熊本のお土産おすすめ20選｜熊本でしか買えないお土産は？お菓子以外もある？

肥後の国・熊本藩として発展した歴史のある熊本は、自然豊かな魅力あふれる地域です。熊本城に代表される名所も充実しており、観光するのにぴったり。また、ご当地キャラとして全国的にも有名な「くまモン」のグッズは、街のあらゆる場所で見られます。

そして熊本はグルメの街としても知られています。名物のからし蓮根のほか、馬刺し・大黒ラーメンも有名です。飲食店で食べられるだけでなく、手土産にしてもOK。さらに銘菓の武者がえし・誉の陣太鼓、郷土菓子のいきなり団子といった定番品もあり、よりどりみどりです。

以上を踏まえ、本記事では熊本のお土産の選び方・おすすめ商品20選をご紹介します。「熊本でしか買えないお土産は？」・「お菓子以外もある？」と気になる方は要チェックです。知る人ぞ知るお土産情報もあるので、ぜひ最後までご覧ください。

熊本銘菓「武者がえし」は、難攻不落の名城として知られる熊本城の石垣をモチーフに開発された商品です。テレビ番組のランキングでグランプリを取ったのでも有名です。100層にわたって折り重なったパイ生地により、熊本城の反り返った石垣を見事に表現。熟練の職人が手作業で丁寧に仕上げる贅沢な1品です。

おつまみ・ご飯のお供をお探しの方には「からし蓮根」がおすすめです。元々は病弱であった肥後の藩主・細川忠利の身を心配した家臣が、非常食として育てていた蓮根に麦粉・空豆粉・卵黄の衣を付けて揚げたのが起源と言われています。

長らく細川家独自の料理とされていたものの、明治時代にレシピを公開。今では熊本を代表する名物として大人気です。

熊本はラーメン文化も発達しています。中でも代表格は熊本市北区の「大黒ラーメン」です。マー油を投入したインパクト大のとんこつスープは、熊本ラーメンのスタンダードを確立したほどの名作。お店に足を運んで直接食べるのがベストですが、お土産用の「熊本ラーメン 名店大黒」を購入するのもおすすめです。

「いきなり団子」は熊本の郷土菓子で、つぶあんとさつまいもを小麦粉の生地で包んで蒸したものです。ほんのりとした塩味があんこの甘さを引き立て、生地のもちもち感とさつまいものホクホク感も楽しめます。

最近では定番のシンプルないきなり団子だけでなく、黒糖・よもぎ・紫芋などバリエーションも豊富です。保存や遠くへの輸送がしやすい、冷凍タイプもあります。

「誉の陣太鼓」は熊本の歴史あるメーカー「お菓子の香梅」の代名詞とも呼べる商品で、求肥をあんこで包んだ、太鼓型のお菓子です。幅広い年代に人気で、熊本の銘菓として真っ先に名前を挙げる方も少なくありません。

あんこは北海道産の高級な大納言小豆を手作業で選別し、熟練の職人がその日の気温に合わせて煮詰め方を調整して作っています。他にも阿蘇の伏流水と秘伝の蜜を使うなど、素材と製法へのこだわりが、世代を超えて愛され続ける理由です。

熊本のご当地キャラ、くまモンはゆるキャラ・ご当地キャラの中でもトップクラスの知名度と人気を誇ります。くまモンのデザインはお菓子・食品のパッケージに使われているだけでなく、雑貨・アクセサリーとしても人気です。

たとえばエコバッグ・フェイスタオルといった、実用性を兼ねた日用品も。インスタ・TikTokなどSNSのネタとしてもおすすめです。

お土産にこだわりたい方は、知る人ぞ知るもの・熊本でしか買えないお土産を購入したいと考えているでしょう。ここではとっておきの商品を紹介します。

それがフタバの「御飯の友」。元祖ふりかけと言われている商品で、いりこを使っているのでカルシウムが豊富。地元では給食でも出されるくらい、身近な商品です。

お土産を購入する際には、シチュエーションに合った価格のものを選びましょう。とくに接待目的の場面であれば、身近な安い商品よりも高級な嗜好品が適しています。たとえば銘菓彦一もなかのように、熊本ならではの特産品がおすすめです。

ただし相手の好みにそぐわないものは避ける必要があり、自分の趣味・嗜好を優先しないようにしましょう。

お土産のジャンルが決まれば、買い物の方向性や選択肢も自然に定まります。たとえば甘いものが好きな相手を想定するなら、お菓子・スイーツ類を中心に探せば効率的。熊本のお土産なら特産品であるデコポンを使ったスイーツや、銘菓の武者返しがおすすめです。

お酒好きの相手にはお菓子以外がおすすめ。地酒や、からし蓮根・馬刺しなどのおつまみを用意しましょう。食べ物・飲み物類にこだわらない相手に対してはご当地キャラであるくまモン関連のグッズや、地方紙などもおすすめです。

なお雑貨・コスメ用品・お酒類は相手の嗜好・年齢層といった個性が前提となるため、ハードルはやや高め。あくまで相手に喜んでもらうことを前提に選ぶようにしましょう。

相手に合わせてお土産の容量・包装を選ぶのも有効なアプローチです。たとえばオフィスのように大人数に対してお土産を配る場合は、小分けできるものが適しています。特に個包装されたお菓子類は、ばらまき用にぴったりです。

ファミリーを対象にする場合は、子供でも食べやすいスイーツがおすすめ。酒・つまみ類は大人のみに贈る場合にしましょう。対象が目上の人物である場合や、贈答用の高級なお土産を選ぶ場合は上品なパッケージが適しています。

また肉類のような生ものの場合は、内容がわかりやすい豪華なパッケージが最適。おしゃれでインスタ映えしそうな雑貨・小物類は女子におすすめです。

飲食物のお土産を買う際には日持ちするかを必ずチェックし、賞味期限ギリギリのものは避けましょう。相手にお土産を渡す時期を考慮し、泊まりがけの場合は帰宅までの日数もカウントする必要があります。

保存方法も大事なポイントで、特に常温保存できるかどうかは要チェックです。賞味期限が表記されていない商品の場合は、店舗の販売員に日持ちの長さを確認しましょう。

お土産といえば有名店のお菓子・食品類が候補に挙がりますが、熊本でしか買えない商品・知る人ぞ知るレアアイテムも立派なお土産です。たとえばコンビニ・スーパーで売られているようなお菓子類でも、地方限定商品ならプレミア度は跳ね上がります。

たとえば熊本空港で購入できる「隠れ里の柚子こしょう」は、Amazon・楽天では見つけにくい希少商品。またセブンイレブンでは、熊本名物「太平燕」を使った限定仕様の春雨スープを販売しています。

熊本のお土産を買うのにおすすめの場所は下表の通りです。買い物の参考にお役立てください。

九州には鹿児島以外の地域にも魅力的な商品がたくさんあります。グルメ・観光はもちろん、土産物探しもおすすめ。また国内最大級の豪華観光列車「ななつ星」を堪能できるのも九州地方ならではです。熊本以外の地域を訪れる予定がある人・興味がある人は、ぜひこちらもご覧ください。

熊本は歴史・観光だけでなく、食文化にも恵まれた魅力的な地域です。お土産も食べ物・スイーツ類が中心になりがちですが、くまモン・熊本城にちなんだグッズ類も豊富です。本記事を参考に、ぜひ熊本の魅力がたっぷり詰まったお土産を購入しましょう。