チェーンソーのメーカーとおすすめ10選|プロ御用達のメーカーや海外ブランドまで紹介

森林の伐採・枝打ち・丸太の切断などをするときに便利な工具・チェーンソー。林業や製材業などで使われることが多いですが、最近では一般家庭でも扱いやすいコンパクトなチェーンソーも登場し、DIY用途で使う方も増えてきました。

しかし、一言でチェーンソーと言っても様々な種類があるため、どれを選べばいいのか分かりにくいですよね。チェーンソーは便利な工具であると同時に危険な工具でもあるので、しっかりしたものを選ばないと思わぬ事故に繋がるかもしれません。

そこで本記事では、チェーンソーのおすすめメーカーや商品を詳しく紹介します。国内のメーカーだけでなく海外のメーカーについても特徴を解説しているので、どのメーカーのチェーンソーがいいか迷ったときは参考にしてみてください。

KIORITZとShindaiwaの2つのブランドを持つやまびこ。KIORITZは国内向け、Shindaiwaは主に海外向けと住み分けがされています。構造は基本同じでロゴとカラー以外はほとんど違いがありません。JAでも使われている一流メーカーで、プロ用以外に家庭用の種類も豊富にあります。

日本で初めてチェーンソーを導入し、約100年もの間林業と深い関わりを持っているシングウ。林野庁や環境省といった国内の行政機関とも取引を行っており、信頼度の高さに定評があります。軽作業向きのものや女性でも扱いやすい軽量なチェーンソーも扱っているので、軽めな作業に適したチェーンソーを探しているときにおすすめのメーカーです。

マキタは国内の電動工具シェアNo.1の実力を誇るメーカーで、多くのプロも愛用しています。電動工具と同様に充電式をメインに扱っていますが、エンジン式に引けを取らないパワーを持っている製品もあるので、充電式で強力なチェーンソーを探している方におすすめのメーカーです。

ハイパワーが売りのエンジン式をメインに展開するハイコーキ。丸太のカット・薪作り・大きな木の伐採など大掛かりな作業をするときにおすすめのメーカーです。長時間作業で負担になりやすい振動を低減したモデルやエンジンの始動が楽になる機能を搭載したモデルなど、エンジン式の弱点を改善した商品を展開しています。

コスパのいいチェーンソーを扱っているメーカーとして高い評価を受けているリョービ（現在は京セラ）。チェーンソーとしては軽量なものを扱っており、軽作業から大掛かりな作業までどんな作業でも扱いやすくなっています。口コミも扱いやすさや機能性の高さを評価しているものが多いので、どれを購入すればいいか迷ったときは、リョービのものを検討してみましょう。

300年以上の長い歴史を持つスウェーデンのハスクバーナ。初心者向けからプロ向けまで幅広いラインナップを揃えているメーカーです。低排出ガスエンジン・静音設計など、環境や周囲に配慮した製品もあります。また、キックバック防止機能やメンテナンスがしやすい製品など、扱いやすいやすさにも定評があるメーカーです。

電動工具メーカーとして世界でトップクラスのシェアを誇るブラックアンドデッカー。国内のマキタと似たようなメーカーで、充電式の工具を得意としています。充電式ながら直径25cm前後の太い丸太でさえ切断できるパワフルな製品もあり、大掛かりな作業にも使えるのが魅力です。バッテリーは他の電動工具と使い回せるので、ブラックアンドデッカーの電動工具を持っているなら最優先で検討しましょう。

チェーンソーの販売台数世界No.1の実績を持つドイツのスチール。耐久性が高いことで知られ、長く使いたい方におすすめのメーカーです。エンジン式を主力に扱っていますが、始動が非常に楽なので、初めての方でも扱いやすくなっています。ネット販売をしないという企業方針から、実店舗でしか購入できないのがややネックです。

最もオーソドックスで、古くからあるガソリンエンジン式。3種類の中では一番パワーが強く、大掛かりな作業にも適しています。燃料を補給すれば長時間の作業も可能です。

排気量が大きくなればなるほど本体が重くなる・燃料の管理が面倒・排気ガスの排出や音が大きいなどデメリットも多くあります。

近年、人気と需要が増してきているのが充電式です。電源コードがないため取り回しがしやすく、エンジン式よりも音や振動が少ないため、扱いやすくなっています。

しかし、バッテリーの単価が高い・エンジン式と比べてパワーが弱い・バッテリーが切れると使えないなどデメリットも多いのがネックです。

家庭用コンセントから電源を取って使うのが電源式です。燃料や充電の必要がなく、価格が安めで本体が軽いといった特徴があります。騒音や排気ガスも出ないため、住宅街でも扱いやすいのが魅力です。

ただし、エンジン式と比べるとパワーが弱い・電源コードがある分取り回しがしづらい・コンセントがないと使えないなどデメリットもあります。

チェーンソーのおすすめメーカーについて紹介しました。チェーンソーは危険な工具ですが、正しい知識を覚えればDIYや庭での作業が捗る便利な工具です。今回紹介したメーカーはどこもおすすめのところばかりなので、気になるメーカーからお気に入りの1台を探して活用していきましょう。