くせ毛・天パ向けシャンプーのおすすめ21選｜メンズ向けや市販で買えるもの・剛毛向けも

このくせ毛、なんとかならないかな…。

さらさらストレートの髪が本当に羨ましい。

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回の記事ではシャンプーを購入した500名（20〜60代の女性322：男性165：その他3）のアンケート結果も交え、〇〇の選び方とおすすめ商品をご紹介します。

「シャンプーに満足してない購入者は何に後悔してるか」などがわかるので、失敗しない選び方の参考になるはずですよ。

目標はズバリ、

簡単にシャンプー選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しないくせ毛用シャンプーを選べます！

くせ毛は、生まれつき発生する「先天的」なくせ毛と、成長段階で発生する「後天的」なくせ毛の2種類があります。

まずは自分のくせ毛のタイプをしっかり把握しましょう。

くせ毛の原因の1つは、遺伝による先天的なくせ毛です。両親のどちらか、または両親どちらもくせ毛の場合、本人にもくせ毛が遺伝する確率が高まります。両親がくせ毛でなくても祖父母から隔世遺伝する場合もあります。

先天的なくせ毛は、シャンプーケアのみで解決するのはなかなか難しいと言われています。そのため、現実的には縮毛矯正を視野に入れるべきです。

お金もかかるしそこまでは…という場合にセルフケアでできることは、日々のシャンプーケアです。またドライヤーをなるべく髪を引っ張りながら伸ばすように当てるといったことも大切です。

さらに、定期的な縮毛矯正やくせ毛用トリートメント、アウトバスオイルなどを併用してくせ毛の緩和に繋げていきます。

くせ毛の原因のもう1つの原因として、頭皮へのダメージやホルモンバランスの乱れ、乾燥による後天的なくせ毛が考えられます。

たとえば、40代になってホルモンバランスが乱れたり、白髪染めを使用した時にかかる頭皮へのダメージなどが原因です。

このような原因を積み重ねると、うねりのあるまとまりにくい髪質に変化します。

年を重ねるごとにくせ毛が気になるようになった方は、まずはシャンプーでくせ毛をケアすることから始めてみましょう。シャンプーやドライヤーでのケアである程度対策できる場合が多いです。

荒天的なくせ毛の原因は加齢やダメージによるホルモンバランスの崩れや毛髪の乾燥です。

そのため、髪に優しく洗浄によるダメージを抑えるシャンプーを使うのは当然のこと、トリートメントによる保湿も重要です。

くせ毛にお悩みの方はシャンプーだけにこだわるのではなく、トリートメントもセットでお考えください。

実は、たった3つのポイントを意識するだけで、シャンプー選びを失敗する確率がグッと下がります。

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のシャンプーに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

くせ毛にお悩みの方にはアミノ酸系シャンプー！

乾燥やダメージによって発生したくせ毛には、頭皮の皮脂の洗いすぎを防げるアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

洗浄力が穏やかなアミノ酸系シャンプーは必要以上に脂を洗い流さないので、乾燥しにくい頭皮環境に導いてくれます。

なかでもおすすめなのが以下の成分が入ったアミノ酸系シャンプーです。自分の目的に合わせて、成分をチェックしてみしょう。

\ おすすめ成分はこちら /

• つっぱりを感じる・スタイリング剤は使わない
  →グルタミン酸
  
  
• へたりやすい髪を軽やかにしたい
  →アラニン
  
  
• 夏場でも爽快感が欲しい
  →タウリン系
  
  
• ふやけたフケが気になる・スタイリング剤を使う
  →サルコシン

敏感肌の方には低刺激とうたっているシャンプーがおすすめです。

敏感肌はさまざまな刺激に対して過剰に反応してしまう状態のため、頭皮に負担をかけない成分を選びましょう。

敏感肌におすすめの成分は、洗浄力が弱い順に

• ココイルメチルタウリンNa（タウリン系：天然成分由来成分）
• ココイルグルタミン酸Na（アミノ酸系）
• ラウロイルメチルアラニンNa（アミノ酸系）
• ラウレスー4カルボン酸Na（エーテルアルボン酸系：弱酸性の石けんと似た成分）
• スルホコハク酸ラウレス2Na（スルホコハク酸系：洗浄力が高く低刺激な成分）
• ココアンホ酢酸Na（イミダゾリン系：低刺激で柔らかな泡立ちの成分）

