菊水の日本酒おすすめ15選｜口コミあり！辛口・甘口なども紹介

お酒を飲まない方でも、聞き覚えのある日本酒「菊水」。菊水は、日本で初めて缶入り生原酒を販売した銘柄としても有名で、コンビニやスーパーの累計出荷数は3億本を超え、飲む人を選ばず多くの人々に愛されています。

コンビニの日本酒と言えばワンカップや紙パックのイメージですが、珍しい銘柄の日本酒まで手軽に購入できるようになりました。その中でも、コンビニ最強酒と呼ばれるのが「生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり」です。

コンビニ最強酒ともいわれるその人気の秘密と、菊水酒造が作るおすすめの銘柄をご紹介いたします。今までコンビニ酒に挑戦できなかった方もぜひこれを機会にお試しください。

酒銘とは、売られるお酒の銘柄を指します。菊水という酒銘は、不老長寿を謡った能楽に起源があり明治43年に商標登録されました。

能楽のストーリーは、写経した菊の葉に溜まった水を飲んだ仙人が、不老不死となり長生きをしたというものです。菊の水は不老長寿をもたらすことに因み「菊水」という名称が生まれました。

日本発の生原酒缶の「生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり」は、販売から50年も経っても変わらぬ人気で愛されています。飲みたいときにコンビニやスーパーで気軽に買える日常酒として、SNSを通し幅広い世代に人気となりました。

普通の日本酒よりも少しアルコール度数が高めですが、フルーティーで飲みやすくもしっかりとしたコクと旨みが味わえます。飲み方もアレンジしやすいのが特徴です。また、缶だけでなくボトルタイプやパウチタイプと家庭でも買い置きしやすく、いつでもしぼりたての日本酒が味わえるため、家飲み用としても人気です。

菊水というネーミングばかりに気を取られ、缶に書いてあるふなぐちを見逃していませんか？何気なく書いてあるふなぐちもちゃんとした意味があります。

ふなぐちとは、酒造りの際に原料をいれておく長方形の入れ物を酒槽（ふね）と呼び、その酒槽の口から流れ出るしぼりたての生原酒を蔵元では「ふなぐち」と呼んでいました。本来蔵元でしか味わえないしぼりたての味を詰めた事から「ふなぐち」と名前がつけられました。

火入れと加工をしない生原酒（なまげんしゅ）はとてもデリケートで、少しの紫外線で香りや味わいがかわってしまいます。紫外線をカットするため、日本酒は茶色の瓶で販売されるのが主流でしたが、アルミ缶も完全に紫外線をカットでき、飲み終わった缶のごみ捨ても簡単でリサイクルができます。

しぼりたての美味しさを保つため「生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり」は、紫外線をシャットアウトするアルミ缶・スマートパウチ・キャップ付きボトルでも販売されています。冷蔵庫で場所を取らずに保管でき、キャップ付きボトルにより飲む場所を選ばずアウトドアなどでも気軽に楽しめるようになりました。

純米大吟醸（じゅんまいだいぎんじょう）の純米は、原料が水・米・米麹のみとなります。大吟醸は、選び抜かれた原料の米を50%以上削り、丁寧に吟味して製造する「吟醸造り」をしたお酒につきます。米の半分以上を削り芯部分だけを使用すると、香りよく華やかなお酒ができあがります。

• 純米大吟醸原酒 酒米菊水
  幻の酒米「菊水」を使用し加水する前の日本酒。爽やかなリンゴのような香りと芳醇な味わいが特徴。
• 酒米菊水 純米大吟醸
  幻の酒米「菊水」を使用し、芳醇な香りと深くやわらかな辛口が特徴。

純米吟醸（じゅんまいぎんじょう）は、原料が水・米・米麹のみであり、原料の米を40％削ってできたお酒です。大吟醸よりも質が下がると思われがちですが、華やかな香りと芳醇な味わいを楽しめます。

• 純米吟醸 ひやおろし
  年に一度しか味わえない秋限定の純米吟醸酒。おだやかな香りとうま味の絶妙なバランスが特徴。
• 純米吟醸 オーガニック清酒
  有機米100%を使い香りよく、爽やかですっきりした味わいが特徴。

吟醸（ぎんじょう）は、水・米・米麹・醸造アルコールを原料とし原料の米を40%削り、吟醸造りをしたものを指します。醸造アルコールとは、香りや味のない食用に用いるアルコールです。醸造アルコールを使用すると、すっきりとした爽やかな味が楽しめます。

• 吟醸 生原酒 熟成 ふなぐち菊水一番しぼり
  出来立てとは一味違うとろりとした口当たりが特徴。
• 吟醸 生原酒 新米新酒 ふなぐち菊水一番しぼり
  収穫したての新潟県産米100％を使用しさわやかな香りとみずみずしい味わいが特徴。

