レフティ向けドライバーおすすめ15選｜キャロウェイなど人気メーカーも紹介

日本国内において、左利きは人口のおよそ10%程度と言われています。左利きゴルファーの割合はさらに少なく、レフティ用ドライバーの数は右利き用よりも少なめ。一方でプロゴルファーの中には、メジャータイトルで優勝を果たしたレフティも少なくありません。

シャフトの長さ・硬さといった基礎知識やメーカーごとの特性などを把握すれば、レフティでも問題なし。正しい知識に基づき、自分に適したレフティ用ドライバーを見つけましょう。

本記事ではレフティ用ドライバーのメリットや基本的な選び方などについて詳しく紹介します。右利き用ゴルフクラブとの違いについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ゴルフに関連するものは、右利き用でつくられていることが多いです。そのため、レフティのゴルファーは肩身が狭い思いをしている方も少なくないです。

たとえば、ゴルフコースは右利きで周りやすいように設計されています。また、打ちっぱなしの練習場も、ほとんどが右利き向けでつくられています。さらに、教える人も右利きが多く、左利きはお手本となる人を見つけるのは難しいです。

ここからは、左利きの人がレフティ用ドライバーを使うメリットについて解説します。現在、右利きのドライバーを使っている左利きの方は、ぜひ参考にしてみてください。

左利きの人の中には、右利き用のドライバーで打つと、ボールが思わぬ方向に飛ぶことがしばしばあります。これは、利き腕や利き目の関係で、左利きの人が右利き用に慣れるにはかなりの練習量が必要になります。

右利き用ドライバーで弾道が上手く操作できないとお悩みの方は、レフティ用ドライバーの使用がおすすめです。ミスショットが減り、自分が狙った場所にボールを飛ばせるようになります。

レフティ用ドライバーは左利きの人が打ちやすいように設計されています。右腕を左腕で支えるようにスイングできるので、フィニッシュがきれいに決まるようになります。

また、左利きの人がレフティ用ドライバーを使うと、スイングスピードが上がりやすいです。スイング力が上がれば、同時に飛距離も伸ばせ、スコアアップに繋がります。

ここからは、初心者ゴルファー向けの基本的なレフティ用ドライバーの選び方について紹介します。レフティ用ドライバーは数が少なく高額なため、しっかり吟味して購入するのがおすすめです。

ドライバーを選ぶ際は打った際の飛距離を考慮しましょう。弾道やスピンなど、さまざまな要素が組み合わさったドライバーであれば飛距離が上がりやすいです。自分に合ったドライバーがどれなのか事前に把握して選んでください。

メーカーによって、シャフトの長さ・クラブの総重量・ヘッドの大きさは異なります。自分のスイングに合ったメーカーを見つけましょう。

XXIO（ゼクシオ）はDUNLOP Sports（ダンロップ スポーツ）より発売されている、高級志向なゴルフブランドです。メンズ・レディース両方のゴルフ用品を取り揃えています。

ゼクシオのクラブは、総重量が軽めでボールを上げやすいのが特徴です。40代や50代の男性ゴルファーに人気があります。程よくしなり、気持ちのいい打感を体験できます。

TAYLOR MADE（テーラーメイド）はアメリカのメーカーです。日本国内でもテーラーメイド製のゴルフクラブは人気が高く、常におすすめランキングで上位にあがっています。

2019年にリリースされた「M6ドライバー」は飛距離・操作性において、多くのゴルファーから高評価を得ています。シンプルなデザインで見た目もかっこよく、年齢を問わず使えるドライバーです。

Callaway （キャロウェイ）はアメリカ、カルフォルニア州発祥のゴルフ専門のメーカーです。他のメーカーが製造しているクラブとは被らないような、革新的な技術が人気のブランドです。

日本の有名プロゴルファーである松山英樹選手は、2019年に行われた試合で、キャロウェイの「EPIC FLASH」を使用していました。EPIC FLASHは重心が低く、ボールを高く遠くに飛ばしやすい構造をしています。

Cobra（コブラ）はスニーカーやジャージなどのスポーツアパレル用品で有名なPUMA（プーマ）の子会社です。コブラでは、ゴルフ用品のみを取り扱っています。

コブラのクラブは元々、アメリカの若い世代を中心に使用者が多いメーカーでした。最近では日本国内でも知名度が上がっており、その独特なかっこいいデザインとミスショットを防ぐ構造から、人気に火が付き始めています。