などです。

低刺激な成分にあわせて、炎症を抑える効果が期待できる抗炎症成分配合のものを選ぶと、頭皮のコンディションが整います。

敏感肌の方の中には「天然成分」にこだわって探していらっしゃる方もいます。理由は「天然＝低刺激」だと思うから。しかし、天然だから低刺激、というわけではありません。

天然成分とはその言葉の通り、天然由来の成分というだけのこと。そして天然由来は植物由来が多く、アレルギーの元となる物質も多く存在します。

そのため、天然由来・オーガニックシャンプーに変えた途端、痒みが出てしまった…となる場合も。

そのため、アレルギー体質の方で気になるシャンプーがある場合は、「小容量のトラベル用」でテストするのが賢明です。

毎日のドライヤーやアイロンできしんだ髪には、カチオン界面活性剤をおすすめします。

カチオン界面活性剤はトリートメントにも配合されている、髪をコーティングしてくれる成分です。

髪1本1本の表面をコーティングして静電気を防止し、指通りのいいなめらかな髪に仕上げてくれます。

カラーやパーマによるダメージには補修効果の高い加水分解ケラチンがおすすめです。

加水分解ケラチンは損傷した髪に働きかけ、髪になめらかさとツヤを与えます。

補修作用以外にも、

• パサつきを抑える保湿作用
• 枝毛を防ぐ保護作用
• 乾きやすくなる速乾作用

なども期待できます。

剛毛やくせ毛には植物オイルがおすすめです。

植物オイルは硬く広がりやすい剛毛やうねりやねじれのあるくせ毛に柔らかさを与え、まとまりのある髪に導いてくれます。

シャンプーに配合されている植物オイルは、

• アルガンオイル：油分と水分のバランスを整える
• ひまわりオイル：きしみやパサつきを抑える
• マカダミやナッツオイル・ツバキ油・ホホバオイル：保湿力が高い

などです。

猫っ毛・毛が細い方はノンシリコンシャンプーがおすすめです。

シリコンはまとまった仕上がりにするキューティクルコーティング剤なので、これが入っていると猫っ毛・毛が細い方はボリュームがダウンしてしまいます。

必ずノンシリコンの記載があるシャンプーを選択しましょう。

フケやかゆみに悩む方は、基本的に選び方①で乾燥肌さんにおすすめしたアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。

ただし、ベタつきのある黄みがかったフケは菌が原因の可能性があります。この場合は殺菌効果のあるイソプロピルメチルフェノールが配合のシャンプーを選びましょう。

フケの原因が乾燥によるものなのか菌によるものなのかは、フケの状態で判断できます。原因を見極めて、状況にあったシャンプーを選びましょう。

\ フケの状態をチェック！ /

• 乾燥によるふけ：白く細かい。カサカサと乾燥しておりパラパラと落ちる
• 菌によるふけ：黄みがかった色。べとべとしていてる

気になるにおいには、抗菌・消臭効果のある有効成分が入った薬用シャンプーを選びましょう。

抗菌・消臭効果のある有効成分として、

• サリチル酸
• ピロクトンオラミン
• ミコナゾール硝酸塩

などが挙げられます。

また、薬用シャンプーでにおいが気にならなくなった後は、天然の抗菌・消臭成分を毎日使いするのがおすすめです。有効成分よりも抗菌・消臭効果が穏やかになりますが、頭皮をいたわりつつにおいのケアができます。

