脂性肌（オイリー肌）向けのクレンジングおすすめ20選！ドラッグストアで買える

肌が脂っぽくてすぐにメイクが崩れてしまう方や、ニキビができやすく毛穴が目立つ方、クレンジングは肌に合っていますか。自分の肌質に合っていないクレンジングを使い続けていると肌に負担をかけ更にトラブルを引き起こしかねません。

皮脂の過剰分泌により肌に上手くメイクがのらなかったり、ニキビや吹き出物が頻繁に出たりするのが脂性肌です。不要な皮脂を洗い流し、肌の潤いは残す、実はそんな脂性肌にぴったりの機能を持ったクレンジングがあるんです。

ここでは脂性肌におすすめのクレンジングとメイク落としについてご紹介します。ドラッグストアで購入できるプチプラや、デパコスのおすすめ商品や選び方など必要な情報を集めました。毎日使うものなので、ぜひ自分にぴったりのクレンジングを見つけて肌の状態を理想に近づけましょう。

脂性肌はオイリー肌とも呼ばれます。皮脂の分泌が多い10代の思春期頃から20代に多いですが、大人ニキビに悩む30代以降の世代にも見られます。そこでここでは、脂性肌の状態や原因を紹介します。特徴や原因を理解して、少しでも悩みにアプローチできるようお肌を整えましょう。

脂性肌はニキビや吹き出物がでやすい・毛穴やＴゾーンが目立つ・肌がすぐにべたつきメイクが崩れやすいなどが特徴です。顔がてかりやすく毛穴が開きやすい状態になっているので、見た目ですぐに分かります。またニキビや吹き出物がでやすいので、脂っぽい肌同様外見で見分けがつきます。

脂性肌の原因は、ホルモンバランスの乱れやストレス、食生活などさまざまです。しかし日常的に肌のべたつきが感じられるため、それを気にするあまりに過剰な洗顔を繰り返すのも、逆に脂性肌の原因になります。

また脂性肌は肌の水分不足を補うためにバリア機能が過剰に働いている状態です。そのため過剰な油分の摂取により更に分泌物が増えてしまい吹き出物が現れるといった悪循環を繰り返します。

ここでは脂性肌の方に適したクレンジングの選び方のご紹介です。脂性肌用のクレンジングと一口でいってもさまざまあります。テクスチャーのタイプ・入っている成分・ニキビ肌に対応しているか・使用感はどうかの4点をまとめていますのでご覧ください。

脂性肌のクレンジングをテクスチャーで選ぶなら7種類の中から選べます。ここでは7種類のテクスチャーそれぞれの特徴や機能についてまとめました。自分が使いやすいものや適したものを選ぶ参考にしてください。

脂性肌のクレンジングとして最もメジャーなのがオイルタイプのものです。高い洗浄力で油分をしっかりと洗い流せます。脂性肌の方はクレンジングの時間を少しでも短くして肌への負担に配慮できた方がいいので、高い洗浄力が見込めるオイルタイプはおすすめです。

しかししっかりと汚れを洗い流せる反面、必要な油分まで奪ってしまいがちです。そのためオイルタイプを選ぶ場合はミネラルオイルのものではなく、オリーブオイルやアルガンオイルといった油脂系のものを選びましょう。

オイル系に続いて人気が高いのがリキッドタイプ。リキッドタイプのメリットは入浴時に濡れた手でも使えるので忙しい方にも便利なアイテムです。

ただオイルより若干洗浄力が劣ります。またオイルよりも肌への刺激が強く、摩擦力が高いので肌に負担をかけやすいのが難点です。摩擦力によって肌へ負担がかかる点や脱脂性においてはあまりおすすめできませんが、使用するなら正しい使用法を身に付けて使いましょう。

ミルクタイプと似ているものの機能性は全く違います。クリームタイプは肌にしっとりと吸着して汚れを落としてくれるのでオイルタイプには劣るもののミルクタイプよりも洗浄力は高いです。

テクスチャーの厚みと重みがクッションとなり肌への摩擦を抑えてくれます。洗い流すタイプと拭き取るタイプがありますが、肌への負担を軽減するなら洗い流すタイプがおすすめです。ただしべたつきを感じやすいので好みが分かれるところです。

ミルクタイプのクレンジングも肌馴染みや伸びがいいので使いやすいです。滑らかなテクスチャーで肌との摩擦も少なくなります。また界面活性剤があまり入っていないものが多く、肌への負担が少ないです。

