【2023】リドレーのロードバイクがおすすめ！各モデルや購入方法も解説

リドレーとは、1997年に自転車を国技とするベルギーで誕生しました。耐久性・走行性能の開発コンセプト通り、比較的歴史が浅いにもかかわらず、品質基準がほかのメーカーよりも一歩先にいるとして世界で高く評価されています。

ベルギーの美しい街並みを象徴するのが石畳の路面ですが、ロードバイクにとっては悪路です。悪路と馴染みがあるからこそ、過酷な環境においても、耐久性と快適性をキープする製品開発を可能にしています。

悪路でも優れた走行性能を発揮するリドレーの魅力は、こだわり抜かれたカーボン素材。原材料を独自の基準で選び、プリプレグと呼ばれる最高品質のカーボンシートを数多く使用しています。

フレームのグレードは一般的な24Tだけでなく、30T・40T・50T・60Tと幅広いのもポイント。モデルの性能や特徴に合わせて、最適なグレードが用いられています。

リドレーのロードバイクは、性能の良さだけでなく、豊富なカラーバリエーションも魅力の1つ。特に最新モデルは、カラーが一新されて3色展開になっており、簡単におしゃれが演出できるデザインです。

黒をベースに、フレーム部分がパールホワイト×ゴールド・ブラック×レッド・ブルーなど、ベーシックとポップな色味を上手く融合させています。周囲とかぶりたくなかったり、おしゃれな配色のデザインを探している方にうってつけです。

リドレーは、ベルギーのUCIワールドチームであるロット・ソウダルを始め、世界トップクラスであるシクロクロスチームなどに積極的に機材提供しています。

特に、歴史の長いロット・ソウダルは、ツール・ド・フランスで勝利実績も。毎年好成績を出している強豪チームを支えているのがリドレーバイクです。チーム仕様のロードバイクも提供し、長くサポートを続けています。

ロードバイクの完成車は、パーツがすでに組み立てられています。パーツを選ぶ必要がないので、初心者や大きなこだわりがない方におすすめです。

一方で、デザインや性能はいいけどサドルが合わない、ハンドルのサイズが合わない、といった細かい部分が気になる可能性も。たくさん乗るうちに自分好みにカスタマイズしたくなった場合は、買い替えの必要が出てきます。

ロードバイクのフレームセットは、フレームとフォークのみで販売されています。ハンドルやホイール、ステムといったほかのパーツは、自分で選んで組み立てる必要があるので、中級者や2台目以降の購入をする方におすすめです。

性能や見た目が変わり、オリジナルの一台に仕上がるのが魅力ですが、グレードの高いパーツを使うほど割高に。すべてのパーツを選ぶには時間もかかるので、予算と組立時間に余裕を持つ必要があります。

Bike Craftとは、コンポーネントの3大メーカーに入る『SHIMANO（シマノ）』の国内代理店ミズタニ自動車株式会社が提案する新サービスで、リドレーで2021年のモデルから登場した販売方法です。

フレームを選び、シマノ主要パーツのグレードやサイズを自分好みに選べます。クランクの長さや歯数、ローターサイズやリアディレイラーの種類なども、体格や用途に合わせてサイズを自由に選べるので、無駄なく仕上げたい方におすすめ。パーツの知識が必須なので、上級者向けです。

「Fenix SL Disc」は、ベルギーに多い石畳を始めとした悪路でもっとも優れた走行性能を発揮するモデル。ロングライドやレース向け仕様なので、本格的にロードバイクを始めたい方におすすめです。

ダウンチューブとトップチューブは、リドレーの名作モデル「Damocles（ダモクレス）」と同じ形状なのもポイント。ダイヤモンドのような五角形の形になっており、剛性と強度を持ち合わせています。

「Helium SLX Disc」は、軽量かつ剛性の高さが魅力で、ヒルクライム向けです。軽量でありながら、ダウンヒルや悪路でも安定感をキープできる走り心地の良さは、過酷な路面状況を得意とするリドレーならではともいえます。

また、ケーブルは完全内装化されているので、空気抵抗やハンドル操作性の高さも嬉しいポイントです。

「Noah Fast Disc」は、空気性能と走行性能に特化したエアロロードでありながら、軽さと安定性も持ち合わせたモデル。リドレーでとにかく速さを求める方にうってつけです。リドレーの敷地内にある空気中体実験が可能な、ウィンドトンネル内での徹底的なテストにより、作り上げられました。

空気抵抗を低減する秘密は、リドレー独自のテクノロジーであるF-Surface Plusと、こだわり抜かれた形状。湾曲したトップチューブや細身のシートステーなどにより、快適性も実現しています。

初心者向けのモデルを探している方におすすめなのが「Fenix SLA Disc」。コスパの優れたアルミ素材により、通勤・通学の街乗りにうってつけです。

センスを感じるデザイン性の高さもポイント。シンプルな黒や白、グレーが配色されたフレームや、シートステーやチェーンステー部分の明るい差し色に対して、ロゴの主張が抑えられたデザインなどがあります。おしゃれなモデルを探している方にもおすすめですよ。

ロードバイクは、身長に合わせてサイズを選びましょう。フレームサイズによって適正身長があるので、製品のジオメトリのチェックは必須です。

リドレーのサイズ展開はXXS～Mですが、もっとも小さなXXSサイズは身長162cm前後です。小柄な方には合わない可能性があるので、購入時のサイズチェックは必ずしましょう。

また、リドレーでは全国各地で定期的に試乗会を実施しています。購入前の乗り心地を知れるチャンスでもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

リドレーで新品のロードバイクがほしい方は、正規販売店での購入がもっとも安心です。店頭では、ロードバイクの相談が可能で、サイズ計測してもらえるケースがほとんど。身体のサイズに見合ったモデルを提案してくれますよ。

サポートや保証もしっかりしているので、初心者や身体のサイズがわからない方は特におすすめですよ。

ただし、大きな値引きは期待できないので、格安で購入したい方にとっては不向きです。

型落ちや中古を少しでも安い値段で手に入れたい方や、中古モデルを直接確認して購入したい方は、中古販売店で購入するのもありです。

定価よりも格安で手に入れられますが、多くは早い時期に消耗品の交換や、調整が必要になります。ロードバイクの知識があり、目利きできる方向けです。

購入後のメンテナンスが自分でできず、販売店に持ち込んでしてもらう場合は、工賃がかかります。中古モデルの状態によっては数万円かかることもあるので、慎重に選びましょう。

リドレーのロードバイクは、楽天などの大手ネット通販サイトや、メルカリやヤフオク！などのフリマサイトでの購入も可能です。近くに販売店がない方や、忙しくてお店に足を運べない方は手軽に購入できるのでおすすめです。

楽天には新品・中古どちらも販売されていますが、フリマサイトは中古販売です。ネット購入は、現物を直接確認できないのが難点。新品はモデルやサイズ、中古は、不備がどれくらいあるのか細かくチェックしましょう。

リドレーのロードバイクは、過酷なレース環境で知られるベルギーで誕生し、耐久性や走行性能に優れたモデルを豊富に取り扱っています。おしゃれなカラーリングで、デザイン性の高さも魅力。自転車強豪国で作られたロードバイクで、ぜひ走り心地の良さを堪能してくださいね。