天然の抗菌・消臭成分は、

• 緑茶乾留エキス
• アルテア根エキス
• オウゴン根エキス
• カキタンニン
• キハダ樹皮エキス

などです。においの程度と頭皮の状態に合わせて抗菌・消臭成分を選びましょう。

抜け毛や白髪をシャンプーでケアするなら血行促進成分配合のシャンプーがおすすめです。

血行促進効果のある成分は、

• センブリエキス
• イチョウ葉エキス
• ビタミンE

などで、よく育毛シャンプーに配合されています。

しかし、抜け毛や白髪は内的要因で起こるケースも多いため、シャンプーはあくまで対策のひとつと考えましょう。

抜け毛や白髪を軽減させるためには、まずは生活習慣・食習慣の改善、精神的要因の排除などを見直すのが適切です。

シャンプーってどんなメーカーが人気なの？

と気になる方も多いのではないでしょうか。

購入者500人にアンケートを取ったところ、LUXとPANTENEが圧倒的な票を集めていました。

どちらもドラッグストア等で購入しやすく、髪の補修成分が入った商品が人気です。

ぜひチェックしてみましょう。

シャンプーで後悔しないためには以下の3つが重要なポイントでした。

あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

早速おすすめ商品をチェックしていきましょう！

他にも気にすべきポイントがあるんじゃないの？

という方も多いと思います。

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字の項目は解説済み

シャンプーの香りは、リラックスできたり気分が上がったりなどの効果が期待できるため、シャンプーの香りにも注目しましょう。

シャンプーの香りは大きく4つに分けられます。

• フローラル系（華やか）
• ハーブ系（スッキリ爽快感）
• シトラス系（爽やか）
• サボン系（失敗しにくい優しい香り）

フローラルやシトラス系は翌朝になっても残りやすいので香水を使用しない方におすすめです。反対にお出かけ前に香水を使用する人は、ハーブやサボン系の持続時間が短めの香りや香水と同じ系統の香りを選びましょう。

また、シャンプーの洗い残し具合で香りの残り方は変わります。しっかり泡立ててすすぎ残しをなくすなど、清潔に保つとシャンプーの香りも残りやすいです。

シャンプーの泡立ちが悪くても汚れが落とせていないわけではありません。

泡の種類は実際に使ってみないとわからないため、口コミを参考に自分好みのタイプか確認しましょう。

泡立ちの程度は界面活性剤の種類によって異なり、シャンプーに使われるアニオン界面活性剤は3種類です。

• アミノ酸系界面活性剤（ココイルグルタミン酸Na・ココイルグリシンK）
  マイルドな洗浄力で泡立ちは控えめで低刺激
• 高級アルコール系（ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na）
  よく使用される界面活性剤で泡立ちがよく洗浄力が強め
• カルボン酸塩（石けん素地）
  洗浄力・泡立ちともにいい弱酸性の石けん成分
•  

泡立ちがいいものは洗浄力が高いため、皮脂が多い頭皮の肌質にはおすすめですが、乾燥状態の肌質ならマイルドな泡立ちのタイプの方が頭皮状態が整います。

3種類とも洗浄力は備わっているため、肌質に合ったものを選びましょう。

解説してきた選び方で候補を絞っても決められないときは、相場の1,000~2,000円のシャンプーを選びましょう。

プチプラだと1,000円以下から2,000円ほどの商品が多くありますよ。

成分にこだわったデパコス商品や高級路線のシャンプーは、2,000円以上のものがほとんどです。

シャンプーが合うかは個人差があり、高価なものでも髪に合わない可能性があります。迷ったときは、相場に合ったものを選ぶと失敗が少ないですよ。

くせ毛対策は、シャンプーの使い方についても正しい理解をしておくことが大切です。ポイントは以下の3つです。

• お湯を使って行う予洗いはしっかり洗う（頭皮汚れの7～8割の汚れが落とせる）
• 最低5分以上洗髪に時間をかける
• 頭皮を傷付けないよう爪を立てず、指先か指の腹を使って洗う

次に手順をご紹介します。

1. 予洗い後シャンプーを手で泡立ててから頭髪に付け、優しくしっかりと洗う
2. 一通り洗い終えたらそのまま頭の頂点に向けて優しくマッサージする
3. しっかりとシャンプーを洗い流す
4. コンディショナー・トリートメントは地肌に付けず、髪先・中間・手櫛の順に塗布し、5～6分後洗い流す

マッサージは毎日2分程度続けると地肌の活性化につながります。また同時に洗いムラをなくす役割も果たしてくれますので、丁寧に行いましょう。

くせ毛用のシャンプーをご紹介しました。扱いづらくて厄介なくせ毛は、自分の髪質に合ったくせ毛対策シャンプーを正しく使うと解決できます。正しいヘアケアを心がけて、毎日のスタイリングを楽しんでくださいね。