高反発ドライバーおすすめ16選｜飛距離・反発係数・本当に飛ぶのか解説

公式ゴルフを卒業したシニアプレーヤーやウィメンズに人気の「非公認高反発ドライバー」をご存知ですか？ゴルフのプレーヤーなら耳にする機会も多い公式の試合では使用不可の規格外のドライバーです。

「マルマンSGドライバーなどの高反発ドライバーは本当に飛ぶのか」と疑問に思っている方もいらっしゃると思いますが、実際に使用した方々の間では飛距離が伸びたと好評です。しかし、入手したいと思っても種類豊富なため、どの高反発ドライバーを選んだらいいのか分からないという方もいるでしょう。

そこで今回は、高反発ドライバーのおすすめ16選を紹介します。その他にも、高反発ドライバーの選び方や、中古クラブについての解説も必見です。本記事を読んで、高反発ドライバーの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

かつては多くのメーカーがそれぞれ技術を競って開発していた高反発性能を持つドライバーですが、現在では非公式ながら「飛距離と高弾道を叶える」とか「遠くへ飛ぶ」などの快感が味わえる魅力のドライバーとして知られます。

軽量化されたヘッドに極限まで薄く造られたフェースにより、飛距離が大きく伸びるドライバーショットでテンションを上げたいゴルファーや筋力が落ちたプレーヤー、また非力でも飛距離アップしたいプレーヤーにおすすめです。

ネットやゴルフショップで高反発ドライバーを購入の際には、「公式では使用不可」などの記載やマークを確認しましょう。また、フェース面の反発係数などを定めたルール「SLE(Spring Like Effect)」に準拠しているか否かの記述も要チェックです。

高反発ドライバーは公式戦で使用不可のほかにも、使用する際にはトラブル防止の観点から下記のような項目に配慮が必要です。

• 高反発ドライバーは、ヘッドが薄く造られているのでインパクトの衝撃で破損の恐れがあります。ヘッドスピードが42m/sを超えるゴルファーは使用を控えましょう。
• 高反発ドライバーをプライベートで使用する際にも、トラブルを避けるために事前に伝えておきましょう。
• 中古を購入する際には、キズや破損がないか確認しましょう。

高反発ドライバーを使用した場合、15～30ヤードは飛距離が伸びると言われています。高反発ドライバーを販売しているメーカーは増えており、少々値段が高いぶん性能は抜群です。飛距離を伸ばしたい方は、高反発ドライバーの購入を考慮してみてください。

現在、高反発ドライバーはゴルフ愛好家などの間で根強い人気です。ではなぜ公式の試合では使用できないのか？ここでは国際ルール上の観点から使用不可になっている理由などに付いて解説していきます。

2000年代になって高反発ドライバーの出現により、あまりにドライバーに飛距離がゆだねられる傾向がみられるようになりました。これによりゴルフにおけるスポーツの本質が失われる動向を危惧したアメリカのプロゴルフ協会（USGA）により、2008年に「SLE(Spring Like Effect)」ルールが施行され、反発係数が0.83を超えるドライバーは、公式試合では使用不可となりました。そして日本プロゴルフ協会も当ルールを適用しました。

では、公式試合で使用制限されている高反発ドライバーは、どのようなケースで使用できるのか見ていきましょう。もちろん、健康や趣味の範囲でゴルフをしているプレーヤーの間では使用できますし、またプライベートなコンペなどでも、大体使用が認められているようです。

一般のゴルファーにとって、高反発ドライバーを使ってより快適にボールをヒットし、さらに遠くへ飛ばせるのが大きな魅力です。そして、スコアアップにもつながり、楽しくゴルフを続ける強いモチベーションにもなっています。

よく高反発ドライバーは、初心者にはおすすめできないと言われています。その理由として、初心者が高反発ドライバーを使用すると、確かに飛距離が伸びる効果があります。しかし、スイングのフォームができていない段階で、高反発性能に慣れてしまうと基本のフォームからはずれたスイングの癖がつく恐れがあります。

ただ、ある程度フォームも身についている初心者の場合は、高反発ドライバーの使用によってプライベートコンペなどでドラコン賞も狙える強い味方となってくれます。

ここからは、高反発ドライバーを選ぶポイントなどについて解説していきます。高反発ドライバーにはどんな特徴があるのか、自分のスイングに合ったものを選ぶためのコツなども抑えておくべきポイントを解説します。

高反発ドライバーに一番重要な要素は反発係数です。

規格が0.830以上の高反発性能を持つドライバーがその分類に入ります。高反発ドライバーの性能は、この反発係数によるものなのでチェックしましょう。

クラブの重量に関しては、普通のドライバーを選ぶ際と同様に、無理なく振り切れるものを選ぶのが重要になります。その点、高反発ドライバーは、性能面からヘッド部分が軽量なものが多い傾向にあり、非力なゴルファーでも十分振り切れるモデルが多いです。しかし、あまり軽すぎると、かえってコントロールが難しくなる傾向があるので注意して選びましょう。

ドライバーのシャフトの硬さには、S（スティッフ）やR(レギュラー）・中間のSRなどの種類があり、スイング時のしなり具合が違ってくるので、どれを選ぶのかが非常に大事になります。高反発ドライバーも同様で、ヘッドが軽量化されているので、十分にしなるカーボン素材のシャフトが扱いやすく、飛ばしやすい傾向があります。

