インダッシュナビおすすめ10選｜1DIN・2DINの違いは？カロッツェリアなども

快適なドライブをサポートするカーナビを選ぶ際は、見た目にこだわりたいと考える人も多いはずです。ダッシュボード内に収納するインダッシュナビは、見た目がスッキリしていて車内のインテリア損ないません。

カロッツェリアのサイバーナビや、車種専用のアルパインなども人気ですが、何を基準に選べばいいか迷ってしまいがちです。また、インダッシュナビは車に合ったものを選ばないと設置できない可能性があります。

そこで、この記事ではインダッシュナビの特徴や選び方を紹介します。記事後半にはインダッシュナビの人気国産メーカー・1DIN・2DINの違い・日本製などのおすすめ商品、耳寄りな情報も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

オンダッシュナビはダッシュボードの上に設置します。後付も簡単ですし価格も安いので購入しやすいのもメリットです。ただし、ダッシュボードの上にあるため目立ちますし、サイズが大きいと邪魔に感じたり視界を遮ったりして安全性にかけるのが留意点です。

また、測位精度ではインダッシュナビに劣ります。

インダッシュナビは見た目がスッキリしていて、車内のインテリアを邪魔しないため、車内を自分好みに演出したい人に向いています。また、カーナビで重要となる測位精度が高い製品が多く、ナビ以外の機能も充実しているのがメリットです。

インダッシュナビは全体的に価格が高めで、取り付けの際には配線も必要になるためDIYが難しく、業者に依頼する取り付け費用がかかります。また、詳しくは後述しますが、DIN規格に左右されるため、自分の車に合うサイズを選ばないと取り付けられません。

DINとは、「Deutsch Industrie Norm」の略で、カーナビを設置するスペース規格です。1DINと2DINの2つに分かれており、横幅は同じですが縦が違うのでインダッシュナビを購入する際は、自分の車のDIN規格をしっかりとチェックしましょう。

自分の車が2DIN規格であれば、1DN/2DNのどちらでも設置可能です。しかし、1DINなのに間違って2DINを選ぶと取付不可となります。また、製品によってはワイドサイズもあるので、購入前のサイズ確認は要チェックです。

インダッシュナビの画面サイズは、スマホよりも少し大きい7インチが主流です。他にもワイドで画面が見やすい9インチや10インチも人気があります。見やすさを重視してダッシュボードよりも大きいサイズを選びたい場合は、画面が浮いた構造のフローリングがおすすめです。

カーナビのGPSは、捕捉衛星数が多いほど正確な位置を把握できます。初めていく場所で正確な位置を把握したい場合は、捕捉衛生数にも注目しましょう。日本の衛星測位システム「みちびき」を利用できるとより正確に位置を把握できます。

また、トンネルが多い場所や山間部では、センサーの有無でも精度が変わるので、搭載されているセンサーもチェックしましょう。

VICS（ビックス）は、FM多重放送を利用し、渋滞や交通規制などの情報を24時間/365日リアルタイムで確認できるシステムです。VICS WIDEは、VICSより伝送容量が2倍アップされていて、より詳細な情報を入手できます。渋滞を回避したい場合は、VICS WIDE対応モデルがおすすめです。

カーナビで音楽を聴いたりDVDで映画を観たりしたい場合は、カーナビ以外の機能もチェックしましょう。スマホに入れた音楽を聴きたいときはBluetooth対応モデル、テレビ番組を視聴したいときはワンセグ・フルセグ対応モデルがおすすめです。

ただし、多機能になるほど価格も上がるので、予算内で購入できるかも確認してください。

パイオニアといえば、carrozzeria（カロッツェリア）ブランド。大人気のサイバーナビや車種専用モデル、楽ナビや業務用汎用までラインナップも充実しています。カロッツェリアは、高性能でありながら使いやすさも魅力です。豊富な選択肢から自分好みのカーナビを選べます。

カーオーディオからカーナビまで、ラインナップが充実しているケンウッド。高速レスポンス・高画質で使い勝手のよさが高く評価されています。全体的に高性能なのにコスパがいいのも魅力です。

彩速ナビやフローティングモデルなど、スタイリッシュで使い勝手のいいカーナビを選びたいときにチェックしてみてください。

車が動いている時間を楽しく豊かにする、をコンセプトに2003年に登場したStrada（ストラーダ）ブランド。年々進化を遂げ、高性能で高画質なクオリティの高さでも評価されています。

フローティング構造の10Vサイズは、大画面でありながら9Vと同じサイズなので約400種類以上の車に取り付け可能です。パナソニックだけのブルーレイ×HD画質で贅沢な映像体験を実現しています。

車種専用のカーナビを選びたいときは、ALPINE（アルパイン）がおすすめです。各車種に合うよう設計されているので選択ミスもなく、取り付けたときのジャストフィット感に酔いしれます。車種ごとに選択肢も用意されているので、車内インテリアに合わせたいときにもおすすめです。

初心者の方や、初めてインダッシュナビを取り付ける方ならイクリプスがおすすめです。ドライブレコーダーやカーナビなど、車の周辺機器や音響機器を取り扱う国内メーカー・デンソーデンが展開しているブランドになります。

イクリプスのカーナビは、フラットで見やすいモニターやドライビングをサポートしてくれるナビゲーションシステムなど、さまざまなものに配慮して開発されています。直感的な操作性に優れているので、初心者にも使いやすい設計が特徴です。

インダッシュナビが欲しいけど高すぎて手が届かない…そんなときは、中古品を選ぶのもアリです。中古であれば、高性能モデルを手頃な価格で購入できます。中古カー用品を扱うショップや大手通販サイトでも扱っている場合があるので、気になる人はチェックしてください。

インダッシュナビが閉じないと「故障したのでは？」と焦ってしまう方もいますよね。閉じない場合には、まずCDディスクを取り出す「イジェクトボタン」と「現在地」と表示されたボタンを同時に長押ししてみましょう。

3秒以上長押しするとリセットされ、ナビのモニターが元に戻ります。それでも戻らない場合は無理に押したりせず、専門店に相談してみてください。

また、カーナビの故障を防ぐためには、以下にも気を配りましょう。

• 濡れた手でカーナビを触らない
• 直射日光が当たる駐車場では日除のフロントカバーを設置
• 車内を禁煙にする
• 安全運転を心がける

少し前まではインパネにしっかりと収まったインダッシュナビは主流でしたが、最近の傾向としては流行が終わりつつあります。メーカーによっては年々廃止されており、カロッツェリアのフラッグシップ「サイバーナビ」も数々のインダッシュモデルが生産中止となっています。

また、純正ナビのモニター大型化やWi-Fi接続可能なモデルの普及に伴い、インダッシュナビの人気が落ちているのも原因といえます。

ドライブを快適にするカーナビ。インダッシュナビは、ダッシュボード内に収納されるためスタイリッシュです。測位精度も高く、ナビ以外の機能を楽しめるモデルも増えています。迷ったときはこの記事で紹介した選び方を参考に、最適なインダッシュナビを選んでみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。