PING（ピン）はアメリカ発祥のゴルフ用品メーカーです。アメリカでは歴史あるメーカーで、どんな人にも合うクラブを製造しています。

おすすめのPINGのレフティ用ドライバーは、「G425 MAX」になります。スイング時の安定感が高く、飛距離も伸びたなどの口コミがあり、おすすめランキングでも上位に入っています。

PINGは初心者からプロが使うクラブまで幅広く取り揃えており、キャディーバッグ付きフルセットもおすすめです。

Titleist（タイリスト）はスポーツ用品メーカーを扱うFILA（フィラ）の傘下に当たるメーカーで、ゴルフ用品のみを販売しています。日本国内では、ゴルフボールの「プロV1」と「プロV1x」が人気です。

タイリストのクラブは、新作と旧作で大幅な違いがありません。そのため、古い型でも長く使えるのがタイリストを選ぶメリットです。

SRIXON（スクリクソン）はゼクシオと同じくダンロップから出ているゴルフメーカーです。世界的な知名度はゼクシオより高く、2021年にはアメリカ出身の有名プロゴルファーである「ブルックス・ケプカ」と契約したことで、大きな話題を呼びました。

スリクソンのクラブは、弾道が左に曲がりにくいのが特徴です。また、振り切り速度が速い方でも、スピンの量を抑えられる構造をしており、吹き上がりを防ぎます。

ロゴにモグラが描かれている本間ゴルフは、中国資本ですが東京に本社を置いているゴルフ専門のメーカーです。アジア圏で人気があるゴルフメーカーで、お値段は全体的に高めの設定です。

本間ゴルフの有名シリーズ「TOUR WORLD TW747」のレフティ用はドライバー・ユーティリティ・アイアンとすべて揃えることが可能です。クラブのメーカーを揃えれば、打感やスイングのしやすさも一定に保てるので、フルセットの購入がおすすめです。

弾道を操作する上で重要となってくるのがライ角です。ライ角は地面とシャフトの間に生じる角度で、クラブの長さによってライ角は変化します。

自分の身長やスイングの癖に合ったライ角のクラブを使えば、狙った場所にボールを飛ばしやすくなります。また、ライ角が正確でないと、理想のスイングができていたとしても、ボールは狙った場所に飛びづらくなります。

170cmの人に適したライ角は60度となります。175cmの人は60.5度のように、身長が5cm変化するごとにライ角も比例して0.5度プラスマイナスするように計算してみてください。

日本国内では、まだまだレフティ用ドライバーは普及していません。ですが、海外メーカーのレフティ用ドライバーは、日本製に比べて多く販売されています。

ですが、海外産の場合、海外の人の体型に合わせて作られているため、日本人にはフィットしない可能性があります。シャフトの長さや硬さは特に注意してチェックするのがおすすめです。

レフティ用ドライバーを安く買うには、中古品・アウトレット品を探すのがおすすめです。ただしネットフリマのような個人取引ではなく、ゴルフ専門店を利用しましょう。

専門店の取扱品であれば中古でも正しく査定されている可能性が高く、個人保管のドライバーよりも品質・信頼性の面で安心。アウトレット品の場合も百貨店・リサイクルショップなどではなく、専門店でスタッフに相談しながら選ぶ方が安心です。

ゴルフクラブを使用しているとスライスが起こる時があります。スライスが起こるのには原因があり、対処法も把握しておくのが大事です。スライスが起こる原因と対処法を紹介します。

ドライバーがスライスを起こす原因として挙げられるのが振り遅れ・スイング軌道・フェースの向きなどが考えられます。それぞれ原因は異なりますが、すべてスライスが起こってしまう原因になるので把握しておきましょう。

• 鉄で作られたクラブ(アイアン)と同様にドライバーでインパクトすると振り遅れが発生する
• 打った際にアウトサイドインでスイングしてしまうとスイング軌道が起こってしまう
• クラブフェースの向きによってスライスも起こってしまう

スライスの対処法は、まず振り遅れを矯正しましょう。ボールの位置を右足側にずらして置くと、振り遅れを直す練習になります。スイング軌道が起こる方はバックスイングになっているのが原因です。ドライバーを肩から腰の間に納めるようにバックスイングするのがおすすめです。

フェースの向きを修正したい方は、ボールを捕まえる瞬間に右の手のひらで運ぶようにイメージするといいです。スライスの原因はさまざまですが対処法も異なります。自分がスライスを起こしてしまう原因を把握したうえで対処しましょう。

今回は、レフティ用ドライバーについて紹介してきました。お気に入りの1本を見つけられましたか？左利きの人にとって、メリットが盛りだくさんのレフティ用ドライバーを使って、スコアアップを目指しましょう。