自律神経に関する本おすすめ12選｜どうやって選ぶといい？小林弘幸先生の本もご紹介！

なんとなく体が不調だけど、症状が曖昧で病院へ行ってもなんと伝えればいいかわからないと感じている方は、自律神経の不調を視野に入れてみてはいかがでしょうか。自律神経の不調では症状が多岐に渡ります。

自律神経の本というと、規則正しい生活をするよう書いてあるだけだと思われがちですが、ただやみくもに生活改善を謳うわけではなく、もっと詳細で心身ともに納得できる内容の本がほとんどです。とはいっても医学書のような難解な本ではなく読みやすいです。

この記事では、自律神経に関する本について、上手な選び方や人気著作・おすすめ本などをわかりやすく丁寧にお伝えしていきます。ぜひ参考にして役立ちそうな自律神経本を選んでみてください！

自律神経とは字のごとく「自分の意志や精神とは別で自律して働いている神経」です。自律神経は内臓の動きや代謝・体温のを安定的に動かすのが役割です。心と体を活発化する交感神経と休憩させる副交感神経をスムーズに切り替えます。

自律神経が不調になると、気持ちの面では不安感や緊張感が高まって安寧な気分でなくなり、体の面では頭痛・動悸・コリ・だるさ・めまい・しびれなど不特定の不調が発生します。自律神経のバランスを整えるのはとても大切です。

自律神経に関する本を読んで具体的になにがメリットになるかをご説明します。自分自身の自律神経を整えるのを目標にして読むのがおすすめですが、家族や友人へのアドバイスの知識としても有用です。

自律神経の基本的な働きや大事さは簡単な説明でもわかりますが、もっと詳しく知るには本で知識を得るのが重要です。人はさらっと聞いただけでは他人に詳しい説明ができませんので、自律神経について家族や知人にアドバイスをする際にもよく知っておいた方がベターです。

自律神経の本には図解や細かな具体例がありわかりやすいです。

肩こりの原因ひとつを突き止めるにもいくつもの可能性がありますが、もしそれが自律神経であれば、自律神経について知っていないとよく効く対処がしにくくなります。もしかして、といった興味だけでも自律神経の本を読んでおくのが大事です。

不調への対策の方法が増えると考えて知識を吸収すると読みやすいです。

ここでは、自律神経の本を選ぶ際の決め方のヒントをお伝えします。自律神経の本を選ぶには「なにが知りたいか」「アプローチ法」「読みやすさ」「読み方」をキーポイントにすると絞りやすくなります。

自律神経についてどのくらいの深さの知識を吸収したいかで選ぶのは、基本的で簡単な方法です。じっくり学びたいのか、さっくり知っておきたいのかで選ぶ本の種類が変わってきます。

自律神経に関する解説本では、自律神経と心と体の動きの関連性の詳細がわかります。自律神経が不調になると、気分が落ち込んだり吐き気がしたりするのかなどの理由を知ることができておすすめです。

心身の不調の原因を探ってみたい方や自律神経の不調を疑っている方にも向いているのが解説本です。

文字の本より図解で頭に知識を入れたい方には、自律神経に関する図解本が合っています。自律神経の動きや心・体との関連性を目で見てわかりやすいように工夫がされています。頭痛がして文字を追うのが苦痛な方にもおすすめです。

また、誰かに説明をする際にも一緒に図解を見ながらだとやりやすいです。

自律神経の不調からくる体調不良に対して、どんなアプローチをするかを前面に出している自律神経の本も多いです。決して運動をしないと改善されないわけではなく、さまざまなアプローチ法があります。

呼吸法・ツボ押し・水の飲み方など、シンプルな日常動作で自律神経を整えたい方に向いた本です。新しい動作を取り入れるには簡単な方が始めやすく、また、続けやすいです。ツボ押しでは自律神経に効きやすいツボの解説があります。

空を見上げるようにする・指の力を抜くなど、すぐに取り入れられるアプローチ法が載っています。

新しい動作を取り入れるよりも、いつもの生活を見直す方向のアプローチがしたい方におすすめです。日々の生活で自律神経を崩しやすいスタイルだった方も正しい生活スタイルを学べるようになっています。

自律神経を整えるには、生活スタイルを立て直すことが基本中の基本なので、王道のアプローチ法が知りたい方に向いています。

自律神経を整えるのに有効な方法のひとつには運動があります。屋外でするウォーキング・ランニングや、屋内でもできるヨガ・ストレッチなどのやり方を詳しく解説しているのが運動を取り入れる系の自律神経の本です。

