平松洋子さんのエッセイおすすめ10選｜食やライフスタイルが豊かに！『買えない味』など

平松洋子さんは、食をテーマにしたエッセイを中心に出版しているエッセイストです。表紙とタイルを見ても、テーマとなる料理の魅力が伝わってきます。読んでみると、本の中に登場する料理を思わず食べたくなってしまう内容です。

昔から食養生に関する書籍を読み、平松さんの食への関心と知識はとても高くなりました。世界各国の食文化を取材し、海外の食文化をテーマにしたエッセイも刊行しています。

この記事では、日本と世界をまたぎながら食文化とライフスタイルを研究し続けるエッセイスト・平松洋子さんのおすすめエッセイを紹介していきます。これまで知らなかった食文化と日常生活の楽しみを発見するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

食のエッセイのイメージが強い平松さんですが、実はパセリカレーなど多くの人に親しまれるメニューのレシピを考案しています。料理を食べて取材するだけではなく、作る側としても一流です。

日本や世界各地を舞台にしたエッセイでは、食はもちろんその土地の魅力も分かりやすくつづられています。

平松さん自身の家族に関する情報はほとんど公開はされていませんが、夫のいる女性の話や父との思い出にまつわるエッセイなど、家族関係をテーマにした本も好評です。

平松さんが全国の美味しいものを食べる旅をしている中で、銀座のサンドウィッチを食べた時のエピソードをつづった本です。漫画家・谷川ジローさんの親しみやすい絵と平松さんの明快な文章で、絶品サンドウィッチの美味しさが伝わってきます。

本を読みながら、美味しいグルメの旅をしている気分になれます。食べ歩きの旅に行きたくても、なかなか時間が取りにくい方におすすめの一冊です。

こちらも、食べ歩きの旅シリーズの本です。東京・浅草の老舗のお店で食べたすき焼きのエピソードの他にも、山形県で味わったカクテル、高知県の田舎寿司など地方の美味しい料理の話を楽しめます。

平松さんならではの、料理の美味しさを伝える軽快な文章に食欲がそそられます。さまざまな地域の料理を知って、旅行の計画を立ててみませんか。

まず、可愛らしいイチゴの表紙が目を引きます。鍋でイチゴジャムをぐつぐつと煮て作ったり、土鍋でご飯を炊いたり、私たちの身近にある台所用品は食生活を作る立役者です。

このエッセイには、食生活には欠かせない調理道具や食材への愛情がしっかりと凝縮されています。普段使っているフライパンや鍋、食材の数々の大切さを考えられる本です。

ネット通販が普及し、いつでもどこに住んでいても名物の食材が簡単に手に入る時代になりました。便利な時代にはなったものの、すぐ身近にある美味しい食事の存在を忘れていませんか？

お芋の煮っ転がしや炊き立てのご飯など、私たちの身近にはお金では買えない大切な食文化がずっと残り続けています。そんな大切なことに気づかされる一冊です。

印象的なタイトルのエッセイですが、実は私たちの生活でもいずれ起こりうる出来事をつづっています。

タイトルになっている「下着の捨てどき」も、小さいようでもきちんと考えなくてはならない事柄です。単調で退屈に思える生活でも、目の付け所次第で変わる可能性ががあります。

この本を読むと、普段の生活を大事にしていこうと改めて気づかされます。

おもたせはお土産のことをいいますが、使い方に違いがあります。来客が持ってきた手土産を、その場でふるまうのを意味する言葉です。

『おもたせ暦』では、平松さんがこれまでにいただいた素敵なおもたせを写真付きで紹介しています。誰かの家におもたせを持っていきたいなら、事前にこちらの本を読むのがおすすめです。

年齢によってさまざまな現実に直面した女性のエピソードを語ったエッセイです。何気ない日常の中で、老眼の兆候があったり昔の服が着られなくなったりと、同年代から共感を呼びやすい話がつづられています。

平松さんならではの、穏かな語り口のエッセイ集です。ゆっくりとひと息つきたい時に、この本を手に取って心を落ち着かせてみませんか。

小説家・小川洋子さんは、平松さんと同郷出身です。そして同じ文筆家でもあり、世代と名前も共通しています。共通点の多い2人の対談が、この本で実現しました。

2人が古今東西の名作を読み解きながら、本と人生について楽しく対話したエピソードがつづられています。著書では見られない2人の素顔が垣間見える、貴重な一冊です。

平松洋子さんのエッセイは、食事の楽しみ方についてのヒントが満載です。家族や友人と、もしくは一人あっても食を楽しむ大切さに気づかされます。

食生活は、生きていくためには切り離せないものです。平松さんのエッセイを読み、毎日の食事の時間を充実させましょう。

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