オーガニックリップおすすめ25選｜色付きで落ちないリップや口紅は？日本製も紹介

リップは唇を保湿し、すこやかに保つために使います。しかし「こまめに塗っているのに荒れが収まらない」「塗ると荒れがひどくなる」といった経験はありませんか。リップで唇が荒れるなら、オーガニックリップを試してみてください。

天然由来の成分を多く含むオーガニックリップは、刺激が少ないのが特徴です。日本製や海外製・UVカット機能付き・口紅のような色付きや色が落ちないものなどさまざまな商品があるため、好みのものが見つかります。

この記事では、オーガニックリップの選び方や「パブリックオーガニック」など人気のブランドについて解説します。おすすめのオーガニックリップも幅広くピックアップしました。色なし・色付きにわけて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

オーガニックリップは天然由来のオーガニック原料を使用して作られています。一般的なリップより化学成分の割合が少ない、または不使用であるため、刺激が少ないのが大きなメリットと言えます。食事などで口に入っても、体への悪影響が少ないです。食べてもいいような安全な口紅が理想です。

口紅なども石鹸で落とせるものが多く、オフするときも肌に大きな負担がかかりません。敏感肌※で唇が荒れやすい方におすすめです。また、使用されている原料は農薬や化学肥料を使わずに育てられているため、環境にやさしいといった特徴もあります。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

実は「パッケージにオーガニックと書かれているものを選べば大丈夫」というわけではありません。特に日本製は要注意です。ここでは、海外製と日本製に分けてチェックポイントを紹介します。

海外製のリップの場合、オーガニックの認証マークがあるかチェックしましょう。アメリカやオーストラリア・ヨーロッパなどのコスメは厳しい基準をクリアしていないとオーガニックを名乗れません。したがって、認証マークがあればオーガニック原料を多く含んでいると判断できます。

アメリカは「USDA ORGANIC」、フランスは「ECOCERT」と認証マークは国によって異なります。

日本には海外のようなオーガニックコスメの認証機関はありません。そのため、少量でもオーガニックの原料を使っていればオーガニックリップを名乗れるのが現状です。

原料が気になるなら、公式サイトなどで確かめてみてください。中には海外の基準をクリアし、認証マークを取得したオーガニックリップもあります。

リップクリームは保湿成分をクリーム状にしてあるものです。基本的にスティック状になっており、繰り出して使います。

なめらかな質感で伸びがよく、唇へのなじみもスムーズです。手を汚さず塗布できるため、外出先でも気軽に塗り直せます。ただし保湿力はリップバームの方が優秀です。荒れがひどくない方や、荒れのない状態をキープしたい方に向いています。

リップクリームより油分を多く含むのがリップバームです。油分が多いと固形化しにくいため、ジャーやチューブに入っているものもあります。

しっかりした重ための質感で、保湿力や保護力に優れています。唇の荒れに悩んでいる方に向いていますが、べたつきやすいのがデメリットです。日中はリップクリーム、夜はリップバームと使い分けるのもおすすめです。

色付きなら唇をケアしながらおしゃれも楽しめます。色付きのオーガニックリップは着色料も天然由来のものが多いため、一般的な色付きリップよりも発色は控えめです。しかしその分肌なじみがよく、ナチュラルに唇を彩ってくれます。

普段あまりメイクをしない方にもおすすめです。唇がほんのり色づくだけでも、顔の印象が明るくなります。

オーガニックリップには保湿成分や着色料として天然のオイルが使われています。そのため、ハーブやフルーツ・フラワーの優しい香りが楽しめるのが魅力です。

どれにしようか迷ったら、香りに着目して選ぶのも手です。好みの香りのリップなら、塗るたびに気分をリフレッシュできます。いい香りのリップはプレゼントにも最適です。

空気が乾燥しやすい冬以外でも唇が荒れやすいなら、紫外線の影響で荒れている可能性も考えられます。紫外線には肌のバリア機能を低下させ、水分を逃がしてしまうはたらきがあるからです。

