咲坂伊緒の漫画おすすめ10選！実写化・アニメ化された作品を紹介

青春恋愛漫画の人気ランキングでも上位に入る咲坂伊緒の漫画。登場人物の気持ちを繊細に描いたストーリー構成やかわいい画風から、年齢・性別を問わず多くのファンに愛されています。

実写化、アニメ化された作品はもちろん、咲坂伊緒の作品はどれも青春時代を思い出すような心に響く作品ばかりです。一度読めばその世界にどっぷりハマり、素敵なキャラクターに恋をしてしまうかもしれません。

この記事では、おすすめの咲坂伊緒の作品をあらすじとともに紹介しています。映画化された作品、それ以外でもおすすめなものをたくさん紹介しているので、まだ読んでいない作品・懐かしい作品・気になる作品などがあれば、ぜひ読んでみてくださいね。

東京都出身の少女漫画家咲坂伊緒は、「通勤時間がもったいない」といった理由から、社会人になってから漫画家を志しました。

デビュー作は1999年に「デラックスマーガレット」に掲載された『サクラ、チル』。そこから短編を中心に作品を発表し、数々の人気作を世に送り出しています。高校生を中心にした青春のラブストーリーの漫画が多く、たくさんの人たちから支持され続けています。

咲坂伊緒の漫画は高校生が主人公の作品が多く、思春期に感じる繊細な感情、恋愛に発展するまでの心の動きが登場人物の表情や情景によって生き生きと描かれています。

大人になっても青春を思い出してキュンキュンするような王道の恋愛漫画の構成は、恋愛漫画のランキングで上位に入るほど素敵な作品が多いです。魅力的なキャラクターが多く、それぞれのストーリーにも丁寧にスポットが当てられているので、それぞれの成長していく姿から目が離せません。

咲坂伊緒の作品の魅力はそのイラストにもあります。パッと目を引くふんわりかわいい画風、髪の毛一本一本まで丁寧に描写された絵は、見ているだけでも癒されます。

揺れ動く青春の描写をキャラクターの細かな表情や空間で表現していて、ひたむきな主人公、かっこいい男の子のキャラクターにたくさんの読者が心を掴まれています。

実写映画化、アニメ化された作品が多いのも、咲坂伊緒の漫画の人気を物語っています。

『アオハライド』、『ストロボ・エッジ』、『思い、思われ、ふり、3作ふられ』の3つは青春三部作と言われ、どの作品も累計発行部数550万部越えの人気作で、人気の俳優陣によって実写映画化されるたびに社会現象を巻き起こしています。

福士蒼汰と有村架純主演で、2015年に映画化されています。主題歌である「愛唄～since 2007～」のジャケットには、咲坂伊緒が描いたイラストが使われています。

人の話を素直に信じてしまう天然な主人公の女の子が、初めての恋を期に少しづつ成長していくストーリー。初めて感じるさまざまな感情に立ち向かっていく姿に勇気をもらえます。恋の始まりの繊細な感情が生き生きと描かれている作品です。

東出昌大と本田翼出演で2014年に映画化され、同年にテレビアニメ化もされています。累計発行部数は980万部を記録した、咲坂伊緒を代表する人気作です。

久しぶりに会った中学生の同級生と主人公の女の子が再開するところから始まるストーリー。それぞれに違う道を歩んだ2人の一筋縄ではいかない恋愛模様と、個性豊かで魅力的な登場人物たちの、揺れながらも成長していくストーリーに思わず感情移入してしまいます。

2017年に、第41回講談社漫画賞にノミネート、2018年には第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。累計発行部数は550万部を突破しています。2020年には北村匠海と浜辺美波主演で映画化され、同年にアニメ映画化もされた人気作です。

女子高生の主人公2人と同じ高校に通う男の子2人、それぞれの交差する想いを繊細に描いたストーリー。登場人物たちが持つ悩み、それに立ち向かって成長していく姿も丁寧に描かれている作品です。

咲坂伊緒の最新作は『サクラ、サク』、最新刊は別冊マーガレットで連載中です。自分を変えるきっかけを与えてくれた男の子を探し続けている主人公の女の子が高校生になり、そこで出会う人たちとの友情や恋愛を描いていくストーリーです。

青春時代の甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる、咲坂伊緒の漫画。どの作品も、主人公たちの恋を応援したくなると同時に、登場人物たちの成長に勇気づけられるものばかりです。ぜひ読んでみてくださいね。また下記の記事も参考にしてみてください！