防毒マスクのおすすめ18選｜プラモデルのエアブラシ塗装時に！使い捨ても

防毒マスクは、マスク本体にフィルターを取り付けて対象の物質を入れなくするマスクです。プラモデルを作る際、塗料やトップコートに含まれる溶剤が蒸発し、有毒ガスが発生する場合があります。このガスを防ぐのが防毒マスクです。

有毒ガスを吸わないためにも必要な防毒マスクですが、購入時の選び方や使用時の注意点なども把握しておくのが大事です。しかし、初心者が購入するとなると何を基準に選んだらいいのか分かりません。

そこで今回は防毒マスクのおすすめを紹介します。おすすめ商品ではエアブラシなどを使う塗装作業に向いている防毒マスクや使い捨てなどもピックアップしています。また、ワークマンのおすすめ防毒マスクや、防塵マスクとの違いなども紹介するので必見です。

防毒マスクは、気体の有害物質を吸い込まないようにするマスクです。作業中の有害ガスや粒子状の物質を含む有害ガスの吸引を防ぐために着けます。有害ガスを吸い込むと、健康被害を起こす恐れがあるので作業中などに有害ガスが発生する場合は防毒マスクを着用する必要があります。

一方で防塵マスクとは、作業等で発生する物質を口や鼻から吸い込まないようにするためのマスクです。防毒マスクは吸入する空気を浄化するためのマスクなのに対し、防塵マスクは空気中で粒子状になっている物質を吸い込まないためのマスクです。

防毒ガスは有毒ガスが発生している場所を吸わないために必要な防具です。仕組みとしてはマスクには吸引缶が取り付けられており、そのなかには有毒ガスを吸引する薬剤が仕込まれています。そのため、有毒ガスを吸い込んでも有害な成分を取り除いてくれます。

防毒マスクの使い捨てタイプは、毎回新しく取り替えられる点です。DIYで塗装作業する際や溶接する場面が出てきた時にこの使い捨て式の防毒マスクをお手軽に使用できます。

使い捨て防毒マスクのメリットは、金属アレルギーの方でも使いやすく、重量もとても軽い点です。他にも、耳にかける紐の長さが顔の大きさに合わせて調節できるタイプの防毒マスクもあります。

作業中に刺激のある有毒ガスが発生するような作業場所でも吸い込まないように調節しながら使うのが可能です。

防毒マスクの全面タイプは、顔全体を覆いカバーできるタイプです。目も合わせてカバーしてくれます。全面マスク本体と連結缶をつなぎ、さらにその先に大型の吸収缶を装着して使用できます。

防塵機能にも優れているため、エアブラシやスプレー塗装で出る細かな塗料に含まれている有機溶剤のガスを防いでくれます。長時間の作業したい方にぴったりなアイテムです。

防毒マスクの半面形タイプは、口と鼻の周辺のみをカバーするタイプです。コンパクトな作りのため、軽くて作業の邪魔にならないのが最大のポイントです。防毒マスクをワンタッチで簡単に装着できるので、日常で使用する分にはお手軽で使いやすいのも魅力です。

目を刺激するようなアンモニアや有害ガスが発生する作業環境では、半面径タイプの防毒マスクと密閉性の高いゴーグルを併用する必要があるのでしっかり用途を確認するのも重要です。

シングルタイプは、吸収缶が一つだけ装着できる防毒マスクです。吸収缶を簡単に脱着・交換できるのがポイントです。顔に直接取り付けるため、一般的に小型や中型の吸収缶が使用されます。高濃度のガスに対応した大型の缶を装着する直結式の防毒マスクもあり、濃度18%以上の有毒ガスに対応する際に使えます。

口に対してまっすぐに取り付けるため、脱着もとても簡単に使うのが可能です。短時間の作業におすすめです。

デュアルタイプは、二つの吸収缶を取り付けられます。シングルタイプより約2倍の時間を使えるため、長時間の作業時におすすめです。作業場所では、塗装作業のするときシンナーなどの有機溶剤のペンキを溶かす薬剤が使われます。

ペンキを吹き付ける作業では有機溶剤の有毒ガスが発生する恐れがあるので、このデュアルタイプの吸収缶を使用するとろ過されやすくなります。吸収できる能力は、吸収缶ごとに定められているのでガス濃度と使用時間をしっかり考えて使うのが大切です。

防毒マスクの直結式小型は、マスク本体と吸収缶を直接取り付けるタイプです。顔に直接取り付けるため、一般的には小型の吸収缶が使用されます。小型の直結式の防毒マスクは、軽量で有機溶剤を使った塗装作業の邪魔にならず、吸収缶がマスクに直接装着されているため、両手があくのでとても使いやすいのが特徴です。

趣味でDIYで塗装をする際や外壁を塗装する際は、自分自身の作業がしやすいように小型の直結式の防毒マスクを選ぶのがおすすめです。

防毒マスクの直結式は、マスク本体と吸収缶を直接取り付けるタイプです。顔に直接取り付けるたっめ、密閉された空間や、有毒ガスが大量に発生するような作業場所では、高濃度ガスに対応している直結式を選べます。

