいです。

タイミングとしては、冬のシーズンに入る前に履き替えをしておくと、いつ雪が降っても安心です。

雪のシーズンが終わりかけるとスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えをしますが、履き替えた後に雪が降る時もあります。積もらない雪であれば問題はありませんが、降り積もることもあるので、完全に雪が降らなくなってからの履き替えをおすすめします。

遅いと感じるかもしれませんが、降雪のある地域では4月、降雪が少ない地域では3月以降を目安にしてください。

スタッドレスタイヤの寿命は3～5年などといわれていますが、使用限度は溝の深さが新品時の50％（プラットフォーム露出）までと規定されています。溝の状態をみながら買い替えを判断します。

タイヤはゴム製品であり、スタッドレスタイヤのゴムはやわらかいものが良く、長時間使用していくと徐々に固くなるので、タイヤの硬度も買い替えの基準として確認を販売店などでするようにしてください。

スタッドレスタイヤは、冬道を安全に走行するために必要なものであり、いいものを選ぶようにしてください。性能のいいものは安全であり、冬道も安心の走行が可能です。

氷上性能がいいスタッドレスタイヤはたくさんあり、タイヤに詳しくない場合は悩むかもしれません。その場合は、売れているスタッドレスタイヤを選ぶと安心です。

ステップワゴンのスタッドレスタイヤは、1本あたり10,000～22,000円前後の価格になります。4本なので40,000～88,000円くらいと考えておくと良いです。

値段がいいから性能がいいと考えられますが、メーカーによってどの部分に力を入れているか異なるので、それぞれの性能を確認した上で購入してください。

スタッドレスタイヤを購入する際は、環境に合わせての購入も必要です。雪の降ることが少ない地域では、氷上性能を重視しなくても良く、乗り心地を重視したスタッドレスタイヤが選べます。

豪雪地帯であれば、厳冬期対応のスタッドレスタイヤを購入するなど、雪道をさらに安全に走行できるタイヤが必要です。お住まいの地域に合わせたスタッドレスタイヤを選んでください。

日本は冬に雪が降りますが、降雪地帯でなければスタッドレスタイヤではなくオールシーズンタイヤの購入も検討してください。使用頻度の少ないスタッドレスタイヤを購入しておくよりも、降雪だけではなく、降雨に強いオールシーズンタイヤの方が使い勝手がいいです。

オールシーズンタイヤは1年中履かせっぱなしでも大丈夫なので、寿命が他のタイヤよりも短いので、買い替えの頻度はスタッドレスタイヤよりも早いです。

ステップワゴンのスタッドレスタイヤを購入するときは、かならず純正のタイヤサイズを確認してください。ステップワゴンといっても、グレードなどでタイヤのサイズが異なります。インチアップやインチダウンをしている場合には、純正のタイヤサイズと異なります。

これからスタッドレスタイヤを購入する場合、お得に購入するためには1本を購入するよりも4本で購入する方がお得であり、タイヤのみではなくホイール付きの方がかなりお安くなります。

販売店によっても異なりますが、購入店でタイヤの交換で、工賃が無料または特別料金で交換できるので、価格以外の特典もチェックしてください。

日本の冬道は、ほとんどの地域でスタッドレスタイヤ（またそれに準じた装備）が必要になります。スタッドレスタイヤは、ホイールとセットで購入するとその後の履き替え工賃が無料またはかなりお安くなるので、購入時はホイールとセットの購入も検討してください。こちらもあわせてご覧ください。