なかなか運動はハードルが高いと感じる方には、ヨガほど本格的な運動でないストレッチ本をおすすめします。

自律神経にプラスの作用をするような音楽を聴くアプローチもあります。音楽も自律神経を整えるのに一役買うアイテムです。CDが付録でついていたり、おすすめの曲の紹介をしていたりする本もおすすめです。

聴くだけで効果が期待できるため、忙しい方や動くのが苦手な方でも簡単に取り入れられる方法です。

近年では、塗り絵で自律神経を整えるアプローチ法も登場しています。絵柄や色選びに効果の謎が隠されているようで、認知症の予防にもいいとされています。無心になれたり楽しい気分になれたりするのが効くようです。

他にも、写経や写経と塗り絵が合体しているものもあり、自分に合いそうなものを選びやすくなっています。

本と聞くだけで興味がなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。自律神経を学べる本の中には、文字のみでなくイラストがメインの本や、すべて聞くだけのオーディオブックなどもありおすすめです。

漫画・漫画と解説で読みやすさを最も大事にしている自律神経の本があります。漫画で、さらに文字を極力少なく簡単に解説している作品もあります。漫画だと時間がなくても読みやすいので、多忙な方にもおすすめです。

手軽に簡単に自律神経について知りたい方は、漫画やイラストメインの本を選んでみてください。

オーディオブックのようにCDを聞いて本を読む形もあります。この形なら、通勤時や家事と両立して自律神経のことを学べます。聴いて理解する方が向いている方は、こういった形で読むのがおすすめです。

中には解説だけでなく自律神経にいい音楽が収録されているものもあります。

読み方にこだわって選びたい方におすすめの方法をご紹介します。紙媒体でも電子書籍でも大事なのは読みやすさです。近年では本の読み方の選択肢も増え、迷ってしまう方も多いため、それぞれの良さをお伝えします。

紙の本は従来よりの定番の読み方ができますが、もっと読みやすさを追求したい場合はサイズと見やすさにこだわってみてください。持ち運んで時間ができるたびに読みたい方は文庫本サイズを、図解などを大きな文字で読みたい方は大きめで見開きで見るタイプのものがベターです。

旅行などに持っていきたいときはカバーを付けましょう。

電子書籍で読むメリットは第一に今すぐ本を入手できる点です。夜中でも祝日でも、Amazonやアプリなどで手軽に作品を買えます。紙と違って気軽な感覚があるのもメリットです。ただ、電子書籍を読むときの目の疲れには敏感になっていた方がいいです。

使用する端末によっては紙よりも目が疲れやすくなります。

体の機能について知るなら、専門知識のある作者の本を読みたい方は多いのではないでしょうか。各ジャンルのプロであり著書が人気の方で代表的な方についてご説明します。いずれも理解しやすい本を出しています。

福永伴子先生は、東京・浜松町にある心療内科「ともえクリニック」の院長です。患者さんのストレスを考慮し、小さな箇所にまで安らげる配慮ができる先生で、読みやすそうな優しい雰囲気の自律神経本を出しています。

図解やゆるいヨガに関する本が大人気です。億劫な気分のときにも頑張り過ぎないでできる方法を紹介しています。

小林弘幸先生は自律神経の分野で第一人者と呼ばれるエキスパートです。テレビ出演や順天堂大学の医学部長を務める他、「結局。自律神経がすべて解決してくれる」などの本はベストセラーとなっています。この最新刊以外にも何冊も本があります。

また、小林弘幸先生が全面監修をしたアプリ「CARTE」があります。CARTEは指だけで自律神経の状態を可視化できる優れもののアプリです。口コミでも評判がよく、数値が低いときのアドバイスも出るようです。

柿澤健太郎先生は、国内・外問わず1万回以上の施術をしてきた理学療法士です。現在は参健堂の代表で、世界各地の駐在員を主として整体などの出張施術を手掛けています。柿澤先生の出している自律神経本はわかりやすいと評判が高いです。

日常動作のひとつひとつにまつわる筋肉の動きなどもビジュアル化しています。

体の不調が辛い場合や自律神経失調症を本気で治したいと考えている方は、本だけに頼らず医療機関を受診するのがベターです。まずは不調に合わせた科に相談してください。めまいなら耳鼻科・婦人系の不調なら婦人科・全身の不調なら内科です。

どうしても原因がはっきりしなかった場合には心療内科の受診も視野に入れると安心できます。医療機関では自律神経失調症への取り組みも積極的に行なっているので、相談だけでも気軽にしてみてください。

自律神経の本について、上手な選び方やおすすめ商品などを丁寧にお伝えしました。自律神経が関係する不調を知るには、とにかく情報を正しく取り入れるのが重要です。病院にいくほどではないと考えている方は本で知識を取り入れるところから始めてみてください！