馬油シャンプーおすすめ4選｜口コミやデメリットも【ドンキホーテにある？】

髪へのダメージが少なく、潤いを与えるシャンプーとして話題の馬油シャンプーを知っていますか。馬油シャンプーは、一般のドラッグストアで購入可能です。温泉スパや温泉宿によく置いてあり、口コミで「宿で使って使い心地が良かったので購入した。」などの声も多く見受けられます。

しかし髪がベトベトになるのではないか、馬の嫌な臭いがするのではないかなど不安もありますよね。どのようなシャンプーでも使う人によって合う・合わないがあり、馬油シャンプーも例外ではありません。馬油シャンプーの購入を検討している方は、シャンプーの特徴をよく調べてから購入しましょう。

そこで今回は馬油シャンプーのメリット・デメリット・アズマ商事の商品など、実際に購入した方の口コミと合わせてご紹介します。さらに、おすすめの馬油シャンプーの紹介、ドンキホーテで販売しているかについてもお伝えするのでぜひ参考にしてください。

馬油は約4000年前から中国で広く使われていたオイルで、中国では「マーユ」と呼ばれています。日本に伝わったのは江戸時代初期で、九州地方に「ばーゆ」として広がりました。馬油の原料は馬の腹部や首の部分の皮下脂肪から取れる動物性油脂です。

主成分はオレイン酸・パルミチン酸で、馬のたてがみに含まれるパルミトレイン酸を多めに含む製品もあります。その他の成分では、リノール酸やリノレン酸などを含み、酸化しやすいオイルです。

馬油は人間の皮脂によく似た構造を持っているため、赤ちゃんからお年寄りまで年齢や性別を問わず幅広く使えます。毛髪や頭皮に潤いを与え、頭皮の健康を保ちやすくする人気のオイルです。

馬油は人の皮脂とよく似た動物性脂質で、人の皮膚によく馴染みます。ここにはα－リノレン酸が含まれていて、血行促進効果・抗菌作用などが期待できるオイルです。馬油シャンプーは頭皮や毛髪の汚れを落とすだけでなく、毛髪や頭皮に水分・油分を補うので、乾燥しにくくなるメリットがあります。

そして頭皮や毛髪が乾燥しにくくなったおかげで、頭皮の乾燥からくる痒みを抑え、毛髪をしなやかに整える効果の期待がもてるのです。髪型を整えるのも楽になりますよ。馬油シャンプーは、乾燥肌の方や髪のおさまりが悪い方などに特におすすめです。

馬油シャンプーのデメリットとその対策を下に示しておきます。

• 値段が高い（お試しサイズで確認してから、入れ替え用の購入がおすすめ）
• 洗髪後にベタつき感がある（シャンプーのすすぎをしっかりすれば抑えられる）
• 酸化しやすい（涼しいところで保管し、できるだけ早く使い切る）

このようなデメリットもあるため、費用を抑えたい方や頭皮のべたつきを気にするような方は、他のシャンプーも併せて検討してみてください。

馬油シャンプーを使用すれば、水分の蒸発が抑えられ潤いのある頭皮や毛髪を保てます。そんな特徴から下記のような方に特におすすめのシャンプーです。

• 地肌や毛髪の傷みが気になる方
• 頭皮や毛髪の乾燥が気になる方
• 洗髪後の毛髪のまとまりが悪いと感じる方

肌や毛髪に優しいシャンプーですので、健康な頭皮や毛髪の方が使っても優しくケアしてくれます。

馬油シャンプーと聞くだけで「臭そう･･･」と思いますよね。正直昔の馬油シャンプーは嫌な臭いがしました。しかし、今では嫌な臭いを取り除く技術が進歩して、ほとんどの製品で嫌な臭いはありません。また、香料を加えていい香りのするものも多くあります。気になる方は購入前に口コミなどで調べてみるのがおすすめです。

折角の馬油シャンプーですので、馬油をできるだけ多く含む製品をおすすめします。しかし、多くの場合含まれる成分の記載はありますが量の記載がありません。一般的には成分の多い順に記載されますので、できるだけ上位に馬油が記載されているもの、できれば先頭に記載されているものがおすすめです。

シャンプーには「アミノ酸系」「高級アルコール系」「石けん系」の3つのタイプがあります。その中のアミノ酸系のシャンプーは人の頭皮や髪と同じ弱酸性で、頭皮や肌への刺激が少ないのが特徴です。洗浄力は若干劣りますが、皮脂を取りすぎず、髪の乾燥を防げます。オイリー肌で髪がべたつきやすい方には不向きです。

シャンプーにはシリコンを含んだものと含まないものがあります。ノンシリコンは低刺激でサラサラとした仕上がりになるのに対し、シリコンを含んだものはしっとりとした仕上がりです。しかしシリコンが原因で、フケや痒みが起こる場合があります。そのため、フケや頭皮の痒みが気になる方にはノンシリコンがおすすめです。