洗浄力の点でオイルやリキッドに劣るので、脂性肌の方には物足りなく感じる場合があります。ナチュラルメイクの方にはおすすめですが、しっかりとメイクする方には洗浄力が足りません。また肌密着がありしっとりと洗い上げられる反面、洗浄後にべたつきを感じやすいです。

ゼリータイプの滑らかなテクスチャーで、弾力があり伸ばしやすく、肌への摩擦負担を軽減してくれます。使用後の肌の感じもさっぱりとした仕上がりで好まれる方も多いですが、オイルやクリームより洗浄力が低いです。

ジェルは水性ですが、オイルフリーとオイルインの2種類があります。洗浄力を上げたい人はオイルインのものを選びましょう。オイルフリーのものはまつエクをしている方におすすめです。

オイルを固めて作ったのがクレンジングバームです。クリーム用の容器に入っていて適量をすくって使いますが、肌に伸ばすとオイル状に変化し肌に密着して汚れをしっかりと取ってくれると人気があります。ウォータープルーフのメイクも問題ありません。

使い心地もよく洗い上がりもさっぱりしていて好まれる方も多いですが、洗浄力の高さから毎日使うのは控えましょう。1日朝晩の2回使用が基本ですが、肌の状態を見て他のクレンジングと併用して使うのが望ましいです。

シートタイプのクレンジングは、いつでもどこででも使える便利なアイテムです。シートにクレンジングが含まれており、メイクを拭き取って落とします。洗い流す手間がないので忙しい時などに重宝する時短アイテムとして人気です。

しかし拭き取る際に肌に刺激を与えるので、脂性肌の方にはあまりおすすめできません。また落としきれないメイクの残りが肌トラブルにつながってしまうので、毎日の使用は控えましょう。

クレンジングの中に含まれている成分もさまざまありますので、しっかりチェックしておきましょう。ここではどんな成分がどのような性質をもっているのかをまとめています。自分の持っているクレンジングの成分も確認してみてください。

クレンジングには保湿成分を含んだものもあります。代表的なのがセラミド・グリセリン・ヒアルロン酸です。実は脂性肌のケアにはしっかりと肌の潤いをキープするのも大変重要なポイントで、洗い上がりにツッパリ感はないか、適度に肌に潤いがあるかどうかはチェックしましょう。

クレンジングは高い洗浄力から肌を乾燥させる原因のひとつにもなり得ます。できるだけ保湿力の高いクレンジングを選ぶようにしましょう。

肌への刺激が少ない成分のクレンジングを選ぶのも重要です。肌への刺激は摩擦だけではありません。洗浄力の高いものに多く含まれる合面界面活性剤や刺激を誘発するアルコール・防腐剤・合成着色料・合成香料・鉱物油・メントールなどの清涼成分が入ったものは避けた方が無難です。

またスティンギンテスト・アレルギーテスト・パッチテスト済みなどの記載があるものを選ぶのもおすすめです。しかしすべての方にアレルギーや刺激が起こらないわけではありません。

オイルと言ってもその中には肌にはあまりよくない成分のものもあります。特に炭化水素系クレンジングオイルと言われるものは洗浄力は高いが保湿力が非常に低いので避けた方が無難です。ミネラルオイルなどの鉱物油も含まれます。

できるだけクレンジングに使われるオイルには良質なものを選びましょう。ホホバオイル・アルガンオイルなどの油脂系オイルと呼ばれる由来の保湿成分がおすすめです。保湿力が高く肌に潤いを与えてくれます。

脂性肌の方は油分過多とニキビに悩んでいる方が多く、オイル系のクレンジングを使う際に抵抗を感じがちです。そこでニキビができやすい方におすすめなのが「ノンコメドジェニックテスト済」の記載があるクレンジングです。

ノンコメドジェニックとは「ニキビができにくく作られている」を意味しています。実際に人の肌でテスト済であり、油分のバランスを考えて作られているのでニキビが気になる方におすすめです。しかしすべての人にニキビのもとが起こらないわけではありません。

洗い上がりの状態が気になる方は使用感で選ぶのがポイントです。べたつきが苦手な方には使用後すっきりと洗い上がるオイルやリキッドがおすすめで、またある程度のしっとり感を洗い上がりの肌に感じたい方は、バームやクリームを使ってみてください。

