タイヤゲージ（エアゲージ）おすすめ11選｜高精度・正確なものは？【日本製も】

タイヤは穴が空いたり破損したりしなくても、少しずつ自然に空気が抜けているのをご存知でしたか？目に見えた変化ではないため見落としがちですが、タイヤの寿命を延ばすためにも、月に一度は空気圧計でチェックしましょう。

タイヤの空気圧チェックはガソリンスタンドやカー用品店だけでなく、タイヤゲージ(エアゲージ)を使って自分で計測可能です。正確な数値を測るためには、高精度なエアゲージを選ぶ必要があります。しかし、何を基準に選べばいいのかわからない方も少なくありません。

そこで本記事では、タイヤゲージの選び方やおすすめの商品を厳選して紹介します。日本製タイヤエアゲージや人気メーカー・使い方・使う際の注意点なども解説しているので、ぜひご覧ください。

タイヤゲージは、エアゲージとも呼ばれているタイヤの空気圧を測定する計器です。自動車のタイヤ以外にバイク用・自転車用としても使用できます。エアゲージはガソリンスタンドにもあるため、ガソリンを入れるついでにタイヤの空気圧測定するのもおすすめです。

タイヤゲージはカーショップやホームセンターでも販売されており、購入して自分の好きなときにタイヤの空気圧を測定する方法もあります。

タイヤの空気は自然に抜けるだけでなく、寒暖差による膨張や収縮でも空気が抜けていきます。適した空気圧になっていない状態で走行すると、タイヤの寿命を縮めたり、安全な走行ができなかったりするため、月1回を目安にタイヤゲージで空気圧を測定しましょう。

使用するタイミングでも変わりますが、単体で使うものやコンプレッサーに接続するものなど種類も豊富です。空気圧は高すぎても低すぎても、燃費が落ちたり滑りやすくなったりします。正確に測定するには精度が重要なので、購入する際は高精度のタイヤゲージを選んでください。

タイヤゲージでポピュラーなのが、乗車前にチェックするタイプです。車が停止した状態で、タイヤのバルブキャップを外してからタイヤゲージを当て空気圧を測定します。手頃な価格で購入できて初めてでも使いやすいのがメリットです。コンプレッサーに接続できるものは、空気圧が低いときその場で空気を入れられます。

乗車中にチェックするタイプは、センサーとモニターを取り付けて空気圧をチェックします。価格が少し高めですが、運転中でもモニターにタイヤの空気圧が表されるため、空気圧に変化があった場合すぐに気付けるのがメリットです。

精度重視で選びたい人、乗車前にチャックする時間がないときに向いています。

気温が高い時期は地面の温度も高くなるためタイヤが膨張しやすく、気温が低い時期は地面の温度が低いため収縮します。タイヤの空気圧は、寒暖差による膨張・収縮でも変わるため、温度をチェックできる機能があると便利です。

温度もチェックしたいのであれば、モニターに温度も表示される乗車中使用するタイプをおすすめします。

タイヤゲージを選ぶ際は、圧力計の規格表示の有無を確認してください。規格表示のないタイプは、精度的な保証がないからです。精度面にこだわりたい場合は、精度保証書が付いた製品をおすすめします。

自分でタイヤゲージを使い空気圧を測定する場合、必ずしも高性能で高価なプロ用を選ぶ必要はありませんが、その他の機能にも注目しましょう。ソーラー充電は手軽に充電できますが、天気が悪い日は思うように充電できない可能性があります。

ソーラー充電とUSB充電の2WAYタイプを選べば、天気に左右されないので安心です。また、バックライト機能があると、暗い場所や夜間の使用にも不便を感じません。

エーモンは、自動車用品からカスタマイズパーツの製造・販売まで幅広い事業を展開する、創業50年以上の歴史を持つ日本製の老舗メーカーです。エアゲージはコンパクトに持ち運べるペンシルタイプや、本格的なプロ仕様までラインナップが充実しています。

日常点検に活躍する実用性の高い商品を求める方におすすめです。

旭産業株式会社は、点検や整備に使用する空気圧管理機器を扱う日本製メーカーで、創業から70年以上の歴史と実績を持つ老舗メーカーとしても知られています。アサヒのタイヤゲージは、サーキット走行に対応する高精度モデルから、トラックやバスなど大型車対応モデルまで充実のラインナップです。

タイヤで有名なミシュランはエアゲージも販売しています。ミシュランのタイヤゲージは圧力計のダイヤルが大きく、見やすい視認性の高さが魅力です。ミシュランではアナログエアゲージ・デジタルエアゲージのどちらも購入できます。

価格帯も比較的手に入れやすい設定になっているため、初めて購入する方にもおすすめです。タイヤメーカーのミシュランが販売するエアゲージは、プロの整備士も愛用する高精度な正確さも特徴になります。

アストロプロダクツは、自動車や二輪車用の工具メーカーである株式会社ワールドツールが運営している整備用品のブランドです。コスパ重視ながら、種類が豊富でプロから素人まで重宝できる工具が多数あります。

蓄光式で暗所でも視認しやすいゲージや、大型ゲージなど、タイヤゲージも数多くあるので自分の用途に合わせたものを見つけられます。

AstroAIは自動車関連製品を扱っている、アメリカと中国を拠点としたメーカーです。測定の精度が高く、デジタルで数値が表示されるので見やすいエアゲージが多いのが特徴です。コンプレッサーとつなげば、空気の充填ができる商品も販売しています。

MONSTER SPORTは、パーツ・インテリアアクセサリーはもちろん、車両まで扱うメーカーです。タイヤゲージは、車両を扱えるプロの意見を取り入れ開発されています。携行性・作業性・視認性の高さがポイントです。

車に乗車する前にチェックするタイプは、走行直後はタイヤの空気圧が高いためタイヤが冷えるのを待ってから測定してください。指定空気圧は、運転席のドアを開けた部分に貼られているシールに記載されていますので確認しておきましょう。

1. タイヤのバルブキャップを外す
2. タイヤゲージの口金をバルブに当て測定する

タイヤゲージの口金はしっかり当てないと隙間から空気が抜けてしまうので、しっかり押し当ててるのがコツです。空気圧が低い場合は空気を入れてください。

タイヤゲージは、繰り返しの使用で誤差が生じるようになります。正確に測定するために、最低でも年に1度タイヤゲージの校正が必要です。タイヤゲージの校正は、タイヤゲージチェッカーを使用します。

持っていない場合は、有料ですがオートバックスなどの販売店やディーラーで実施している校正サービスを利用しましょう。

安全に走行するためにも、月に一度はタイヤゲージでタイヤの空気圧点検を取り入れましょう。空気圧チェックはガソリンスタンドでもやってもらえますが、タイヤゲージを持っていれば自身の都合に合わせてチェックできます。迷ったときはこの記事で紹介した選び方を参考に、用途に合わせて最適なタイヤゲージを選んでください。