紫外線から唇を守るには、UVカット機能のあるリップが効果的です。オーガニックリップなら紫外線による乾燥を防ぎつつ、天然成分で優しく唇を保湿・保護できます。

基本的に、オーガニックリップには防腐剤などの品質保持のための化学成分が含まれていません。そのため、一般的なリップよりも使用期限は短いです。購入時には使用期限をチェックし、期限を守って使用しましょう。

海外製のオーガニックリップには使用期限が記載されているものが多く見られます。記載がないものは、開封後3か月以内に使い切るのがおすすめです。

ここまで保湿目的のリップについて解説してきましたが、オーガニックの口紅やリップグロス・リップティントもあります。保湿用リップと同じく刺激が少ないうえ、落としやすく濃い色でも色素沈着しにくいのが特徴です。

発色もナチュラルなものからデパコスのような高発色のものまでさまざまです。下記では口紅なども紹介しているので、ぜひご覧ください。

スキンケアやヘアケア製品を扱う日本のブランドです。「精油の力で、強く美しく。」をコンセプトに、環境にも人にも優しい製品を開発しています。リップはフランスのオーガニック認証「ECOCERT」を取得済みです。

オーガニックリップは高価なものが多い中、THE PUBLIC ORGANICのリップは無色タイプが税込610円、色付きタイプが税込712円と安く手に入ります。薬局で買える手軽さも魅力です。

ドラッグストア「マツモトキヨシ」のプライベートブランドです。海外のオーガニック認証基準をもとに独自の基準を設け、製品づくりを行っています。原料の多くは国産です。肌にも地球にも配慮しながら、経済の循環も目指しています。

リップは無色と色付きがあります。どちらも天然由来の原料でできていますが、無色のリップは食べられる成分のみでできているのが特徴です。色付きリップの着色料も天然由来のものを使用しています。

2007年に誕生した日本のオーガニックコスメブランドです。ナチュラルな原料にこだわっており、合成着色料や石油系界面活性剤など、刺激になりやすい成分は使用していません。肌に負担をかけにくく、トレンド感のあるメイクが叶うと、おしゃれに敏感な女性から高い支持を得ています。

リップは口紅やグロスなどさまざまな種類が揃っています。どれも発色がきれいで、オーガニックコスメの中では落ちにくい、マスクにつかないと人気です。

メークアップアーティストであるローズ・マリー スウィフトが設立した、ニューヨーク発のコスメブランドです。スウィフト氏は自身の経験から化粧品に含まれる化学物質が健康に影響を及ぼす恐れがあると考え、オーガニックの原料を用いた化粧品づくりを始めました。

リップには保湿成分が入っているので、メイクしながらケアできます。価格は3,000円台～5,000円台とデパコス並みに高価ですが、仕上がりのよさもデパコスに引けを取りません。

日本のオーガニックコスメブランドです。企画や製造も日本で行っています。全製品にオーガニック成分を使用しており、軽い使い心地ながらもトレンドを抑えたアイテムが手に入ると人気です。

リップは全部で4種類あります。中でも注目を集めているのが「オーガニックリップアップルージュ」です。フルーツ・ミネラル・植物由来の成分が入っており、適度なツヤ感があり高発色なのが特徴です。ひと塗りでおしゃれな口元に仕上がります。

ここではお家で簡単にできる、オーガニックリップのレシピをご紹介します。今までコスト面を気にして避けてきた方にはおすすめです。

【材料】

• シアバター 40g
• ミツロウ 20g
• ホホバオイル 35g
• エッセンシャルオイル　お好みで

【手順】

1. シアバター、ハチミツ、ホホバオイルをレンジか湯煎で温める。
2. ミツロウが溶けるまで温めたら、エッセンシャルオイルを入れて混ぜる
3. 容器に入れて、冷えたら完成。

無添加のリップクリームも要チェックです。ママバター カラーリップ トリートメントは、天然由来色素のみを使用したカラーリップを販売しています。また、オーガニック植物原料が6種配合されており、ラベンダー&ゼラニウムの香りがします。

カシスレッド・アプリコットオレンジの2色展開されていますので、気になる方はぜひチェックしてください。

荒れやすいデリケートな唇は、刺激の少ないオーガニックリップで保護・保湿するのがおすすめです。本記事を参考に自分に合ったオーガニックリップを選んで、唇を優しく守りましょう。