またジェルタイプのクレンジングも洗い上がりのさっぱり感を感じられます。使用感は人それぞれなので、いろいろと試して自分の好きなタイプのクレンジングを見つけましょう。

クレンジングにはたくさんの種類があるので、価格帯もさまざまです。日常で使うアイテムだからこそ、買い続けていける価格のクレンジングを選びましょう。ドラッグストアで買えるプチプラからデパコスまで幅広いので、商品の特徴と価格を考慮して選んでください。

1,000円台などの値段が安いプチプラのクレンジングは、主にドラッグストアで購入できます。多くの市販品を扱っているので、商品を選びやすいのが特徴です。ただし、ドラッグストアは、プチプラの市販品も多く扱いますが、値段の高い商品も同様に扱っている場合もあるので、すべてが手頃なわけではないので注意しましょう。

デパコスは、デパート（百貨店）の化粧品売り場で買えるコスメ商品で、各ブランドのブースで、相談したり試したりしながら検討できる高級化粧品です。大手メーカーによるブランド商品なので、価格は1万円前後からそれ以上のものまで、高価な商品ラインナップになります。

自分の好きなブランドが決まっていたり、高級化粧品ならではの品質や性能をお求めの方は、デパコスでクレンジングを買うのがおすすめです。

昨今、美容大国といわれ日本でも大人気の韓国コスメからも、さまざまなクレンジングが発売されているのでぜひチェックしてみてください。クレンジング方式の違い・テクスチャーの違い・肌質違い向けの商品など、各ブランドから豊富に商品展開されています。実店舗やネット通販で購入可能です。

ここでは脂性肌の方に人気のクレンジングをご紹介します。オイルタイプやジェルタイプのものなどテクスチャーもさまざまです。また価格帯もプチプラのものからデパコスアイテムまで揃えていますのでクレンジング選びの参考にしてください。

無印良品のマイルドクレンジングは、すっきりとした洗い上がりが人気のクレンジングジェルです。高い洗浄力でベースメイクのみならず、ウォータープルーフやポイントメイクにも対応しています。

肌馴染みのいいジェルで、摩擦を少なめで洗い上げます。アンズ果汁や桃の葉エキスなど天然の植物系保湿成分が入っていて、無香料・無着色・アルコールフリー・弱酸性仕様のクレンジングです。

着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・鉱物油・アルコールフリーのクレンジングオイル。1000円以下と価格もリーズナブルで、詰め替え用もあるので、手頃に続けやすいものを探している方にもおすすめです。

軽くメイクに馴染ませると、汚れをしっかりと浮き上がらせてくれて洗い残しがありません。天然由来のセラミド保湿成分が洗い上がりもしっとりと肌に潤いを与えてくれます。

メイクだけでなく微細な汚れも落とせるクレンジングジェル。メイク汚れをオイルクレンジングで、花粉や埃による汚れを水クレンジングで落とすハイブリッド構造でリキッドとオイルのいいところを兼ね備えています。

醗酵ローズハチミツ*グルコノバクター／ハチミツ醗酵液（保湿成分） などの4つの美容保湿成分を含んでいて、肌表面の古い角質も取り除きます。肌の上でとろけるテクスチャーが、するりとメイクを落としてくれます。肌荒れケアやニキビ肌にもおすすめです。

温感クレンジングと天然エキスによる柑橘系の香りが気持ちいいジェルタイプのクレンジングです。肌にのせるととろっとした触感と温感が心地よく、洗い上がりもしっとりもちもちですっきりと油分を洗い上げてくれます。

ジェルの91.3％がセラミドやヒアルロン酸などの美容潤い成分で肌の角質まで浸透します。また肌が温まるので、脂性肌だけではなくエイジング肌でお悩みの方にもおすすめです。

オイル不要でアクアクレンジング成分を採用した美容液のようにとろみのあるテクスチャーです。ヌルっとせずさっぱりとした触感で、成分の約30％を素肌の潤いバランスを保つ保湿成分が含まれていて、洗い上がりもみずみずしく感じられます。

アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト済み※濡れた手でも使えるので忙しい人にもおすすめです。肌に伸び広がりメイクにもすぐ馴染むので、洗浄時間も短く済みます。

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

ドラッグストア、マツモトキヨシのクレンジングジェル。肌荒れケアに人気の小林製薬のオードムーゲシリーズのクレンジングです。パラベン・オイルフリーで弱酸性でメイク落としができます。

