短尺ドライバーおすすめ5選｜短尺シャフトが合う人は？ミニドライバーや作り方も紹介

2016年の全米覇者ジミー・ウォーカーといったプロゴルファーも愛用している短尺ドライバー（短尺シャフト）。「シャフトが短いと飛距離が伸びないのでは？」と考える方もいますよね。実は、合う人が使えば飛距離が伸びる場合があります。

短尺ドライバーはさまざまなブランドから販売されています。「TaylorMade Gold（テーラーメイドゴルフ）」「Callaway（キャロウェイ）」「XXIO（ゼクシオ）」「スポルディング（SPALDING）」の短尺ドライバーは、国内のゴルファーから高い人気を得ています。

この記事では、短尺ドライバーが向いている人・初心者向けの短尺ドライバーの選び方やミニドライバーについても解説します。また、おすすめの短尺ドライバー5選や、中古品も必見です。ぜひ最後までご覧ください。

短尺ドライバーはその名の通り、シャフトが短いドライバーです。シャフトの長さが44インチ以下のドライバーを短尺ドライバー（短尺シャフト）と呼びます。

スプーンとも呼ばれる3番ウッドは、短尺ドライバーに最も近い形状をしています。また、シャフトが短く、ヘッドも小さいものはミニドライバーと呼ばれます。

ミート率とは、ボールスピードをヘッドスピードで割った数値です。ミート率が高ければ高いほど、しっかりとボールの芯を狙えています。

一般の平均ミート率は1.3程度で、プロになると1.5程度になります。普通のドライバーが苦手で、ミート率をなかなか上げられないとお悩みの方は、ぜひ短尺ドライバーを試してみてください。

短尺ドライバーにはスイングが安定するメリットがあります。また、スイング時にブレが生じにくいため、ショット時に起こる打点のずれが発生しにくくなります。

ショットやスイングが安定すると、自分が狙っている場所にボールを飛ばせるようになります。力任せにスイングしてミスショットを出すよりも、確実にボールを運びたい方に短尺ドライバーはおすすめです。

シャフトが短いと、クラブを扱いやすくなります。その結果、スイング時の振り切りやすさが上がります。

ドライバーが扱いやすくなると、ボールの軌道が安定したり、弾道の左右のブレが抑えられたりします。ドライバーでのティーショットで、チョロやダフリが出てしまう方は、短尺ドライバーが適しています。

短尺ドライバーはシャフトの短さから生じるデメリットもあります。飛距離に悩んでいる方には、短尺ドライバーはおすすめできません。

短尺ドライバーを使っているゴルファーはそこまで多くありません。そのため、どのゴルフメーカーも短尺ドライバーの豊富なラインナップを取り揃えてはいません。

ですが、短尺ドライバーは自作やお店への注文で入手可能です。下記で、短尺ドライバーの作り方について紹介するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ゴルフクラブはシャフトが長いほど、遠心力が大きくなり、高さも出せるようになります。その点で、短尺ドライバーはボールを高く飛ばすのには向いていません。

平均長さのドライバーでしっかりボールの芯を捉えられていない場合、ミート率は低くなります。短尺ドライバーのほうが普通のドライバーよりインパクトがきれいに決まると感じる方にとっては、全体的なミート率は上がります。

スイングが速い人は、短尺ドライバーの欠点であるボールが高く飛ばない問題を解決できます。短尺ドライバーで球を高く飛ばすのは難しいですが、スイング力が早ければ、直線的でスピードのあるボールを打てます。

ヘッドスピードの平均は、男性が41m/s前後、女性が34m/s前後と言われています。平均よりも速いヘッドスピードが出せる方は、短尺ドライバーに適しています。

普通のドライバーで狙った場所にボールを飛ばせない人は、短尺ドライバーが向いています。短尺ドライバーはスイートスポットに当てやすく、弾道操作がしやすいメリットがあります。

スイートスポットはゴルフクラブによって場所が異なります。スイートエリアが広い短尺ドライバーを使えば、より弾道をコントロールできます。

ショットがうまく決められない場合、短尺ドライバーが適している方が多いです。うまく決められない原因は、インパクトのミスが生じている可能性が高いです。

ショットが安定するようになるまで、短尺ドライバーで練習してみましょう。ドライバーに対して苦手意識を持っている方も、短尺ドライバーで練習するのがおすすめです。

まずは、短尺ドライバーの総重量で選ぶ方法です。短尺ドライバーはシャフトが短い分、一般的には通常のドライバーよりも軽いですが、ブランドやシリーズによって重さは異なります。

重めの短尺ドライバーは飛距離がアップします。重さがあると遠心力が増し、スイングスピードも上がります。ただし、ボールの芯を捉えにくくなるのが難点です。いっぽう、力を抜いた状態で打てる軽量の短尺ドライバーは、ショットが安定します。手首を痛めやすい方や初心者には、軽めがおすすめです。

シャフトの硬さで選ぶ方法もあります。シャフトの硬さは主に素材で異なり、一般的なシャフトに使われる素材は下記の2つです。

• スチール製
• カーボン製

スチール製は硬いので、スイングスピードが速く飛距離が欲しい男性に向いています。カーボン製は柔らかくしなりやすいので、スイングスピードが遅い初心者や女性におすすめです。

短尺ドライバーのヘッドはさまざまな種類があります。ロフト角やFP値などによって、大きさや形状は少しずつ異なります。

ヘッドの形状が小さい短尺ドライバーは、ボールの芯に当てやすく、初心者に向いています。大きいヘッドは飛距離が伸びますが、スイングに力が必要なので、上級者向けになります。

ゴルフで使われる短尺ドライバーは、一般的なものと長さが異なりますが、打ち方自体は大きく変わりません。ただし、以下の4つの工夫を行うことで、ドライバーのスイートスポットにボールが当たりやすくなります。

• ゴルフボール半分～1個程度右にずらして置くようにする
• 少し広めにスタンス幅を取り体の重心を下げる
• 一般的なドライバーよりも勢いよく振ってテンポを速める
• スライスや振り遅れが生じないように正規の位置でドライバーを持つ

短尺ドライバーは2つの方法で作製できます。まずは、フェアウェイウッドとドライバーのシャフトを交換する方法です。こちらは自作可能ですが、ドライバーとフェアウェイウッドのスリーブが交換できるタイプである必要があります。

また、お店でシャフトをお好みの長さにカットしてもらう方法もあります。シャフトを短くする場合は、クラブの総重量が減るので、重めのドライバーを使うのがおすすめです。

短尺ドライバーが気になるけど、できれば安く試してみたい方には中古の購入をおすすめします。メルカリ・ヤフオク・楽天市場などのネットオークション・通販で中古の短尺ドライバーは販売されています。傷の有無といった状態について記載されているので、購入の参考になります。

今回は、短尺ドライバーについて詳しく解説してきましたが、お気に入りの短尺ドライバーを見つけられましたか。14本のクラブに短尺ドライバーを追加して、スコアアップを目指しましょう。