「こうね油」は馬のたてがみの生え際の皮下脂肪から抽出された油で、食用としても利用されています。馬油の中でも1頭からほんの僅かしかとれず、他の部位の馬油より融点が低く、より肌に馴染みやすい油です。高い保湿力で髪を守り、髪の乾燥が原因で起こる裂毛・切毛・枝毛などを防ぎます。

保湿するには皮脂の補充・保湿成分の補充・保湿バリアの形成などが必要です。馬油シャンプーは頭皮の油分を補い、うるおいを保ちます。保湿成分補充ではアミノ酸類が有効です。ただし、アミノ酸シャンプーは必ずしもアミノ酸類が含まれているわけではありません。保湿バリアの形成にはコラーゲンが有効です。製品に記されている特徴などに注視しましょう。

日本人の半分以上の方に多少のくせ毛があると言われています。気にならない程度ならいいのですが、髪がまとまらないなどの悩みを持っているのであればシャンプーが髪に合っていないのかもしれません。くせ毛にはケラチンの入ったシャンプーがおすすめです。

そもそも馬油自体が自然由来のものですが、さらに自然由来成分を加えて製品の独自性を出している商品もあるためチェックしてみましょう。

たとえば日高昆布エキス・ビワ葉エキス・キラヤ樹皮エキス・エンドウ芽エキス・アロエエキスなど、毛髪や頭皮の状態を守る自然由来成分があります。特に重点を置きたい部分に効果のある自然由来成分で選ぶのも1つの選択方法です。

以前はドンキホーテ独自の情熱価格で、馬油シャンプー・コンディショナーを販売していました。しかし、2022年11月現在オンラインショップでは取り扱いがありません。

その他の市販の馬油シャンプー・コンディショナーは販売している可能性があります。ただし店舗によって取り扱い状況は異なるので、店舗に確認するのがおすすめです。

アズマ商事の馬油シャンプーは温泉旅館に置いてある場合が多く、馬油シャンプーの中でも人気商品です。購入したいけど、どこに売ってるのか分からない。そんな場合には馬油シャンプーの取り扱いがある、旅館の売店・通販をチェックしてみましょう。

アズマ商事の馬油シャンプーは、主に旅館・ホテルに向けて販売しています。またAmazonでも購入できるので近くに取扱店舗がない方は、オンライン購入がおすすめです。

馬油シャンプーには天然で良質なうるおい成分が含まれ、髪の芯まで浸透しやすく頭皮環境を健やかに整えます。健康的な毛髪の成長もサポート、年齢とともに増える頭皮・毛髪の悩みが減ったという口コミも多く、薄毛や抜け毛・白髪が増えた方にも人気です。

薄毛・抜け毛・白髪に直接アプローチするのではありませんが、馬油により頭皮が保湿され、頭皮環境を整えやすくなります。馬油シャンプーの継続使用で頭皮・毛髪のうるおいやツヤが増し健康的な頭皮へ、薄毛・抜け毛・白髪悩みの軽減が期待できるおすすめシャンプーです。

馬油シャンプーと一般のシャンプーの使い方はほぼ同じですが、4と5に時間をかけるとより効果的です。

1. 髪を櫛でといて髪のもつれをなくす。（シャンプー中の髪のダメージが減る）
2. シャンプー前にシャワーで汚れを浮かす。（馬油が髪に馴染むようになる）
3. 手のひらに必要量を出し、泡立てる。（髪に優しい洗い方ができる）
4. 馬油シャンプーが頭皮全体に行き渡るよう丁寧に洗う。（頭皮をマッサージするように）
5. 一般のシャンプー以上にしっかりとすすぐ。（ベタつきが残るのはすすぎが足りないから）

シャンプー後はできるだけ早くドライヤーを使って乾かしましょう。

ここまで馬油シャンプーについて解説してきました。頭皮や毛髪にいいシャンプーを使用しても、シャンプーと相性の悪いトリートメントを使用すると、いい効果が薄れてしまいます。そうならないためにも、シャンプーとトリートメントの相性も考慮しましょう。

そこでおすすめなのが、馬油シャンプーの効果をより感じる馬油トリートメントです。馬油トリートメントは、髪をうるおいあるツヤ髪へ導きます。馬油シャンプーとの相性もいいので、ぜひ馬油トリートメントもチェックしてください。

馬の油脂からつくられた馬油シャンプーはその保湿力の高さから、髪を健康的に保つため大変人気が高まっています。髪や頭皮にも優しく、老若男女・敏感肌の方にもおすすめのシャンプーです。馬油シャンプーで頭を洗い、健康的な髪を育てましょう。