フェアウェイウッドの名器おすすめ10選｜ランキング上位！キャロウェイの中古も

近年、男女関わらずゴルフを趣味にする方が増えています。そこで、スコアアップのためには欠かせないといわれている、フェアウェイウッドの名器について紹介します。

フェアウェイウッドとは、ティーインググラウンドからパッティンググリーンまでの間の、芝生が短く刈りそろえられた区域と定義されているフェアウェイで使われるクラブを指します。しかし、フェアウェイウッドには2番ウッドから5番ウッドまで種類があり、初心者であればどの番手を選べばいいか迷いますよね。

そこで、今回はフェアウェイウッドの種類や選び方・名器と呼ばれるクラブ・「キャロウェイ」などのおすすめブランドを詳しく解説します。人気ランキング上位の商品や初心者にもやさしいフェアウェイウッド、中古で購入できる名器もあわせて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

まずはじめに、フェアウェイウッドの種類について解説します。選ぶ番手によってスペックが異なりの2番ウッド〜13番ウッドまであります。今回は、中でも2番から5番までをそれぞれ詳しく紹介します。

2番ウッドのブラッシーと呼ばれるフェアウェイウッドは、木製のクラブヘッドがすり減らないよう真鍮でガードされているクラブです。ブラッシーの特徴としては、ドライバーよりも打球の軌道が曲がらない点です。

昔は、ドライバーの次に飛距離が出るためほとんどの方がブラッシーを持っていたといわれるほどメジャーなクラブでした。しかし、現在ではドライバーの性能も上がったため、持っている方はほどんどいません。

3番ウッドのスプーンは、ブラッシーの次に飛距離が出るフェアウェイウッドです。スプーンが出始めた当時は、ヘッドのフェースが凹凸になっていて、その形が食器のスプーンに似ているためこの名前がつきました。

3番ウッドのスプーンは初心者にもおすすめのクラブで、自身の距離感を掴むためにもスプーンを追加すると感覚を掴みやすいです。

4番ウッドバフィーは、ドライバーや3番ウッドよりもコントロールがしやすいため、、2打目〜3打目に使用される場合が多いクラブです。しかし、近年ではユーティリティと呼ばれるさらにコントロールのしやすいクラブがメジャーになっているため、4番ウッドの出番は少なくなりました。

初心者の方はまず、バフィーを使用するよりコントロールがしやすくミスショットが少ないユーティリティーを使用し、慣れてきて飛距離が欲しくなったときにバフィーを使うのをおすすめします。

5番ウッドのクリークは、フェアウェイウッドの中で最もシャフトが短いクラブです。さらに、フェアウェイウッドの中でも一番使用されているクラブでもあります。初心者の方でもコントロールしやすいのでおすすめです。

また、ゴルフ用語にはもう1つクリークと呼ばれる用語がありますが、5番ウッドは「Cleek」で、もう1つの方は、コース内の小川や小さな入江を指す「Creek」を指しています。

上記で紹介したように、フェアウェイウッドには4つの種類があります。どのように選べばいいか、以下の5つに分けて紹介します。

初めてフェアウェイウッドを購入する際に気をつけなければならないのが「シャフトの重さ」です。フェアフェイウッドは、ドライバーでのティーショットをミスショットしてしまった場合やもう少し飛距離が欲しい際に使用します。

その流れで、フェアウェイウッドのシャフトが軽いと振りずらかったり飛距離が出なかったりします。そこで、フェアウェイウッドのシャフト重量はドライバーよりも10g前後重たいものがおすすめです。

上記の番手紹介でも説明したように、5番ウッドから2番ウッドにかけて数字が小さくなるほど飛距離が出るようになっています。数字が小さいほどロフト角が小さいため飛距離が出る仕組みです。

飛距離が欲しいのであれば2番ウッド、コントロール力なら5番ウッドのように、フェアウェイウッドを使用する際の目的に合わせてフェアウェイウッドを選ぶのをおすすめします。

シャフトの硬さは、柔らかい方から順に「X(エキストラ)・S(スティッフ)・SR(スティッフレギュラー)・R(レギュラー)・A(アベレージ)・L(レディース)」と表記されています。また、シャフトの硬さをフレックスと呼びます。

