手頃な価格の日焼け止めおすすめ17選｜経済的で大容量やドラッグストアで買えるものも

毎日使う日焼け止めは、できるだけ手頃な価格のものを選びたいです。しかし、コンビニやドラッグストアなどで、500円以下で売っている日焼け止めは「本当に焼けない？効果があるの？」と気になることも。

ドラッグストアなどで買える手頃な価格の日焼け止めでも、使用感・落ちにくさなどこだわっているものが多く、優秀な日焼け止めが多数販売されています。また、大容量のものもあり、顔・ボディ用などで使い分けるとさらに経済的なのでおすすめです。

そこで、本記事では手頃な価格の日焼け止めの選び方・おすすめ15選を紹介します。日焼け止めランキングなどで話題の日焼け止めや、効率的な塗り方についても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

日焼け止めには、SPFやPAといった表記があります。これらは、紫外線を防ぐ効果を表すものです。SPFは肌が赤くなる・ヒリヒリするといった日焼けを起こす紫外線B波を防ぐ数値で、数字が大きいほど効果が長持ちします。

PAは肌が黒くなる・シミ・シワの原因となる紫外線A波を防ぐ数値で、+の数が多いほど効果が高いといった意味合いです。それぞれの数値が高いほど効果が高い一方、肌への負担もかかりやすくなります。目的に合わせて選んでください。

PAやSPFの数値が同じでも、値段の違うものも多くあります。手頃な価格だから紫外線を防ぐ機能が不十分なのではないかと考える人もいるかも知れません。この違いは、高いものには日焼け止め以外の機能がプラスされている場合が多い点です。

保湿成分や低刺激な成分の他、落としやすさ・落ちにくさなどにこだわった処方のものは、高額になりがちです。その分使い心地などがいい場合も多くあります。紫外線を防ぐ以外の機能がどの程度必要かなど、自分の好みに合わせて選びましょう。

日焼け止めは、適量をムラなく伸ばすのが紫外線を防ぐコツです。各商品ごとに適量が記載されているので、その量をまんべんなく塗るように心がけてください。頬・鼻・額といった、日差しを受けやすい高い部位には、重ね塗りするのもおすすめです。

また、汗・摩擦によってどうしても日焼け止めが落ちてしまいます。状況を見ながら、2～3時間ごとに塗り直しをするのが理想です。こうした点に気を配りながら使えば、手頃な価格の日焼け止めでも効率的に使えます。

使用シーンに合った効果のある日焼け止めを使います。効果の基準は、SPF・PAの値をチェックしましょう。SPFとは、紫外線（UVB）をカットする数値で「1～50+」まであり、この数字が高いほど紫外線をカットする効果が高くなります。

紫外線は2種類あり、UV-A波とUV-B波です。UV-A波は波長が長いため肌の奥まで届いてしまい、シワやたるみの原因となります。一方、UV-B波は波長が短いので肌の表面がダメージを受け、日焼けで赤くなったり、黒くなったりします。SPF・PAの値は紫外線の種類で使い分けましょう。

• PA…シワやシミの原因になる紫外線A波を防止します。その効果を+～++++で表示しています。PA++++は極めて高い効果を表しています。
• SPF…日焼けによって肌が赤く症状を引き起こす紫外線B波を防止します。その効果を10～50+の数値で表示しています。

どのくらいの数値がどのようなシーンに適しているかを見ていきます。

• 日常生活（散歩、通勤）…SPF15～20・PA++
• 野外活動・軽いスポーツ…SPF30～50・PA++以上
• 海・リゾート地・マリンスポーツ…SPF20～30・PA+++
• 紫外線量が非常に高い場所…SPF50+・PA++++

PAは、紫外線（UVA）をカットする数値で「PA+～PA++++」の4段階で判断します。+の数が多いほど、紫外線をカットできる効果が高くなるので、ぜひ以下の使用シーンに合った数値を参考にしてみてください。

クリームタイプは、肌に密着して落ちにくいのが特徴です。しっとりしたテクスチャーで、重ね塗りにも適しているので、重点的に日焼け対策を行いたいときに向いています。

また、化粧下地として使える商品も多く、トーンアップ効果※も備わった日焼け止めが多く展開されています。ただし、肌に密着して落ちにくい分、クレンジングにやや手間がかかるのが気になる点です。

※メークアップ効果による。

乳液（ミルク）タイプは、伸びがよくサラッとした使い心地が特徴です。日焼け止め特有のべたつきが少なく、みずみずしくしっとりとした使用感をしています。

顔だけでなくボディ用としても使いやすく、簡単に落とせるのも特徴です。また、軽い着け心地なので、敏感肌の方や脂性肌の方におすすめです。

ジェル・ローションタイプは、みずみずしいのでサラッと肌馴染みがよくベタつかないのが特徴です。日焼け止めの中でも最も水分が多く、肌のべたつき感が苦手な方におすすめのタイプです。