またゴルファーにとって最適なシャフトの硬さやしなり具合は、プレーヤー毎に違っています。そこでゴルフショップなどで、測定器によりヘッドスピードなどを測ってもらい、自身のスイングや筋力に合ったシャフトを選びましょう。

高反発ドライバーは、非力なゴルファーでも飛距離を伸ばせるので、特にシニアやレディースのゴルファーに支えられ人気となっています。そこで、ここからは高反発ドライバーをプレゼントしたい方やケースについてご案内します。

高反発ドライバーは、体力が落ちても飛距離が伸ばせる点が大きな魅力となっています。そこで、若い時に比べて飛距離が落ちた悩みを持っているシニア層に多く使われ、支持されています。

もし、周りにそんな悩みの持っているシニアの家族や仲間がいる場合に、高反発ドライバーをプレゼントすると喜ばれ感謝されるのは間違いなしです。

ゴルフは、スコアアップやハンディ低減も大きな目標になりますが、気心の知れた仲間とワイワイ言いながらラウンドするのも大きな魅力の一つです。仲間4人で、パー3のショートホールはニヤピン、パー5のロングホールはドラコンなどを競うと、さらに楽しさも倍増します。高反発ドライバーを持つプレーヤーがドラコンを獲るかどうかも注目です。

また、ゴルフ仲間と何組かでプライベートのコンペを開催し、優勝者には高反発ドライバーを賞品として用意するとプレーが終わった後の授与式も一層盛り上がります。

現在使用している通常のドライバーを、高反発ドライバーへの加工も可能です。ゴルフショップによっては、この加工をしているところがあります。方法としては、フェース面をいくつかのポイントに分けて、ポイント毎に機械で調整しながら細かいグラインダーをかけて徐々に薄くしていきます。そして最後にフェース面に最初にあったような溝を刻んで完成です。もし、飛距離を伸ばしたい場合には、高反発ドライバー加工のトライをおすすめします。

高反発ボールとは、高反発ドライバーと同様にボールに反発性能を持たせた、いわゆる規格外・ルール適応外にあたるボールです。「許される限り遠くへ飛ばしたい」そんな願いをかなえるには、高反発ドライバーと高反発ボールとの組み合わせをおすすめします。おそらくこれ以上飛ばすための組み合わせはないので、飛ばしすぎにはご注意ください。

現在あるTAYLOR MADE（テーラーメイド）の高反発クラブはシニア層向けに設計されているのが特徴で、過去に販売されたモデルになります。しかし、最新モデルのドライバー並みに飛ぶため根強い人気があり、中古ショップでも在庫が少ない状態です。ヘッドが小さめでスイートスポットが狭く、芯に当てるのが少々難しいクラブでもあるため、中～上級者に向いています。

人気メーカー・Callaway（キャロウェイ）の高反発ドライバーは、もっと遠くに飛ばしたいゴルファーのために設計されています。スイングの感触やボールの打感がいいのも魅力で、気持ちよくスイングできて飛距離もグンと伸ばしたいという方におすすめです。

人気メーカーだけに話題のモデルはすぐに売れてしまうため、気になるモデルがあれば早めにチェックしましょう。

HAYABUSA（ハヤブサ）の高反発ドライバーは、とにかく飛ぶドライバーを目指し3年かけて開発されました。ボールの初速を上げるために、ヘッドにウェイトを溶接して一体型にしているのが特徴です。打感がよく、打ち出しでボールが曲がりにくいのも嬉しいところ。まっすぐ打てて、飛距離を伸ばせます。

わざわざドライバーを確認することはあまりないため、高反発ドライバーを使用してもバレることは少ないです。しかし、ゴルフは紳士のスポーツなので、SLEルール不適合な高反発ドライバーを禁止されている大会で使用するのはおすすめしません。

高反発ドライバーを試したいけれど価格的に手が出ない！そんな方には中古での購入をおすすめします。中古でもきちんとした販売店と良品を選べば、高スペックで低価格の中古高反発ドライバーの入手が可能です。まずは、「高反発ドライバー　中古　良品」で検索してみてください。そして中古の高反発ドライバーの歴代の名器をぜひ手に入れて、飛距離アップを図ってください。

通常のドライバーを元にして、高反発ドライバーへの加工は可能です。まず高反発加工のプロが、フェース面をいくつかの箇所に分けて印を付けます。そして反発係数計測器を見ながら、目の極度に細かいグラインダー機械を使って、反発係数に合わせながら徐々に、フェイス面を削っていきます。

この作業は、フェイス面の反発係数を上げながら、素材の細部の性能を引き出すスキルが必要となります。そのため、素人では加工するのが難しく、フェース面を破損させる恐れがありますので、自分でやってみようと思わない方が無難です。高反発加工に興味がある方は自作しないで、ショップの専門家に相談し依頼してみてください。

いかがでしたか？高反発ドライバーの魅力は何といっても公式にはない驚異的な飛びにあります。すべての力を飛ぶ性能に傾けて開発されたドライバーは、どの製品も申し分ない高弾道・飛距離性能を発揮してくれます。気になる名器はお手に取ってお試しください。そして、ぜひご自身のクラブセットに加えてみましょう。