高濃度のガスに対応した大型の缶を装着する直結式の防毒マスクもあり、濃度18%以上の有毒ガスに対応するときに使われます。登山など呼吸が荒くなるような環境でも使えます。

防毒マスクの隔離式は、マスク本体に連結管をつなぎ、さらにその先に大型の吸収缶を装着して使用します。マスク本体と吸収缶が離れているのが特徴です。吸収缶を顔に直接装着しないため、直結式よりも大型の吸収缶を取り付け可能です。

高濃度のガスに対応できる吸収缶を使用でき、長時間になる時に使用できます。作業の途中で吸収缶を取り替えるのが難しい人・長時間の作業をしたい人はこの隔離式を利用できます。

防毒マスクを選ぶ際には、顔にぴったりフィットするサイズで装着するのが大切です。マスクのサイズを誤って装着すると隙間からそこから有害物質が入っていきます。顔と接する部分がゴムなどの柔らかい素材になっていて、ベルトで締め付けを調整できるタイプは密着度が高く隙間ができにくいです。

使い捨てタイプの場合は、両手でマスク全体を覆い隙間がないか、空気が漏れてないか確認しましょう。商品の説明をしっかり読み、サイズ感がしっかり合うかどうかで選ぶのが大切です。

防塵機能付きの防毒マスクは、空気中に浮遊している細かな粒子状の物質を口や鼻から吸い込まないようにするための呼吸器の保護具です。気管支や肺の病気を起こすのを防ぐため、粉塵が発生する作業現場で最も多く使われています。

作業する環境によっては、空気中に多くのちりが浮遊しています。そうした粒子でも、固体の物は粉塵と呼ばれる何かを削ったりする作業で発生する物質が吸い込まないように取り付けができます。

防毒マスクは、面体と吸収缶で作られています。吸収缶とは、有害ガスを吸収する物体を詰めた缶です。その中で有機ガス・ハロゲンガス・アンモニア・硫化水素などの吸収缶は国家検定に合格したものを使用する必要があります。

顔にしっかりと密着する高性能防毒マスクがほしい方は、興研がおすすめです。興研は防塵マスクの国内トップシェアを誇る日本のマスクメーカー。最先端技術を駆使した防毒マスクを提供しています。自分の顔にぴったり合う防毒マスクがほしい方に適しています。

防毒マスクは、Amanzon・楽天・Yahooショッピング・ワークマンで販売されています。防毒マスクの値段は1000円～4000円台の商品が多く売られています。ワークマンの防毒マスクは、取替え式防塵マスクと直結式小型防毒マスクの国家検定に合格している優れものです。

特にAmazonのショッピングサイトだと、初めて防毒マスクを購入したい人でも選びやすいように商品の種類・特長が書かれています。DIY・塗装作業で使いたいとき種類が多く分かれているので、使用目的をしっかり考えて選ぶのが大切です。

防毒マスクを購入する場合、吸収缶も作業内容に合っているかどうか選ぶのが大切です。短時間で済む作業の場合、大きな吸収缶を買ってしまうと、作業がしにくく感じる場合があります。毒ガスの種類は間違えないように購入するのが重要です。

万が一間違えた吸収缶を使用すると効果がなくなったり、隙間から有毒ガスが入り健康被害に繋がる恐れがあります。

防毒マスクを使用する際、正しい装着方法で装着するのが大切です。まず、防毒マスクに付いているベルトを緩めるのが大事です。その次にあごを入れてから顔に装着します。次にベルトを締めながら長さを調節していきます。

防毒マスクを装着する場合、きつすぎず、緩すぎずの感覚でベルトを締めて調節してください。顔とマスクに隙間がないか、きつくはないかとしっかり確認するのが大切です。上手く装着できたら大きく吸って苦しいと感じれば装着の問題はありません。

防毒マスクで塗装作業などをした後、破過時間を超えた吸収缶は徐毒能力がなくなります。破過時間は作業環境・有害ガス・保管方法で変わります。吸収缶を交換する際、作業時間や作業環境から、交換時期を決めるようにしましょう。

作業場所の空気中にある有害物質に濃度・温度や湿度に対して余裕のある使用限度時間を事前に設定し、設定時間を限度に交換するのが大切です。

防毒マスクを使った後は、取扱説明書に従ったやり方を行うのが大切です。防毒マスクを保管する際に直射日光が当たらないケースの中や、決まった保管場所で保管するのが大切です。作業後に防毒マスクが破損していた場合は、たとえ小さな破損でも防毒マスクを廃棄するようにしましょう。

万が一、小さな傷が入っていたまま作業するとマスクの隙間から有害物質を吸い込んでしまうリスクがあります。高温多湿の場所に保管すると、機能や瑕疵が起きるリスクがあります。必ず密封した状態で廃棄するようにするのが重要です。

防毒マスクは、作業環境によって選ぶのが大切です。塗装作業や人体に有害物質を含む農薬散布作業には防毒マスクの装着が必要になります。防毒マスクをしっかりつけてDIYを楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。