純米（じゅんまい）とは、水・米・米麹を原料とし醸造アルコールを使用しないお酒です。菊水の純米酒は良質なお米を100%使用し、原料の米を30%だけ削り、ふくよかな旨みと濃厚な味わいが特徴です。

濃厚なのに重くなく、しっかりとしたコクで常温でも冷やしても燗でも、一年を通じて選ばれ続けています。

搾ったばかりの日本酒はアルコール度数が高く、出荷前に水を加えアルコール度数を調整しますが、原酒はその水調整を行わない状態で、さらに火入れをしていないものを生原酒（なまげんしゅ）と呼びます。とても濃くパンチのある味わいが特徴です。

• 生原酒 薫香 ふなぐち菊水一番しぼり
  菊水の「酒粕焼酎」の深みのある香りと濃厚なコクが特徴。
• ふなぐち菊水一番しぼり スパークリング
  ふなぐちの味をそのままに爽やかな飲み口が特徴。

本醸造（ほんじょうぞう）とは、水・米・米麹を原料とし原料の米を30%削り、醸造アルコールの使用を原料に使う白米の総重量の10%を超えないお酒です。最大の特徴はすっきりとした辛口で、甘口よりも辛口のお酒が好みの方にはおすすめです。

• 生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり
  コクのある旨みと濃厚な味わいが特徴。生酒のため冷やして飲みましょう。
• 菊水の辛口
  辛口ブームに先駆けて誕生したきりっと引き締まった味わいが特徴。
• 菊ラベル
  くせのないすっきりとした辛口で晩酌におすすめ。

お酒のラベルに「純米」「吟醸」「本醸造」など今までご紹介した特定の名称が書かれていないものが普通酒（ふつうしゅ）と呼ばれます。

菊水の普通酒は、白が特徴的なパッケージで瓶は蓋が白・缶は白缶・パウチも白が目印です。コクがあり常に晩酌が欠かせない方にしっくりと馴染む日常酒です。やや甘口な味わいでさまざまな飲み方が楽しめます。

吟醸酒や本醸造酒は、原料に醸造アルコールが含まれているので日本酒度が高くなり辛口のお酒が出来上がります。辛口といっても味わいはさまざまです。菊水の辛口にもさまざまな辛口があるので、ぜひいろいろと試してみてください。

• 菊水の辛口
  食事とともに味わうすっきりとした辛口が特徴。
• 酒米菊水 純米大吟醸
  芳醇な香りとやわらかな辛口が特徴。
• 菊水のお晩です
  酒の肴と相性がよくすっきりとした辛口が特徴。

甘口の日本酒は、口当たりも良く飲みやすいので、日本酒を普段飲み慣れない方や女性にも人気があります。菊水の中でも甘口のものをご紹介します。飲みやすいので飲むペースに気をつけましょう。

• 菊水の四段仕込
  さらっとした甘口で日本酒を飲み慣れていない方におすすめ。
• 菊水しぼりたて生原酒
  すっきりとしていてフルーティーな味わいと芳醇なコクが特徴。
• ふなぐち菊水一番しぼり スパークリング
  爽やかな飲み口でフルーティーな香りとしっかりとした旨みが特徴。

旨口（うまくち）とは、甘口でも辛口でもなく全体のバランスがよくうまみが多いものを指します。菊水の旨口の日本酒は、スーパーやコンビニでも定番なのでぜひ手に取って試してみてください。

• 生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり
  しぼりたての濃厚な旨みとフルーティーな香りが特徴。
• 吟醸 生原酒 熟成 ふなぐち菊水一番しぼり
  蔵で1年熟成させたとろりとした口当たりとまろやかな旨口が特徴。
• 生原酒 薫香 ふなぐち菊水一番しぼり
  香り高い焼酎を醸造アルコールの代わりに加えて深みのある香りとコクのある旨口が特徴。

オンザロックとは、氷をいれたグラスに日本酒を注ぐ飲み方です。ロックと略されて呼ばれもします。グラスとお酒の両方を良く冷やすと、氷が溶けにくくなりお酒が薄まりません。氷やグラスにもこだわると、より美味しい日本酒を楽しめるのでおすすめです。

• 生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり
  輪切りのライムやすだち、レモンを絞ったりスライスを添えてさっぱり爽やかに。
• ふなぐち菊水一番しぼり スパークリング
  爽やかな泡がフルーツと相性抜群。カットしたフルーツに注ぐ飲み方もお試しを。
• 生原酒 薫香 ふなぐち菊水一番しぼり
  香り高い焼酎を醸造アルコールの代わりに加えて深みのある香りとコクのある旨口が特徴。