また、ジェル・ローションタイプの日焼け止めは、白浮きやきしみ感が少ない傾向にあります。ただし、クリーム・乳液タイプよりも落ちやすいので、こまめに塗り直しをするようにしましょう。

スプレー・スティック・パウダータイプは、手軽に塗り直しができるのが特徴です。メイクの上から塗り直すのに便利です。また、スプレータイプは、首・デコルテ・背中など塗りにくい部分も簡単に塗れます。サッパリとした使用感で、スポーツ・レジャーシーンの塗り直しにぴったりです。

また、スティックタイプは、手が汚れず手軽に塗れるアイテムです。小鼻・目の周りなど、細かい部分を重ね塗りするのに適しています。コンパクトなサイズなので、持ち運び用としてもおすすめです。気になる点は、SPF50・PA++++でも紫外線を通しやすい点です。そのため、単体ではなくクリームやジェルと併用するのをおすすめします。

日焼け止めによって仕上がりや塗り心地が違うため、顔用・ボディ用で使い分けましょう。顔用に使う日焼け止めは、スキンケアやトーンアップ効果の化粧下地の役割もある日焼け止めがおすすめです。

また、ボディ用なら大容量で塗りやすい乳液・ジェルタイプがおすすめです。広範囲に塗り広げやすく、サラッとした使用感になります。さらに、適量を出しやすいポンプ式などを選ぶとより使いやすくなります。

ドラッグストアやコンビニで買える500円以下のプチプラ日焼け止めは、手頃な価格で高校生などに人気です。500円以下でも日焼け止め効果が十分なものが多数販売されているので、ぜひ日焼け止めランキングや口コミを参考にして日焼け対策しましょう。

また、部活など長い間野外で活動する場合には、こまめな塗り直しが大切です。そのため、なるべく大容量でたくさん使えるものを選ぶとコスパ最強でおすすめです。

日焼け止めは、20代・30代・40代など年齢に合ったものを選びましょう。10代・20代など若い世代は、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ薬用の日焼け止めを使うのがおすすめです。

また、30代・40代は紫外線対策はもちろん、保湿成分や美容液成分がプラスされたものがおすすめです。日焼け止めと同時に肌の水分・油分の潤いをキープしてくれたり、肌を健やかに整えてくれたりする効果が期待できます。

夏場の汗対策なら、ウォータープルーフの日焼け止めがおすすめです。ウォータープルーフは防水性があり、汗や水でも落ちにくくなります。海やプールなどのレジャーシーンでも活躍するので、ぜひチェックしましょう。

ただし、ウォータープルーフは落ちにくいといっても、塗り直しは大切です。焼けない肌を作るためには、2～3時間に1回こまめに塗り直しを行いましょう。

学校・仕事用に持ち歩く日焼け止めは、30ml以下のものが便利です。ポーチやポケットにも入るサイズで、荷物がかさばりません。また、スティックタイプなど小さい日焼け止めを使うのも1つの手です。

自宅用なら、顔・全身にたっぷり使える大容量の日焼け止めがおすすめです。ポンプ式など出しやすさにもこだわると塗るのが楽になります。

敏感肌には、ノンケミカル処方の日焼け止めがおすすめです。ノンケミカル処方とは、紫外線吸収剤不使用のものを指します。紫外線をカットする成分は吸収剤・散乱剤の2つあり、吸収剤不使用（ノンケミカル）の方が肌への刺激が少なく、肌トラブルが起こりにくいと言われているのが特徴です。

ただし、ノンケミカル処方でも絶対にノーリスクではないので、パッチテストなどを行ってから使用するのがおすすめです。

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

焼けない肌を作るために、効率的な日焼け止めの塗り方を紹介します。日焼け止めは塗った直後から効果を発揮してくれるため、お出かけの直前に塗りましょう。塗るときのポイントは、額・両頬・鼻・顎などに点置きしてから塗り広げます。点置きするとムラなく均等に塗りやすくなります。また、絶対に使う量はケチらず、たっぷりの量を使いましょう。

さらに、長い時間野外で活動する場合は、2～3時間に1度必ず塗り直しを行いましょう。野外でなくても、窓から紫外線に当たるような場所なら、こまめに塗り直すのが焼けないコツです。

ドラッグストアやコンビニなどで購入できる1,000～500円以下の日焼け止めは、10代や高校生などに人気です。手頃な価格のものでも使用感や日焼け止め効果にこだわったものもたくさんあるので、ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に選んでみてください。