衝撃のどんでん返しや謎解き！ミステリー映画のおすすめ21選｜洋画から邦画まで

予測の難しい謎解きと終盤のどんでん返しが見どころのミステリー映画。最初はまったく理解できない内容でも、話が進むにつれて徐々に謎が明らかになり、最後にはスッキリとした気分で終えるのが魅力です。

サスペンスやホラーとは違って謎解きや推理要素を主軸にしているので、ミステリー映画は内容が難しいと敬遠されがちです。しかし、ミステリー映画にもさまざまな種類があり、コメディ要素を取り入れて楽しく謎解きできる作品なども存在します。

この記事では、ミステリー映画の魅力や選び方・評判のいい洋画や邦画のおすすめ作品をご紹介していきます。ミステリー映画ならではの不可思議な世界に浸ってみませんか？

ミステリー映画の魅力は、ストーリーを楽しみながら主人公と一緒に謎解きや推理ができる点にあります。ミステリー映画では物語の真相や真犯人を隠したまま話が進むので、終盤になるまで謎が明らかになりません。

作中に散りばめられた伏線を回収しながらストーリーがどのように進展していくのか、一体誰が犯人なのか、ワクワクドキドキできるのがミステリー映画の真骨頂。ミスリードを狙った高度な謎解きが含まれた映画では、最後の最後でどんでん返しされることも多々あります。

予想していた結果と違えば悔しい思いもしますが、予想を上回る結果に感動を覚えます。また、謎解きや推理によるスッキリとした感情が沸き上がるのもミステリー映画ならではの魅力です。

ここからは、ミステリー映画の選び方を8つのポイントに分けて解説していきます。好みのミステリー映画がなかなか見つからない人は、以下の選び方をぜひ参考にしてみてください。

一口にミステリー映画といっても、作品によって切り口がさまざまです。

• 解きのみに集中させる構成の「本格ミステリー」
• 恐怖心を煽る演出を取り入れた「ミステリーホラー」
• 歴史要素を取り入れた「歴史ミステリー」
• 古典的な謎解きが楽しめる「古典ミステリー」
• 人間関係も見どころの「恋愛ミステリー」

上記に挙げたようにミステリー映画にも多彩なジャンルが存在しており、観る人の好みによって楽しさが左右されます。純粋に謎解きのみを楽しむのであれば「本格ミステリー」がおすすめです。「歴史ミステリー」は実在する歴史を元に構成されているので歴史好きの人に人気があります。

日本国内で製作された映画を邦画・海外で製作された映画を洋画と呼びます。ミステリー映画は邦画・洋画共に作品数が多く充実しています。邦画は基本的に日本が舞台なので、人物像・世界観・風景といった点で感情移入しやすいのが特徴です。

逆に、洋画は日本人にとっては見慣れない景色のなかで撮影されるので、新鮮味を感じられるのが魅力といえます。また、洋画はダイナミックな演出を取り入れているものが多く、迫力満点の映画を楽しみたい人にぴったりです。

近年では韓国映画の飛躍が素晴らしく、世界でも注目されています。ヒューマンドラマ映画や社会派のエンタメ映画などを中心に大ヒット。人気のミステリー映画もいくつかあるのでチェックしてみてください。

ミステリー映画を選ぶときには、上映時間の長さも確認しておきましょう。ミステリー映画は作中にいくつもの謎解き要素が登場し、最後に謎の解明とどんでん返しが待っています。時間に余裕がなく最後まで鑑賞できなかった…とならないように上映時間には気を付けたいところです。

手軽に楽しむなら90分程度の作品、ゆっくりと時間が取れるなら120分クラスの作品がおすすめです。超大作は130分以上にもなる作品もあるので、休日を利用してチェックしてみてください。

好きな俳優・女優が出演しているミステリー映画を優先的に選ぶのもひとつの手です。興味なかった作品でも、「あの人が出ているなら観てみようかな」といった気持ちを感じた経験はありませんか？好きな俳優・女優が出演しているだけで、その作品を観るモチベーションが高まります。

また、演技派な俳優・女優が出演していれば、作品のクオリティも期待できるはずです。有名な人物が出ているからといって必ずしも面白い作品になるとは限りませんが、ひとつの判断材料にはなります。

ミステリー映画を選ぶときは、映画監督や脚本にも注目してみてください。監督演出の仕方や脚本によって謎解き要素の印象が大きく変わります。映画監督にも得意不得意なジャンルがあるので、ミステリー映画を何作も手掛けている監督を選ぶと失敗しにくくなります。

また、小説が原作の場合は、小説がどのように評価されているかもチェックしておくと参考になります。

ミステリー映画作品のなかには、現実世界で実際に起きた歴史や事件を元に制作しているものもあります。モチーフとなった事柄にもじっくりと目を向けてから映画を観ると、また違った視点で映画を楽しめます。

ブラッド・ピット出演の『セブン』は七つの大罪をモチーフに、小栗旬出演の『罪の声』では昭和の未解決事件をモチーフに作品が制作されました。

ゴールデングローブ賞やアカデミー賞といった、映画賞を受賞している作品から選ぶと良作に出会える可能性が高くなります。

映画賞の選定基準はいくつかありますが、何かしらの観点で優れている部分があると判断されたわけなので、作品の魅力はある程度保証されていると言っても過言ではありません。

1本完結作品かシリーズものかに注目しましょう。1本完結作品は、事件発生から解決まで1つにまとまっているためすっきりと観終えることができます。

時間がなかなか取れない方におすすめです。シリーズものは、ストーリーを深く楽しめるのが魅力です。毎回の楽しみとして鑑賞でき長く世界観を楽しめます。1話完結ものは結末が気になって寝られなくなることもありません。

ミステリー好きの方は、2023年9月15日に公開された「ミステリと言う勿れ」にもぜひ注目してください。人気漫画がテレビドラマ化されて話題になった本作品が、満を持して劇場版となりました。

原作でもとくに人気のエピソードをスクリーンで見られるチャンスなので、ぜひ映画館で鑑賞してください。主演の菅田将暉をはじめ、魅力的なキャストにも注目です。

ミステリー映画が好きな方は、ミステリーをテーマにしたドラマや小説もぜひチェックしてみてください。ミステリー映画は小説を原作とした作品も多いので、映画を気に入ったなら原作を確認してみるのもおすすめです。

映画は限られた時間内で表現するので、小説ではあった内容でも映画では省かれているなんてことも珍しくはありません。映画と小説の違いを探してみるのもひとつの楽しみ方です。海外のミステリー小説を探している人はこちらもあわせてご覧ください。

ミステリー映画を観るときは、月額料金制の動画配信サービスを活用してみましょう。月々に決められた金額を支払えば、1ヶ月自由に映画が見放題です。市場シェアの高い『Amazon Prime Video』や『Netflix』をはじめ、数々の動画配信サービスが存在しています。

動画配信サービスによって特色が違うので、何に特化しているのか、ミステリー映画作品は豊富なのか、価格に見合ったサービスが受けられるかなどをチェックしてから契約すると安心です。

終盤のどんでん返しな展開に舌を巻くミステリー映画は、一度ハマったら抜け出せなくなるほど魅力的な映画です。いい意味で期待を裏切られた結果に沸き上がる、なんとも言えない感情を経験してみませんか。