ロードバイク用サドルおすすめ12選！ロングライドでも痛くない！コスパ最強モデルも

ロードバイクはロングライドやレースに挑戦する方にも、通勤や通学など日常使いしたい方にも選ばれる人気の自転車です。お店でサイズや乗り心地を確認してロードバイクを購入したけれど、いざ使い始めると漕ぎにくかったり、お尻が痛くなったりすることも。

そんなときはサドルの高さや角度を調整してみて、それでも合わないと感じたらサドルを交換することをおすすめします。ロードバイクのサドルは形・素材・硬さなど種類が豊富です。

ここではロードバイクのサドルの選び方や交換方法・おすすめの商品をまとめてご紹介します。自分に合ったサドルをみつけてより快適にロードバイクに乗りましょう。

ロードバイクはサドルが高く、ハンドルが低いのが一般的です。しかし、ロードバイク初心者の多くは前かがみの体勢に慣れなかったり、地面に足がつかないのが怖かったりしてサドルを低めにしてしまいます。

サドルを低くしてしまうとお尻に体重がかかりすぎ、お尻が痛くなることが多いです。サドルが高くてもロングライドではお尻が痛くなるということも。自分に合った形・サイズ・硬さのサドルに交換することでこの悩みを解決しましょう。

自分に合ったサドルに交換することで、ペダルが漕ぎやすくなり、走行パフォーマンスの向上も期待できます。安定したペダリングでスムーズに走行でき、ロングライドでも疲れにくくなります。

大会やレースでのパフォーマンスアップやタイム更新などを目的にサドルを交換するという方も。軽量タイプのサドルに変えることで車体重量をできるだけ軽くします。

ロードバイクのサドルはデザインも豊富で、人とは被りにくい個性的な色や柄のものもあります。好みの色がある方や見た目も重視したいという方はさまざまなデザインのサドルをチェックしてみるといいかもしれません。

ロードバイクのサドルを横から見ると、端から端まで真っ直ぐのフラットタイプと反りがあるラウンドタイプの2つのタイプに分かれます。フラットタイプは前傾姿勢の深さを調整したり、お尻の位置を変えたりしやすく、ロングライドでもお尻が痛くないことが多いです。

一方、ラウンドタイプは曲線状のサドルがお尻にフィットしやすく、安定したペダリングが可能になります。こちらはレースに出たり、パフォーマンスを向上させたりしたい方におすすめです。

サドルを後ろから見るとフラットなものと丸みを帯びているものがあります。フラットのサドルはお尻の位置を変えやすく、面でお尻を支えるためお尻や股間が痛くなりにくいです。

丸みを帯びたサドルはお尻がサドル中央の盛り上がった部分に固定されることで、安定したペダリングが可能になります。しかし、小さな範囲に圧が集中するため痛みが出やすい方は注意が必要です。

座面の中央部分に穴や窪みのあるタイプのサドルもあります。穴のないサドルでは股間の圧迫感や痛みが気になるという方は穴あきタイプを試してみてください。

穴あきタイプは通気性に優れている点も魅力です。ただし、坐骨や恥骨周辺に痛みが出ることもあるので、股間の痛みが気にならない方は穴がないタイプのサドルを選ぶといいです。

サドルの横幅もさまざまです。体の大きな方は横幅が広く、お尻の接地面積が広いサドルを選ぶことをおすすめします。体が小さくても、女性は横幅が広めのサドルの方がお尻がフィットしやすいことが多いです。

サドルのパッドが薄いものは硬めで反発が少なく、ペダルを回す回数が多い（速く漕ぐ）方に向いています。厚いパッドは柔らかさもあり、お尻が痛くなりにくいのが特徴です。レースに出場する方や軽量化を図りたい方はパッドなしのサドルを使うこともあります。

サドルレールの素材はスチールやステンレスのほか、軽く剛性の高いカーボン素材のものがあります。カーボン素材のサドルは少しでもスピードを求める方におすすめです。表面の素材は撥水仕様のものにしておくと雨の日も安心して使用できます。

「Fizik」はイタリアを代表するサドルメーカーのひとつで、「Selle Royal」のハイエンドブランドです。ブランドの多くの商品を熟練の職人が手作業で製造しており、高品質かつパフォーマンスの向上に役立つとしてプロにもよく選ばれています。

ハイエンドなアルミバイク量産を成功させた世界最初のメーカー「GIANT」からは、一般のライダーでも購入しやすいコスパのいいアイテムが多く販売されています。どのようなサドルが動的にフィットするかを研究し、独自のプログラムで多くのライダー・ライディングスタイルに合うサドルを開発しています。

「Cinelli」は自転車界を先導するイタリアンバイクを数多く生み出してきた有名メーカーです。使いやすさに加えてデザイン性の高さが魅力で、あまり人とは被らないカラフルな色や柄のサドルで人気を集めています。人目を引くデザインのアイテムをみつけましょう。

サドルの製造を始めて120年以上の老舗メーカー。時代に合わせて、革新的なアイデアで世界の先駆けとなる商品を生み出してきています。快適性だけでなく、シンプルでおしゃれな見た目もこのメーカーの魅力です。股間の圧迫感を抑える穴あきモデルが充実しています。

サルバトーレ・トゥルーリオ氏が長年のサドル製造の経験を活かし、2006年に立ち上げた比較的新しいブランドです。プロチームに供給し、彼らのフィードバックを参考に最高のサドルを開発しました。クッション性が高く、お尻が痛くなりにくいと評判です。

サドルの高さを変えたいときはシートクランプにあるネジを緩め、高さを調整して再度ネジで固定します。サドルの前後位置と角度はサドルとシートポストを固定するボルトを緩めることで調整可能です。

角度はこだわりがない場合は基本の水平にすることをおすすめします。ネジやボルトの締め方が甘いと危険な事故やケガの原因となるので十分注意してください。

サドル交換に必要なものはシートポストのモデルによって異なりますが、多くは六角レンチのみで作業できます。以下の手順でサドル交換してください。

1. サドルとシートポストを固定しているボルトを緩める
2. サドルをシートポストの先端（やぐら）から外す
3. 交換するサドルをやぐらに乗せてボルトを仮締めする
4. 高さと角度を調整してボルトをしっかり締める

ロードバイクのサドルはサイズや厚みだけでなく、横から見たときの反りや中央の穴の有無などで乗り心地が大きく変わります。自分の楽な姿勢やライディングスタイルに合わせて快適なサドルを選びましょう。調整や交換も簡単なのでいろいろと試してみてください。