クロスバイクのホイールおすすめ10選！おしゃれなメーカーや安い商品も｜交換に

クロスバイクは「ホイール」を交換するだけで走行性がアップします。1台のクロスバイクに対して複数ホイールを所持する方もいます。自分で交換が可能なので、クロスバイク乗りなら誰しも購入を検討する機会があるアイテムです。

クロスバイク用ホイールは、乗っているクロスバイクの特徴とホイール自体の特徴の両方を理解して選ばなければなりません。ホイール交換初心者にとって、どのホイールがコスパがいいのかわからず悩んでしまいます。

そこで、今回は、クロスバイク用ホイールの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事の最後では、ホイールの交換方法と注意点も解説しているので、ぜひご覧ください。

クロスバイクのホイールを交換すると、走りやすさやスピードアップに繋がります。劣化を理由に交換するよりもシーンごとに走りやすいものを装着するため、複数所持する方も多いです。

交換方法も難しくなく、より快適な走行を目指す方はホイール交換がおすすめです。本記事では、ホイールの選び方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしながらシーンごとに適したものを購入してください。

初めに、ホイールサイズをチェックするのが大切です。ホイールサイズは基本的に700cです。所持しているクロスバイクのホイールサイズに合わせて新しいホイールを購入してください。ホイールのサイズダウンができる場合もありますが、可否が分からない方は、自転車屋などに購入前に相談するのがおすすめです。

ホイール選びでは「エンド幅」を確認するのもポイントです。エンド幅とは、ホイールを取り付ける部分の幅を指し、リアとフロントに分かれます。ロードバイクとクロスバイクで規格が異なるため注意しながら選んでください。

• フロントエンド幅：クロスバイク100mm・ロードバイク100mm
• リアエンド幅：クロスバイク130/135mm・ロードバイク130mm

クロスバイクには、リムブレーキとディスクブレーキの2種類のブレーキがあります。互換性の問題でリムブレーキのホイールにディスクブレーキのホイールを取り付けられません。ディスクブレーキの場合はフロントエンド幅100mm・リアエンド幅145mmを目安に選んでください。

カセットタイプでもホイールの取り付け可否が異なります。カセットタイプとは変速機に関わる部品を取り付ける場所を指します。どのメーカーで何段変速なのかによって種類が異なるため、事前にチェックしてください。シマノ・スラム・カンパニョーロの3種類である場合が多いです。

コスパのいいホイールを求めるなら「アルミ製」がおすすめです。カーボン製よりも値段が安く、耐久性に優れます。劣化と摩擦が少ないのも特徴で、長期間使用し続けられるコスパのいいものを探している方にも適しています。しかし、重量が重いので長時間の乗車には疲れやすく不向きです。

疲れづらいものを求めるなら「カーボン製」がおすすめです。アルミ製よりも軽量で、踏み込みやすく疲れづらいです。衝撃減衰性能を持ち、経年劣化も遅いため長く使い続けられます。ブレーキによる消耗が強めで、雨の日は滑りやすいです。また、高価なのでコスパを求める方には不向きです。

タイヤの中心にチューブが詰められている定番のタイプが「クリンチャー」です。一般的な自転車のタイヤもクリンチャーでメンテナンスしやすいです。重量が重くなりがちですが、初心者でも扱いやすいものを求めている方は、ぜひチェックしてください。

「チューブラー」は、接着剤や両面テープでホイールに取り付けるタイプです。取り付けが難しく、扱いづらい種類でもあります。走行感が軽いため、競技でも使用されています。初心者には難しいので、クロスバイク中級者以上の方におすすめです。

「チューブレス」は、その名の通りチューブのないタイヤです。軽量で走り心地が抜群なので、レースなどでも使用されます。商品バリエーションが少なく、ホイールの相性も考慮しなければならないため、初心者には難しく感じてしまいます。タイヤ装着時に力も必要です。

走りやすさは、ホイールの外側「リム」によって決まります。「リムハイト（高さ）」と「幅」があり、見た目にも関わるため、きちんとチェックしてから購入してください。

ロングライドには35mm以下の「ローハイトリム」が風の影響も受けにくいです。平地の走行には35〜50mmの「ミドルハイトリム」、高速走行には50mm以上の「ディープリム」がおすすめです。

クロスバイクのホイールは、商品ごとにデザインやカラーが異なります。かっこいいものからおしゃれなものまで豊富なので、ぜひ所持しているクロスバイクとのバランスを考慮しながら選んでください。

グリップやサドルなども合わせてカスタマイズすれば、おしゃれな自分だけのクロスバイクにできます。

「シマノ」は、自転車と釣具を主な製造としている、大阪のアウトドア用品メーカーです。クロスバイクの定番メーカーでもあり、バリエーションも豊富です。コスパに優れたクロスバイク用ホイールを探している方は、ぜひチェックしてください。

「フルクラム」は、イタリアの自転車部品メーカーです。歴史の古いカンパニョーロの伝統を引き継いだ姉妹ブランドで、初心者からプロまで愛されています。性能の高いホイールが多いので、クロスバイク初心者から抜け出したい方におすすめです。

「カンパニョーロ」は、イタリアの自動車部品メーカーです。もちろん、クロスバイク向けのホイールの販売もしています。初心者からプロまで選べるメーカーで、コスパのいい商品もあります。デザインがおしゃれなのもカンパニョーロの魅力です。

クロスバイク用ホイールの交換方法は以下の通りです。

1. Vブレーキの場合はゴムカバーを外し、リードパイプをガイドから外す
2. キャパリパーブレーキの場合はクイックリリースレバーを外す
3. クイックリリースレバーを引き起こす
4. ナットを緩めてホイールをフロントフォークから取り外す

上記の外し方の手順と反対でホイールを取り付けます。リア・フロントどちらも手順は基本的に同じですが、リアはチェーンがあるためディレイラーを動かしながらおこないます。無理な取り外し・取り付けはホイールの歪みの原因になるので注意してください。

クロスバイクのホイール交換が難しいと感じる方は、業者に依頼してしまうのもおすすめです。サイクルベースあさひのような、自転車修理を請け負っている業者に依頼してください。依頼をすると料金が発生しますが、プロにお願いをすれば失敗も避けられます。

今回は、クロスバイク用ホイールの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。ホイールは、選ぶ際に確認をしなければならないポイントが多いです。ぜひ本記事を参考にしながら、気持ちよく走行できるクロスバイク用ホイールを購入してください。