このフレックスが柔らかくなるほどしなりやすくなり、ボールを簡単に遠くへ飛ばせるようになります。一般的に男性なら「R」女性なら「L」モデルがおすすめです。

ロフト角とは、ソール面と地面の角度です。角度が小さいほど低い弾道で飛ばせて、角度が大きいと高い弾道で飛距離は稼げません。

そのため、フェアウェイウッドのロフト角は15〜18度くらいがおすすめです。しかし、初心者にはコントロールが少々難しいため、練習が必要です。

初心者の方はヘッドが大きい方がおすすめです。ヘッドが大きい方がスイートスポット(ボールがフェース面に当たった際に最も飛ぶと言われてる面)と呼ばれる芯が広く、スイングの時にヘッドが揺れにくいからです。

そのため、ロングホールでのセカンドショットでは重宝されるのでしっかりとチェックしましょう。

性能を重視する方はステンレスヘッドよりもチタンがおすすめです。一概にチタンがいいとはいえませんが、ステンレスよりもミスに強くボールが上がりやすいなどのメリットがあります。価格はステンレスよりも高くなりますが重視する性能に見合っている場合もありますので、チタンモデルも検討してみてください。

ここからは、フェアウェイウッドの名器と呼ばれる人気ブランドを9つと地クラブもあわせて紹介します。プロのゴルファーが使用しているブランドもありますのでチェックしてください。

キャロウェイゴルフは、アメリカジョージア州の実業家「イリー・リーブス・キャロウェイ」が1982年にゴルフメーカー「Hickoly Stick USA」を買収し「Callaway Hickoly Stick USA」に社名を変更して始まりました。

1996年に日本法人「キャロウェイゴルフ株式会社」を設立しています。キャロウェイはドライバーのヘッドの大型化と最適重心化を成し遂げ、現在の開発トレンドを作り上げたのです。

テーラーメイドゴルフはアメリカで、1979年に「ゲーリー・アダムス」が創業しました。ゲーリーは金属製ヘッドのドライバーの発明者としても知られています。

テーラーメイドゴルフは、とてもバリエーションが豊富で初心者向けから上級者向けなどさまざまな商品を販売しています。ゴルフ用品のデザインがスタイリッシュでおしゃれなため、女子プロからの評価も高いのが特徴です。

ピンゴルフはアメリカのゴルフメーカーで、世界で初めてインベストメント鋳造を本格的に取り入れクラブの高品質化と低コスト化を推し進めました。

ゴルフクラブやバックはもちろんですが、アパレルにも力を入れている点でも注目を集めています。派手だけどおしゃれなデザインで、ゴルフを楽しみながらファッションも楽しめます。

ダンロップといえば、車用タイヤのイメージが強いですが、実はスポーツ事業も展開しています。ゴルフだけではなくテニスやバドミントンなどのラケット競技用にも用品を販売しています。

ダンロップのゴルフクラブは当たり外れがなく使いやすいので、幅広い年齢層に人気があるのが特徴です。アマチュアの選手からプロの選手まで使われています。

ヤマハは元々ピアノやギター・アンプなどの音楽機器を扱う会社でしたが、今ではバイク・ネットワーク機器に加え、スポーツ用品も販売しています。

ヤマハのゴルフクラブは打感や打球音など、我々人間の感性に訴えかける部分に優れています。ヤマハならではのフィーリングや音にこだわって作られているのです。

オノフはまだまだ歴史の浅い日本のゴルフブランドですが、「大人のゴルフライフ」・「美しいスタイル」などを掲げています。ゴルフクラブだけではなく、キャディーバック・手袋・カバーなどかわいらしいデザインの小物もたくさん販売しています。

オノフのゴルフクラブは「女性向け」・「初心者向け」・「プロ・上級者向け」の3種類の商品ラインがある点が特徴です。

ロマロ(RomaRo)は、ゴルフ用品の製造・販売を行う株式会社ロア・ジャパンの主要ブランドです。2005年創立と老舗ではありませんが、2010年に発売された名器「RomaRo Ray」シリーズが驚異的なロングセラーを誇り、その知名度を確固たるものにしました。

創業者の業界の常識にとらわれない徹底した商品開発により、鍛造チタンのカップフェースでボディはステンレスの異素材複合の組み合わせなど、ありそうでない、ロマロ独自性能が魅力のモデルを生み出しています。

コブラ(Cobra)はあまり日本では知名度がありませんが、1973年に創業し2010年にスポーツ用品でおなじみの「プーマ」の傘下になったクラブメーカーで、アメリカでは若者を中心にとても人気です。

コブラにも名器として名高い「KING LTD」や人気シリーズ「SPEEDZONE」などがあります。さらに、最新モデルでも3万円ほどで購入できるものもあり、他社の6万円のモデルと遜色ないほどよく飛ぶためコスパ最強な点が魅力です。