肌に負担をかけない伸びのいいジェルで、しっかりとメイク汚れを洗い上げてくれます。アレルギーテスト済※10代・20代の方にもおすすめです。

※すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。

ポーラ・オルビスグループの敏感肌向け※ブランド、DECENCIAのクレンジングクリームです。脂性肌の悩みのひとつ、毛穴目立ちに着目して作られました。保湿成分が入っていて、洗い上がりも突っ張りません。必要な潤いを残してしっかりとメイクの汚れを洗い上げます。

無香料・無着色・アレルギーテスト済です。肌の上にのせるとトロッとしたオイル状に変化します。ウォータープルーフメイクもスッキリ落とす洗浄力です。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリーのクレンジングジェルです。アレルギーテストと乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済※。肌の必須成分であるセラミドを守りながら洗い上げます。

肌馴染みのいい柔らかいジェルは強くこすらなくてもメイクに馴染ませるだけですっきりと汚れを落とせます。消炎剤（有効成分*グリチルリチン酸2K）が入っていて、肌荒れケアに効果的です。

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

メイクや日焼け止めだけではなく酸化皮脂などの汚れも取り除くクレンジングです。保湿クリーム成分が70％を占めており、濃厚なテクスチャーが肌の上でとろけてオイルに変化し、するりとメイクに馴染みます。

洗い上がりもしっとりしています。ビタミンC**も含まれいます。使う程肌に潤いを与えて、明るい印象にしてくれます。低刺激性・無香料・無着色・アレルギーテスト済※。

*肌荒れ防止成分 グリチルリチン酸2K 配合

**アスコルビン酸2-グルコシド(保湿)

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

皮膚の専門家と共同開発した敏感肌※にも対応できるクレンジングジェルです。植物由来のクレンジング成分で、毛穴の汚れや角栓をオフしてくれます。肌の上でジェルがとろけて気持ちがいいです。

合成香料・着色料・鉱物油・パラベンフリー。W洗顔不要で時短使用も可能です。赤ちゃんの皮膚にも使える低刺激性です。オイルフリーなのでまつエクの方も問題ありません。

*有効成分：グリチルリチン酸ジカリウム

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

ここでは脂性肌の方がクレンジングで注意する点や正しいクレンジング法についてご紹介します。せっかく脂性肌にぴったりのクレンジングを使用しても間違った方法で行っていれば満足しにくいです。正しいクレンジング法を身に付けましょう。

まず皮脂分泌が多いTゾーンなどの気になる部分からクレンジングを始めましょう。時間は脂性肌の方に限らず1分程度で済ませ、肌への負担を最小限に留めるのも重要です。

気になる部分を擦りすぎてもいけません。クレンジングを手に取り、中指と薬指を使って軽くなじませます。目元部分はデリケートなので一番最後に軽く撫でる程度で構いません。

肌全体にクレンジングを馴染ませたらぬるま湯を使ってすすいでいきます。気温の高い日などはさっぱりと水洗いをしたいところですが、冷たい水は油分を残してしまうのでNGです。

すすぎ残しはニキビや肌トラブルの原因になりかねません。しっかりと顔全体にぬるま湯をかけてメイクを落としていきましょう。

クレンジングが終わったら次は洗顔です。W洗顔不要のクレンジングもありますが、脂性肌の方は基本的に洗顔を行うようにしましょう。クレンジングでしっかりメイクは落としているので、洗顔力の高さは問いません。泡タイプで肌を包み込むようにして洗うのがおすすめです。

化粧水や乳液は油分の少ないものを選びましょう。収れん化粧水で肌を引き締めるのもおすすめです。ビタミンC成分が入ったものもおすすめです。

メンズでもクレンジングが必要なこともあります。まず、メイクをしているときはメイクを落とすのにクレンジングが必要になります。また、水で落ちない油性の日焼け止めを落とすのにも必要です。洗顔してもべたつきが気になる方にもおすすめです。

メンズの肌は油分が多いため、クレンジングを使って汚れを落とすことで、油脂汚れをしっかりと洗い流すことができます。

自分に合ったクレンジングを使えば、肌の状態をよりよく保てます。自分に合ったクレンジングがどんなものかをしっかり把握するのがポイントです。余分な皮脂をしっかり洗い流し、肌の潤いを確保する優秀なクレンジングを見つけて美肌を目指しましょう。

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