おすすめUV乳液5選！ドラッグストアで買えるプチプラも

夏だけでなく、春先からかなり思った以上の紫外線が降り注いでいます。紫外線によるダメージは、単なる日焼けとあなどってはいけません。紫外線は肌の表面だけでなく真皮にも届き、肌ダメージを与えることにより、しわやたるみの原因にもなります。

紫外線は日中の屋内にも入り込むので、忙しい朝でもスキンケアの一環で使えるUV乳液はひとつあると便利です。最近はドラッグストアにも、たくさんのUV乳液が並び、プチプラで家族みんなで使用できる大容量タイプなど種類も豊富です。

この記事ではUV乳液の特徴をはじめ、UV乳液を選ぶときに気を付けたいポイントや、おすすめのUV乳液5選を紹介します。ぜひ参考にしてください。

一般的な日焼け止めは、日焼け対策に特化した製品で、基本的なスキンケアを施した最後に使用するものです。一方、UV乳液は化粧水などで肌を整えたあとに使用する乳液の機能に日焼け止めの機能をプラスしたものです。

日焼け止めと違い、保湿機能も備えていることにより、肌なじみがよくべたつきが少ないのが特徴です。

紫外線対策として、一番気にしたいポイントはSPFとPAの値です。SPFは紫外線B波によって引き起こされる肌表面の炎症を防ぐレベルを示しています。最高値は50で、それを明らかに超えるものは50+と表記されます。

PAは真皮まで届く紫外線A波の防止レベルを表します。4段階あり++++が最高値の防止効果となります。

UV乳液の中には、セラミドなどを含む保湿力の高いタイプがあります。保湿力が高いタイプは、一般的に肌なじみがよく、軽いタッチで使いやすいのが特徴ですが、汗や皮脂に弱いなどのデメリットもあります。

汗をかいても流れにくく、スポーツに適しているものなど豊富に種類がありますので、目的に適した機能を優先的に選ぶのがおすすめです。

UV乳液は顔用・ボディ用・全身用があり、使用箇所によって使い勝手の良いものを選ぶのがおすすめです。

顔用の場合は下地機能を備えているものもありますし、全身用は大容量で家族全員で惜しみなく使えるプチプラのものもあります。また微細パール入りのUV乳液は、自然なつや感が出るので、トーンアップ※にもおすすめです。

※メーキャップ効果

どんなに効果が高くても、日々使うものなので使用感が悪いとストレスになります。UV乳液も通常の乳液同様にテクスチャーの質もさまざまですし、香りも無香料のものから香り付きのものまで多彩です。

毎日使うものだからこそ、テクスチャーも香りも自分好みのものを選び、ストレスなく快適なUV対策しましょう。

日焼け止めで毛穴の閉塞感などを感じる方にもUV乳液はおすすめですが、さらに敏感肌の方には、肌へのやさしさにこだわったタイプがおすすめです。

人によっては刺激を感じる紫外線吸収剤やアルコールを含まないものや、石けんで落ちるタイプもあるので、肌質に適したUV乳液を選びましょう。

年齢肌は、これまで蓄積されてしまった紫外線の影響を顕著に感じている状態です。さらなる肌トラブルを引き起こさないためにも、UVケアは欠かせません。

最近はUV乳液にも、さまざまな美容成分をプラスしたリッチなものが増えています。保湿力の高い成分を含むことが多く、乾燥による肌ダメージを防ぐ効果が期待できます。

気になるニキビ肌におすすめなのは、ニキビ肌に特化した薬用タイプのUV乳液がおすすめです。赤みを伴うニキビの炎症を抑える成分や、殺菌作用のある成分を含む医薬部外品のUV乳液があります。

紫外線による皮脂の酸化が進むと、ニキビを悪化させるのでニキビ肌に適したUV乳液を選んで、しっかりと対策しましょう。

朝のメイクはスキンケアも含め、なるべく少ない工程で簡単に仕上げたいものです。UV乳液は化粧水などでしっかりと保水した後、乳液がわりに使用できるタイプが主流ですが、さらに化粧下地機能まで備えたものがあり、時短メイクには最適です。

皮脂吸着パウダーを含むものは、サラッとした仕上りでメイクくずれ防止にもなります。

肌の赤みや炎症の原因となる紫外線Ｂ波は、主に肌表面に影響しますが、紫外線Ａ波は真皮まで届きます。肌の乾燥が進みキメが乱れると紫外線Ａ波が奥深くまで届き、皮脂も出やすくなるので、メイクも崩れやすくなります。

UV乳液前にしっかりと水分と補いキメを整えておくと、肌ダメージを最小限に抑えられます。

UV乳液は使用量が少なすぎると効果を発揮しません。適量を手にたっぷりととり、まずは手の体温を使ってUV乳液を温めます。

温度を体温に近づけてから塗ると、肌なじみがよくなり伸ばしやすくなります。こすらずにムラにならないように優しく広げて伸ばします。最後に軽くハンドプレスすると保水力もアップします。

UV乳液を顔全体に伸ばしたあとは、塗り残しがないように目元や小鼻まわりにも丁寧に塗ります。耳が出ているヘアースタイルの方は、耳も忘れないように塗りましょう。

皮膚の薄い目元や、塗りづらい小鼻まわりは指先で軽くタッピングしながらなじませます。小鼻まわりは皮脂が出やすいので、丁寧に保湿しておくのもポイントです。

UV乳液を塗り終えたら、次の工程に移る前にしっかりとなじむまで時間を置きます。スキンケアは1アイテムごとに、ハンドプレスのあと、なじむまで少し置くのが基本です。

なじませたあとに、余分な油分を抑えるために軽くティッシュオフします。余分な油分を抑えておくとメイクのノリもよくなり、ヨレるのも防ぎます。

紫外線対策は夏だけでなく、一年を通して対策を行うことで白くてキメの整ったトラブルの少ない肌を目指せます。普段使っている乳液をUV乳液に変えるだけで、手軽にUV対策ができます。自分の肌や好みに合ったUV乳液を選び、毎日のスキンケアに取り入れ、忙しい朝の時短メイクにも役立てましょう！