ロイヤルコレクション(ROYAL COLLECTION)は、1992年に創業された株式会社アドラージャパンのブランドです。「フェアウェイウッドといえばロイヤルコレクション」といわれるほど人気で、アマチュアゴルファーの憧れブランドでもありました。

そんな、ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドも「スーパーCV BBD Type-H フェアウェイ」など複数の名器があります。ロイヤルコレクションのモデルは飛距離よりもパーオン率が上がる安定性が魅力で、上級者モデルが多いですが中には初心者向けのやさしいモデル「RC STAR」もあります。

「ゴルフプレイヤー自身のプレイスタイルに最適な商品を提供し、スコアアップに繋げていく」といったコンセプトで、ベテランゴルファーからの支持も厚いタイトリスト(Titleist)。

プロゴルファーのローリー・マキロイが愛用していた909F2は、扱いが難しいですがボールが上がりやすく遠くに飛ばせられる点が特徴です。また、同じくタイトリストの名器であるTS2は、スピードにこだわって作られており、ボールを真っ直ぐ飛ばせられます。

多くのプロゴルファーに愛されるメーカーのピン(PING)。フィッティングを受けたうえでカスタムオーダーでき、自分に最適なゴルフクラブが作れるブランドです。

G20・G25がピンの名器として有名ですが、G25の後継モデルであるG410も高性能な商品です。最大初速を生み出せるよう設計されていて、ミスしてもぶれにくくなっているため初心者でも扱いやすいモデルです。

ここまで大手メーカーを紹介してきましたが、マイナーメーカーが作った「地クラブ」と呼ばれるモデルもおすすめです。中でも、東京のメーカー「ムジーク」の個性的なデザイン・低スピンが魅力の「オンザスクリューDF」や、同じ東京のメーカー「フライハイト」のやさしく高く遠くへ飛ばせる「THE G」などのモデルが人気です。

さらに、スポーツ用品でおなじみの「ミズノ」が販売する「ST200X」や、アメリカのメーカー「キャロウェイ」の「ROUGUE ST MAX FAST」も名器として名高く人気があります。ミズノ・キャロウェイのフェアウェイウッドは以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしてください。

フェアウェイウッドは、ゴルフのセカンドショットで飛距離を出すために使用します。一般的には初心者には扱いづらいといわれているフェアウェイウッドですが、スコアアップや飛距離を出すためにトライしてみるのをおすすめします。

上記でも紹介したように、初心者の方はまず番手の数字が低いものを選ぶと飛距離が出やすいです。また、シャフトが柔らかい方が降りやすいためフレックスが女性ならL、男性ならRと表記されているものをおすすめします。

「ほしい名器があるけど値段が高くて手が出ない」、そんな方は中古がおすすめです。名器は中古ではあまり出回っていないように思えますが、たとえば、安心感のある大型ヘッドでやさしさと飛距離性能に優れたピン(PING)の名器「G25」が中古で購入可能です。

さらに、テーラーメイド(TaylorMade)の名器であり飛距離性能が抜群の「ロケットボールズ（RBZ）」や、飛距離性能・コントロール性に優れプロも愛用する「M2」、初心者でもナイスショットが打ちやすいキャロウェイ(Callaway)の「ローグスター」や「スチールヘッド XR」も中古で購入できます。中古で手に入れる方法は複数あり、メルカリなどの個人間取引も可能ですが、トラブルを考慮すると中古のゴルフショップで探すのがおすすめです。

ゴルフクラブは多くの自治体で粗大ごみに分類されるので、お金を払って処分しなければなりません。まれに燃えないごみとして回収している地域もあるので、お住いの地域の回収方法を確認してから処分しましょう。不用品回収業者に有料で回収してもらう方法もありますが、やはり処分費用が掛かってしまいますよね。

新しいゴルフクラブに買い替えるとき、不要になったクラブの処分にかかる費用を節約したい方は、買取業者に依頼して買い取ってもらいましょう。処分代が浮くだけでなく、買取で得たお金を新しいクラブの費用に回せます。宅配や自宅への出張で買取を行っている業者もあるので、処分に困っている方はぜひ利用してみてください。

フェアウェイウッドは、ゴルフのスコアアップのために欠かせないクラブです。近年では飛距離を伸ばすためにユーティリティーなど新しいクラブも開発されていますが、こだわりを持ってフェアウェイウッドを使用している方も多くいます。今回紹介した名器を参考に、自身にぴったりのフェアウェイウッドを見つけてみてください。