日本酒を冷蔵庫で冷やして飲むと、華やかな香りとすっきりとした味わいが楽しめます。菊水の缶タイプなら冷蔵庫でも場所を取らないので、冷酒としてぜひお試しください。

• 生原酒 ふなぐち菊水一番しぼり
  しぼりたての濃厚な旨みとフルーティーな香りが特徴。
• 吟醸 生原酒 熟成 ふなぐち菊水一番しぼり
  蔵で1年熟成させたとろりとした口当たりとまろやかな旨口が特徴。
• 生原酒 薫香 ふなぐち菊水一番しぼり
  香り高い焼酎を醸造アルコールの代わりに加えて深みのある香りとコクのある旨口が特徴。

日本酒そのものの味を楽しみたいときは、ぜひ常温で飲んでみてください。日本酒を常温で保存する際は、日光や紫外線のあたらない冷暗所に置きましょう。室温が高くなる夏場は、常温保存できないので冷蔵庫で保存してください。

• 菊水の四段仕込
  どんな料理にも合うさらりと上品な甘口が特徴。
• 菊水のお晩です
  穏やかな香りとさっぱりとくせのない旨みが特徴。
• 白キャップ/白缶/菊水 白 スマートパウチ
  毎晩飲んでも飽きないやや甘口の味わいとコクが特徴。

人肌燗（ひとはだかん）とは、触ると温かく感じる35度に温めた日本酒です。甘味を一番感じやすく、口当たりが柔らかくなり旨みを感じやすくなります。

• 菊ラベル
  やきとりや煮込み料理などをより一層美味しくさせてくれる旨みが特徴。
• 菊水の辛口
  きりっと引き締まった味わいと辛さの中にもしっかりとした旨みがが特徴。
• 菊水の純米酒
  キレとコクを持ち合わせ冷やしても温めても美味しく飲めるのが特徴。

50度まであたためた熱い日本酒を熱燗（あつかん）と呼びます。辛口でキレのいい味わいと鋭い香りが楽しめます。電子レンジを使って自宅で手軽に熱燗を楽しむ方法があります。

1合の徳利の場合、熱燗なら約60秒温めます。温度差がでるので20秒ほど温めてから一度とりだし、徳利をふって温度を均一にしてからお好みの温度になるまで調整するのがおすすめです。

• 熱燗におすすめの菊水
  白キャップ/白缶/菊水 白 スマートパウチ
  菊水のお晩です

菊水の人気ラインナップを紹介しましたが、気になるのはその口コミです。菊水を実際に飲んだ方の口コミをご紹介しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

秋冬限定のにごり酒「五郎八（ごろはち）」は、濃厚な甘口でロックや冷やして飲むだけでなくカクテルとしても飲めるので、日本酒が苦手な方や女性にもおすすめです。ソーダ・牛乳・ジュースなどと混ぜて、いろいろな飲み方が楽しめます。

白い色が印象的な五郎八は、濃厚でコクのある味わいで秋冬の旬の食材を使った料理にぴったりです。

ワイングラスでおいしい日本酒アワードで金賞を受賞した「無冠帝（むかんてい）」は、淡いブルーのボトルが美しく特別な日にぴったりです。透き通った色味ですっきりとした辛さの中に、ほんのりとした甘さも感じられ、華やかな香りが楽しめます。

菊水酒造の創始者の名前をつけた「節五郎（せつごろう）」は、菊水が創業125年を記念して設立した日本酒文化研究所「節五郎蔵」で冒険と遊び心から生まれた酒たちにつけられる名前です。

• 節五郎 出品酒
  華やかな香りがひろがり上品でふくらみのある味わいが特徴。
• 江戸元禄期の酒　節五郎 元禄酒
  江戸元禄期の酒の味わいを再現した充分な甘みと強い酸味が特徴。
• 日本酒蔵元の本格焼酎　節五郎 酒粕焼酎
  透き通るクリアな味わいとほのかな甘みが特徴。

日本酒が苦手な方におすすめなのが「梅酒 紅菊水」です。新潟県産の梅「越の梅」「小坂梅」「藤五郎梅」を贅沢に使用し、菊水の純米酒に漬け込んだ紅菊水は、上品な梅の香りと優しい甘さを味わえます。おしゃれなパッケージなので贈り物にもぴったりです。

「ふなぐち菊水一番しぼり」をはじめ、菊水ではさまざまな味わいや飲み方を楽しめる日本酒がたくさんあります。手軽に買えて飲みたいときに飲める菊水は保存も簡単。いつでもしぼりたての味を楽しめるので家のみにもぴったりです。ぜひいろいろな種類をお試しください。また下記の記事も参考にしてみてください！